この夜が明けるまであと百万の祈り

とあるマンガ好きの備忘録です。私が元気づけられた出来事や作品について少しでも共有できたら嬉しいです

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マンガ

「憂国のモリアーティ」6巻  努力がまっとうに報われる社会を作るためにどういう手段を選択するか

おすすめ度★★★(個人的評価★★) 5巻からは「アイリーン・アドラー」が登場します。ハドソンさんも可愛いけど、アドラーのキャラ良いね!モリアーティとホームズの知恵比べ合戦も面白いし、この作品におけるモリアーティは三兄弟の三位一体なのも応用性が高…

「AV女優とAV男優が同棲する話」←このお話以外は面白いという皮肉

あー、、、うん。まあその。ノーコメントで。そういえばこの話とは全然関係ないけど「AV女優とAV男優が同棲する話」ってマンガあったよなあとなんとなく思い出したので紹介しておきます。だいぶ前(メモでは2016年10月23日)に読んだけど掲題の作品である「A…

「どるから」 ふざけた作品かと思ったらガチ経営ストーリーでめっちゃ面白かった!

おすすめ度★★★(1巻だけなら★★★★★) 空手家一人が幸せになるだけなら金なんかいらん。ただひたすら道を極めればええ。けど、周りのみんなも幸せにするには、金は大事やねん。姉ちゃん、私は偏狭で無知な若者に腹たっとんねん。よう見とけよ!300万ぽっち…

「漫画貧乏」に書かれている出版社の著作権管理のずさんさについて

合法ストアによる海賊版コンテンツの販売|佐藤秀峰|note が話題になっていますね。佐藤さんは自分が出版社から漫画を出していたときに、出版社のずさんな著作権管理の被害にあっており、そのことを著書「漫画貧乏」という作品で描いています。ブックマーク…

「十二人の死にたい子どもたち」これは絶対コミックで読むべき作品

評価★★★★(個人的評価★★★★) やっぱり、ここの人間はみんな本気だ。この集い、参加してよかった 熊倉隆敏さんの手によるコミカライズが本当にすばらしい! この作品はもともと冲方丁の原作小説をコミカライズしたものです。タイトルから見ても「十二人の怒れ…

他に何も持たなくても「人間であること」を捨てない限りは「無敵の人」とは違うと胸を張っていい

「マトリズム」の2巻を読んだ時、最後の一絞りの「人間であること」って言う表現が心に残った。 俺は麻薬ですべてを失う人間を山程見てきた。どいつもこいつも「自分には失うものなんてなにもない」と思っていたような連中だ。そんな連中から最後の一絞りの…

「この愛は、異端。」 とにかく漫画がめちゃくちゃ上手い

評価★★★★★(個人的評価★★★) 好きかどうかというとまだわからないけれど、「すごい」マンガだと思う。最近読んですごかった漫画を教えてって言われたらこれおすすめすると思う。(ただし、エロ要素が有るのでそういうのが苦手な人は注意) 昔からよくある「…

「今日からCITY HUNTER」 夢女子って作品についてこういう楽しみ方するんだなと勉強になる

息抜きに軽く作品紹介。 「夢女子」の作品の楽しみ方ってこんな感じなのか この作品が掲載されているコミックゼノンは、創刊当時はともかく、現在のメイン読者層は確実に「中年の女性」だと思います。そういう出版社から出た「CITY HUNTER」のスピンオフのた…

「ベルサイユオブザデッド」 小説家になろう的な面白さが特徴の作品

評価なし(個人的評価★★) この作品に関しては、特に作品そのものを紹介したいわけではありません。 この作品について得た感覚が面白かったので、その部分を紹介したいと思います。どういうことかと言うと、この作品ちょっと前に表紙に惹かれて買ったものの…

「放課後カルテ」16巻(完)お疲れ様でした

評価★★★(個人的評価★★★★★) 私が好きだったマンガ「放課後カルテ」の最終巻が出ましたね。放課後カルテ(16) (BE LOVE KC)日生 マユ 講談社 2018-06-13 売り上げランキング : 5723AmazonKindle by ヨメレバ表紙とタイトルで想像できる通り小学校の校医さんが…

