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この夜が明けるまであと百万の祈り

私が元気づけられた出来事や作品についてのメモ。最近TED聴き始めました

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ミソジニーのつくりかた

「恋愛や結婚出来ないやつは欠陥品」みたいな圧力は以前よりはだいぶ減ってるとは思うけれど、今でもそれに悩まされてる人は少なからずいる。

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「幼女戦記」  様々な魅力があるけれど「いいひと。」を思い起こさせるようなコメディ部分が一番好き

アニメ4話まで見ましたが、かなりバッサリとエピソードをカットしてきていますね。当然意図的なものでしょう。アニメは割り切って見せるものを絞ってきたな、という印象です。

アニメの「幼女戦記」は、主人公であるターニャにカメラを寄せることで、戦争の世界観や爽快な空中バトルを思いっきり見せる内容になっていると思います。アニメは絵を見せてなんぼですからその判断はとても正しいと思う。「私が原作で好きな部分」は大幅にカットされていて、悲しいといえば悲しいのですが、絞った分戦闘シーンや、主人公TUEEEEEE!が楽しめる爽快な内容になっています。

幼女バンザイ戦記 by MEGA-ほむ(2周目) アニメ/動画 - ニコニコ動画

原作、アニメそれぞれに良い点があり、一粒で二度美味しいという感じで、私は両方とも好きです。

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「バイオハザード7」感想 お前がママになるんだよ!

不満はいろいろありますが、私としては非常に面白いと思いました。
VRでプレイできるようですが、私には刺激強すぎると思うのでなくても十分だったと思います。

いろんなものが一新されていて戸惑う序盤

とにかく序盤は戸惑うことだらけでした。うまくいえませんがバイオハザードをプレイしているつもりなのに「自分の中のバイオハザードのイメージと違う」という感覚が邪魔をしてなかなか作品に入り込めず、かなりストレスを感じるプレイでした。

TPSからFPSへの視点の変更だけでなく、今までのバイオシリーズとの関連性が全く感じられない展開。知ってるキャラクターが出てこないだけでなく、時系列すらよくわからない。ゾンビは出てこないし、ストーリーも意味不明。武器も全然手に入らないのに敵は何度倒しても立ち上がって襲ってくるのでで、とにかく逃げ惑うしか出来ない。雰囲気的にはむしろSIRENSILENT HILL、あるいはサイコブレイクといった感じでしょうか。それでいて、謎解きだけは今までのバイオハザードシリーズのようにいろいろと面倒くさい(笑)。

また、慣れるまで、操作性が異常に悪く感じます。6では完全にアクションゲームだったのでダッシュや各種アクションが充実していたのに今作はそういうものがない。(今作は「設定では」主人公が軍人でもなんでもないただの一般人だからね。仕方ないね。)とにかく自分のダッシュは遅く、それでいて敵の動きは早く、振り向きなども遅いため、今までと同じレベルの敵でも非常に手間取ります。視点も安定せず、上下にぶれやすいし、苦手な人はかなり酔うのではないでしょうか。FF7のバギーですら気分が悪くなった私にはかなりきつかったです。

これが「バイオハザード」でなかったら、多分途中で投げ出していたと思います。





中盤以降はやっぱり「バイオハザード」なんだよなぁという感覚になるので、そこまで頑張って欲しい

中盤以降はだんだん馴染みの感覚に戻ってきます。武器も手に入るし、敵もちゃんと倒しながら進める。狭い範囲を行ったり来たりしながら、アイテムを収集して次のステージへの扉を開く。このあたりまで来ると、変な言い方ですが安心感がありますね。

後半は「SCP」や「コープスパーティー」などを感じさせる演出を経ながらも、しっかりと「バイオハザードをやってる感じ」が得られますし、最後の最後には、今までのシリーズ作品との関連性なども明らかになってきて、ああ、このゲームはちゃんとしたシリーズ作品だったんだなぁって感じで落ち着きます。