「これがなろう勝利の理由!」 「小説家になろう」の成り立ちをちゃんと紹介しようとするメタ作品

あまり私のブログで「小説家になろう」に興味ある人いないと思いますが私はなろう系結構好きなので紹介させてもらいますね。とはいえ、ほんとに興味ある人少ないだろうから簡潔に。これがなろう勝利の理由!〜昨今のなろう批判を批判する!古参が、なろうが…

「釣りとごはんと恋は凪」は「ゆるキャン△」が好きな人にオススメ

小池田マヤさんだ。この人の作品である「聖★高校生」は私の中ではベスト5に入る傑作。 「すぎな★レボリューション」も素晴らしかった。他の人には描けない漫画を描けるすごい作家さんだと思う。といいつつ、一時期かなりはまってたはずなのだけど、久しくこ…

一昨日の「愛国」の記事についての補足

数記事前に書いた記事について、アホらしいので個別に対する言及は控えるものの書いてもないことに絡んでくるブックマークコメントをする人が何人かいたので一応補足しておきます。私は普段は、読み手が書き手の考えていたことと違った解釈をしたとしても、…

「レトルトパウチ」 童貞とか処女とか連呼しまくりのマンガ

評価★(個人的評価★)お金持ちしかいない上、「◯ックス至上主義」の学園(ちなみに名前はエリート学園)が舞台。その中で主人公はただ一人の童貞(ちなみに名前はTENGA)。ヒロインは四人しかいない処女たち。主人公と彼女たちはそれぞれこの学園でそれぞれ…

「ゴブリンはもう十分に強い」 人間と魔物の対話が成り立つ条件について

評価★★(個人的評価★★★★) 最近ろくにマンガを読んでなくて★評価をつけられる作品がほとんどなかったのだけれどこれは久々にオススメです。 (読まなくてもいい前置き)この作品のジャンルについて ジャンルとしては異世界ものでちょっと前に定番人気だった…

「障害者自立支援法」という美しい名前の法律の裏で起きた悲劇と現在の「高度プロフェッショナル制度」の問題の類似点について

「どんぐりの家 それから」を読みました。 この作品は、ろうあ者を中心にした障害者支援施設において、小泉政権下で成立し、2006年4月より施行された「障害者自立支援法」がどのような悲劇をもたらしたか。そして、それに対して当時の人達がどのように戦った…

「この第一話がすごい!」って思ったマンガやアニメ作品について

最近らーめん才遊記ってマンガをずっと読んでました。マンガとしてはすごく上手いという感じはなかったんですが、描こうとしているものが明確で、それがだいたい1巻ごとにまとまっていることもあり、とても読みやすかったです。 私はラーメン自体にはそれほ…

私が「二度目の人生を異世界で」を読んでてあまり楽しいと思えなかった理由を書きます

こんなもんか?異世界ぃ!もっとだ、もっと敵が砕ける音を、感触を、恐怖に引きつる顔を、痛みを。もっと俺を愉しませてみろ!(一巻) 私は自分が「二度目の人生を異世界で」を読んだ上で楽しめなかった理由を書きます。なので、逆に「二度目の人生を異世界…

「骨が腐るまで」 「鎖」という作品への強烈な既視感を感じさせる

この記事はタイトルが通じる人以外には全然意味がない記事なので、タイトルで「?」ってなったらそっ閉じして下さい。 普通の人が読んだら、「罪と罰」のオマージュ作品になると思う 主人公たち5人は幼い頃に共謀して人を殺し、その罪を共有して生きてきた。…

最近「コミュ障」「生きづらさ」をカジュアルに描く作品増えてきた気がする

「江波くんは生きるのがつらい」というい作品を読みました。いわゆるぼっちものですね。江波くんは生きるのがつらい (1) (まんがタイムKR フォワードコミックス)藤田阿登 芳文社 2018-02-09 売り上げランキング : 21697AmazonKindle by ヨメレバ正直言うと、…