一周目完走した感想 ナンバリングタイトルにしてはこじんまりとしたストーリー

上で延べたように、とてもおもしろかったと思います。VRでプレイしていないせいか、「新しい体験!」ということはなく、むしr既存のゲームとの既視感を強く感じながらプレイしていました。なので新規性・革新性みたいな点については他の人のプレイ感想を読んでみてほしいと思います。

それでも、新鮮な感覚でプレイできたと思います(FPS視点のバイオハザード系作品はすでに何作品も出ていますが私がプレイするのは初めて)。グラフィックも気持ち悪いくらいリアルで、プレイしている間ずっとゲームの世界に引き込まれる感覚でした。ストーリで見ても、初代リメイク版(トレヴァー一家の悲劇)を思い起こさせるような内容であり、とても悲しいもののしっかりと成り立っていたと思います。現実と幻覚が入り混じったような奇妙な演出も、最初はただただ不愉快な感じでしたが、後半になってきてその謎が分かってくると、逆に見事なものだと思えるようになってきました。

ただ、作品ボリュームのせいなのか、いまひとつしっくり来なかった件もありますし、解決されていないままのように感じる部分があります。また、単にバイオハザードの世界観の中でも小さな箱庭の中で生き延びた、という展開であり、6などと比べると、全体のストーリーがこじんまりしているな、という感覚です。ザコ敵も2種類しか出ないしね。今までの敵をバンバンやっつけるゲームを期待すると肩透かしを食うと思う。その分リアリティにこだわったということかもしれませんが、やはり窮屈な感覚はありましたね。


一つ目の点については今後DLCで補完されていくそうですし、二点目については今後の作品展開に来たいという感じでしょうか。



……しかしこれ、やっぱり「バイオハザード」シリーズが本編以外にもレバレーションとか色々出しすぎて、全部やってないとついていけなくなってる人多いから、そういう人ももう一度どうぞ、という形を目指したのかな? 正直序盤は絶対に「バイオハザードシリーズを今までやってない人」のほうがやりやすいと思う。



すべての人におすすめできるものではないけれど、興味がある人なら絶対にやってみて損はないと思います。

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「金の国 水の国」 いがみ合っていた「国家」が素敵な結婚をする美しいおとぎ話

2016年度の「このマンガがすごい 女性一位」作品です。なので、すでに多くの人が読んでいるとは思いますし、すでに多くのところでオススメされているとは思いますが、本当に素晴らしい作品でした。私もこれは是非読むべき!とオススメしたいです。


ストーリーや設定のすばらしさもあるとは思います。でも、私がこの作品を特に素晴らしいと思うのはとあるワンシーンがとても輝いているからです。このシーンのために全てが構築されている。その構成が美しくて素晴らしい作品だなと思うのです。

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「モテない女は罪である」感想  コーラの原液みたいな男の甘ったるい願望

Bバージン」の作者山田玲司による、恋愛指南本「のような形をした何か」。この作者さんのことを知っている人にはいちいち言うまでもないとは思いますが、絶対に、女性は、最終話以外でこの本に書いてることを素直に信じてはいけません(笑)

ここで男が女に指南するモテの秘訣は、恋愛というよりもはや「介護」「治療」の考えに近いです。「伊東ライフ」の同人誌とほとんど書いてることが同じです。「セッ〇スできる母親」を目指せと言うてるのと変わりません。しかも作品中でまさにそれに類する指摘を女性側からしても男性側は否定しません。そういうバランスで語られている話です。

この本で語られていることは、確かに男が女に求めていることに間違いはないでしょう。たぶん男はこの本読んでそうそう、その通りなんだよなぁ、とか言っちゃったりするはずです。ですが、これは「原液」です。女性の気持ちをいったん完全に無視して、男が自分の願望だけを全部ぶちまけたようなものです。こんな甘ったるい願望はそのまま飲み込めるものではありません。この作品で語られるそのまんまにやったら、99%の確率で男は「だめんず」になります。あるいはすでに「だめんず」です(笑)男はたしかにこういう願望はあるかもしれませんが、実際にここまでやられたら普通の男ならドン引きします。

だから、薄めてあげてください。たまーに、気まぐれで、ご褒美としてこの本にかいて書いてることを思い出したかのように。それだけで十分すぎるほどです。まぁとにかく、ドン引きするしながら、遠間から見るくらいの距離感でよいと思います。間違ってもこの本に書いてることを実行しなくては、とか思わないよーに(笑)

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「いじめ防止対策推進法」など、いじめに関してもっと理解しておくべきこと3つ


この記事本当に素晴らしいです。この事件に感心がある方は必ず読んで欲しいです。

この記事が流し読みされるだけで終わってしまうのはあまりにもったいないので、この記事にかかれていることについて、今後同じような問題が起きた時に自分でちゃんと考えられるようにするため、ちゃんと意識しておきたいポイントを整理しておきます。

(本当に上記記事の途中で書かれていることを確認しているだけですがご了承ください)



「いじめ防止対策推進法」(平成25年10月~)は絶対に知っておきたい

「いじめ防止対策推進法」についての存在をみなさんが知って、今後の議論はこれをベースに話し合ってほしいなと思います。はてブの人たちの反応を見るに、明らかにこの法の存在を知らなかった、という人が多いと感じました。

別添3 いじめ防止対策推進法(平成25年法律第71号):文部科学省
第1 いじめの防止等のための対策の基本的な方向に関する事項:文部科学省


とくに重要なのがそれに先立って出された「早期に警察へ相談・通報すべきいじめ事案について(通知)」ですね。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1335366.htm

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/__icsFiles/afieldfile/2013/05/24/1335366_1.pdf

「いじめ」の中には、犯罪行為として取り扱われるべきと認められ、早期に警察に相談することが重要なものや、児童生徒の生命、身体又は財産に重大な被害が生じるような、直ちに警察に通報することが必要なものが含まれる。

「こういうときは直ちに通報しましょうね」とちゃんと文科省が言ってる。また、学校の中で起きたことでも犯罪行為と認定する旨ちゃんと書かれてます。
(別紙1)学校において生じる可能性がある犯罪行為等について:文部科学省

まず、学校の先生がしぶるなら、直接警察に連絡しても良い。文科省はそれを推奨しているということを知っておきたいところです。つまり「保護者の判断次第」ということになります。「学校がー文科省がー警察がー」といろいろ考えて動きにくくなる人も少なくない数がいると思うので、あくまで保護者である自分の責任なのだ、という意識を持っておきたいですね。


触法少年」と「虞犯少年」という区別についても理解しておきたい

少年事件について:検察庁

(1)犯罪少年(満14歳以上で罪を犯した少年)
(2)触法少年(満14歳未満で(1)に該当する行為を行った少年)
(3)虞犯少年(その性格又は環境に照らして,将来,罪を犯し,又は刑罰法令に触れる行為をするおそれがあると認められる少年)に区別されます。

少年事件の類型|東京永田町法律事務所

今回の問題について恐喝罪(刑法249条)にあたると指摘している人はいましたが、「触法か虞犯か」という線引をしている人はあんまりいなかったように思います。 そもそもこの線引を知らなかったことが、今回の誤解の大きな原因になっていたと思います。

「触法行為」しか知らなければ、もしいじめを行う側が狡猾な人間でわかりにくい形でいじめていたら手出しが難しいです。しかし「虞犯」という概念を持っていれば、訴え出ることができる範囲が広がります。

極端な話、目に見える暴力みたいな被害を受けた場合でなくても、はっきりとした話でなくても相談していいわけです。子供を守るための選択肢を広げたり、初動を早めるためにもこの概念も知っておいたほうが良いと思います。
(あんまりやりすぎると魔女狩りみたいになってしまうのでもちろん節度は必要ですが)


「学校警察連絡制度」の存在について、自分の家族が通っている学校はどうか確認したい

恥ずかしながら私はこれについては知りませんでした。

保護者の方は自分の子供が通っている学校に「学校警察連絡制度」が存在するかどうかを是非確認して欲しいですし、実際に高校生の方も一度確認して見てほしいと思います。

「学校と警察の連携に係る緊急調査」結果について:文部科学省

特に重要なのが、問題があった時にかなりの割合で利用されている、というデータがあるということです。つまり「他の学校でもちゃんと通報してますよ」ということが言えるわけです。*1