「アスペル・カノジョ」 作者と読者の殴り合いのような関係がすごい面白い

タイトルを見て想像するとなんか「明るい記憶喪失」みたいなゆるふわな感じがしなくもないけれど、実際は、アスペルガーでは有るのだが、そこから二次障害としてメンヘラをこじらせてリストカット常習者になった少女(18歳・高校中退。障害者福祉手帳持ち…

「彼方から」5巻まで 「普通の女の子」が普通のまま頑張る姿を描く、エンパワメントに満ちた傑作

エンパワメントは、個人や集団が自分の人生の主人公となれるように力をつけて、自分自身の生活や環境をよりコントロールできるようにしていくこと http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/glossary/Empowerment.html 評価★★★★(個人的評価★★★★★) 1991年頃から…

「魔王城でおやすみ」 これもう「職人マンガ」だわ

評価★★★(個人的評価★★★) 安眠ということにかけて飽くなき追求を試みる姫の物語。 絵も可愛いし、アイデアも豊富、キャラもわかりやすい、それでいてガチの職人マンガと違って読んだ内容覚えなくてもいいユルさ。テーマが安眠なだけにいやし効果がすごいこ…

「プラチナエンド」 中盤までの茶番はあくまで意図的なもの?

友人に、なんでも願いが叶うとしたらどうしたいと聞いたことが有る。 友人はこう答えた。 「金がほしい。それがダメならブスに消えて欲しい」 どうだ、これが人間の本音だ 評価★(個人的評価なし) 8巻で前半戦が終了したのでここまでの評価を書いておくと……

「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」12巻 Amazonレビューと私の感想が違いすぎてつらみ

あのときよりはまし!どうだ、お前みたいに本性偽って仲間同士でぬるく生きてきた人間には無理だろ?2年間ただ人間強度を高め、幾千の恥と修羅場をくぐり抜けて得たメンタルを舐めるな。 評価★(個人的評価★★★★★)他人にはおすすめしないけど、一発ネタで終…

「光とともに……」完結編が出ていたのは知らなかった

評価★★★★(個人的評価★★★★★) 「光とともに……」は重度の自閉症を抱えて生まれた光と、彼を育てようと奮闘する家庭を通して、自閉症児を育てることについて深く知っていく作品。私は自閉症スペクトラム障害では有るけれども比較的軽度なものであり、生きづら…

「漫画アシスタントの日常」 漫画制作の現場を通してミドルマネジメントの価値を再確認するなど

評価★★(個人的評価★★★) 賞獲りのアマチュア作画原稿から、誌面に耐えうるプロ原稿へ進化を遂げるために2,3年しか修行できる期間が無いん!そして連載は速度も必須!アシスタントさんの力を見抜き、うまく指示出しして効率よく原稿を完成させる技術も必…

「夢で見たあの子のために」 「僕だけがいない街」の次回作。今作は「未来を想う心」が鍵になるか

評価★★★(今後さらにおもしろくなりそう) 「僕だけがいない街」と同作者のミステリー。前作の感想はこちらです。 雰囲気も「僕だけがいない街」と似てます。 大切な人を「謎の殺人犯」に殺され、その正体を突き止めようともがき続ける主人公の姿が描かれる…

「デゾルドル」 百年戦争における「バグ」としてのジャンヌ・ダルク

作品評価なし(個人的評価★) ではじめて存在を知った作品。下記リンクから1話と2話がためし読み出来ます。私は1巻の最後まで読みました。 一言で言うとジャンヌ・ダルク関連のマンガ。ジャンヌ・ダルク関連のマンガは他にもいろいろあります。下記の記事…

「シノハユ」 すごくあっさりに見えるけど「尊い」やりとりの数々がたまらなく好き

評価★★★(個人的評価★★★★) 東京に行きたいとかよりも、あの卓に座ってみたかった。 来年は座りたいな…… この作品、主人公たちの小学生時代から始まるのだけれど。登場人物の設定がどいつもこいつも重たい。主人公のシノは幸せな家庭から一転母親が理由もな…