学校の先生はとかく「先例」がないことを嫌う生き物で何かあれば二言目には「他所ではやってない」といいます。そのくせ「先例」があるかどうかを調べることをあんまりしません。なので、「よそでもやってる」ことを示すことはとても大事です。

保護者の方も、マスコミの報道やドラマなどの影響を受けて「学校って警察と連携してない」「学校はすぐに隠蔽しようとする」というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。この事実と資料を頭に入れておくことはとても大事だと思います。

*2



というわけで、トピシュさん、今回の記事とても勉強になりました。ありがとうございます





余談。いじめの一歩手前の話として保護者の方に知っておいて欲しいことなど。

教室運営に関しては保護者の方も、しっかりした基準を持って学校を見ることが必要かなと思います。熱心なんだけれど、何の基準もないせいで自分の子供のことだけ要求だけしてしまう保護者の方が多くいらっしゃいます。世間ではモンスターペアレントなんて言われることも多いですが、個別にお話してみるとお気持ちはとても良くわかるしちゃんとお話できることが多いです。ただ、学校側の事情を全くご存じなかったり、偏った基準で物事を考えてしまう結果として学校側からするとクレーマーやモンペと同じような存在になってしまうケースもありますね。*3

なので、コールバーグの道徳性発達の6段階なんかを意識してもらったり、

「いじめはなくせると思いますか?」 ムリダナ(・×・) と思ってしまうマンガ「傷だらけの悪魔」 - この夜が明けるまであと百万の祈り

第一段階 罰と服従への志向
第二段階 道具主義的な相対主義志向
第三段階 対人的同調、あるいは「よいこ」志向
第四段階 「法と秩序」志向
第五段階 社会契約的な法律志向
第六段階 普遍的な倫理的原理の志向

「Q-U」や、各種授業診断の基準なんかを簡単に見てもらって、そういう視点から学校を評価してくださるような保護者の方が増えると嬉しいなぁとか思ったりはしてます。
http://www.waseda.jp/sem-kawamura/about/outline/

*1:「問題があった時」が母数になっているので実際には問題とされてないケースも多いでしょうが、それでも割合を考えるとかなりの数の連絡がちゃんと行われていることになります

*2:もっとも、この事件では警察に相談してもダメだったようですが……問題が根深いなぁ https://this.kiji.is/172324496345055241

*3:もちろんガチのモンペな方々もいますがマスコミが言うほどではない。むしろあの煽り、良識的な保護者が萎縮して、逆に開き直れるくらい強い人達が勢いづくからほんとにやめて欲しい……

「これは●●ではない。オルタナ・ファクトだ」のパワーワード感やばい

大拡散中のデマ「メディアがトリミングして(トランプ大統領就任式の)観客がガラガラだと報道」に注意 - NAVER まとめ

という騒動から飛び出してきたこのパワーワード。これは間違いなく流行る(確信)

トランプ大統領報道官が初会見で嘘→大統領顧問「嘘じゃない。オルタナ・ファクトだ」→Twitter炎上
トランプ報道官の「オルタナティブ・ファクト」で大喜利 「1984」との類似点も - ITmedia ニュース

「Alternativefacts」はすぐにTwitterの人気ハッシュタグになり、Twitter利用者は「タバコは人体に有益だ」「月曜日じゃない。まだ週末だ」など、自分たちにとっての「事実」を投稿し始めた。「spicerfacts」というハッシュタグも続いた。「ヨーコ・オノのせいでモンキーズは解散した」「KKKは平和的な社会奉仕団体である」などが#spicerfactsのハッシュタグをつけて広く共有された。

面白いのだけれど、これって大喜利にして笑っていれば良いというものでもなく、本気で少し心配になる。逆に言えば、これが笑い事で済むなら、それに越したことはないのですが。。。



本題はこれで終わりデス。

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