この夜が明けるまであと百万の祈り

とあるマンガ好きの備忘録です。私が元気づけられた出来事や作品について少しでも共有できたら嬉しいです

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マンガ

「これがなろう勝利の理由!」 「小説家になろう」の成り立ちをちゃんと紹介しようとするメタ作品

あまり私のブログで「小説家になろう」に興味ある人いないと思いますが私はなろう系結構好きなので紹介させてもらいますね。とはいえ、ほんとに興味ある人少ないだろうから簡潔に。これがなろう勝利の理由!〜昨今のなろう批判を批判する!古参が、なろうが…

「釣りとごはんと恋は凪」は「ゆるキャン△」が好きな人にオススメ

小池田マヤさんだ。この人の作品である「聖★高校生」は私の中ではベスト5に入る傑作。 「すぎな★レボリューション」も素晴らしかった。他の人には描けない漫画を描けるすごい作家さんだと思う。といいつつ、一時期かなりはまってたはずなのだけど、久しくこ…

一昨日の「愛国」の記事についての補足

数記事前に書いた記事について、アホらしいので個別に対する言及は控えるものの書いてもないことに絡んでくるブックマークコメントをする人が何人かいたので一応補足しておきます。私は普段は、読み手が書き手の考えていたことと違った解釈をしたとしても、…

「レトルトパウチ」 童貞とか処女とか連呼しまくりのマンガ

評価★(個人的評価★)お金持ちしかいない上、「◯ックス至上主義」の学園(ちなみに名前はエリート学園)が舞台。その中で主人公はただ一人の童貞(ちなみに名前はTENGA)。ヒロインは四人しかいない処女たち。主人公と彼女たちはそれぞれこの学園でそれぞれ…

「ゴブリンはもう十分に強い」 人間と魔物の対話が成り立つ条件について

評価★★(個人的評価★★★★) 最近ろくにマンガを読んでなくて★評価をつけられる作品がほとんどなかったのだけれどこれは久々にオススメです。 (読まなくてもいい前置き)この作品のジャンルについて ジャンルとしては異世界ものでちょっと前に定番人気だった…

「障害者自立支援法」という美しい名前の法律の裏で起きた悲劇と現在の「高度プロフェッショナル制度」の問題の類似点について

「どんぐりの家 それから」を読みました。 この作品は、ろうあ者を中心にした障害者支援施設において、小泉政権下で成立し、2006年4月より施行された「障害者自立支援法」がどのような悲劇をもたらしたか。そして、それに対して当時の人達がどのように戦った…

「この第一話がすごい!」って思ったマンガやアニメ作品について

最近らーめん才遊記ってマンガをずっと読んでました。マンガとしてはすごく上手いという感じはなかったんですが、描こうとしているものが明確で、それがだいたい1巻ごとにまとまっていることもあり、とても読みやすかったです。 私はラーメン自体にはそれほ…

私が「二度目の人生を異世界で」を読んでてあまり楽しいと思えなかった理由を書きます

こんなもんか?異世界ぃ!もっとだ、もっと敵が砕ける音を、感触を、恐怖に引きつる顔を、痛みを。もっと俺を愉しませてみろ!(一巻) 私は自分が「二度目の人生を異世界で」を読んだ上で楽しめなかった理由を書きます。なので、逆に「二度目の人生を異世界…

「骨が腐るまで」 「鎖」という作品への強烈な既視感を感じさせる

この記事はタイトルが通じる人以外には全然意味がない記事なので、タイトルで「?」ってなったらそっ閉じして下さい。 普通の人が読んだら、「罪と罰」のオマージュ作品になると思う 主人公たち5人は幼い頃に共謀して人を殺し、その罪を共有して生きてきた。…

最近「コミュ障」「生きづらさ」をカジュアルに描く作品増えてきた気がする

「江波くんは生きるのがつらい」というい作品を読みました。いわゆるぼっちものですね。江波くんは生きるのがつらい (1) (まんがタイムKR フォワードコミックス)藤田阿登 芳文社 2018-02-09 売り上げランキング : 21697AmazonKindle by ヨメレバ正直言うと、…

「アスペル・カノジョ」 作者と読者の殴り合いのような関係がすごい面白い

タイトルを見て想像するとなんか「明るい記憶喪失」みたいなゆるふわな感じがしなくもないけれど、実際は、アスペルガーでは有るのだが、そこから二次障害としてメンヘラをこじらせてリストカット常習者になった少女(18歳・高校中退。障害者福祉手帳持ち…

「彼方から」5巻まで 「普通の女の子」が普通のまま頑張る姿を描く、エンパワメントに満ちた傑作

エンパワメントは、個人や集団が自分の人生の主人公となれるように力をつけて、自分自身の生活や環境をよりコントロールできるようにしていくこと http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/glossary/Empowerment.html 評価★★★★(個人的評価★★★★★) 1991年頃から…

「魔王城でおやすみ」 これもう「職人マンガ」だわ

評価★★★(個人的評価★★★) 安眠ということにかけて飽くなき追求を試みる姫の物語。 絵も可愛いし、アイデアも豊富、キャラもわかりやすい、それでいてガチの職人マンガと違って読んだ内容覚えなくてもいいユルさ。テーマが安眠なだけにいやし効果がすごいこ…

「プラチナエンド」 中盤までの茶番はあくまで意図的なもの?

友人に、なんでも願いが叶うとしたらどうしたいと聞いたことが有る。 友人はこう答えた。 「金がほしい。それがダメならブスに消えて欲しい」 どうだ、これが人間の本音だ 評価★(個人的評価なし) 8巻で前半戦が終了したのでここまでの評価を書いておくと……

「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」12巻 Amazonレビューと私の感想が違いすぎてつらみ

あのときよりはまし!どうだ、お前みたいに本性偽って仲間同士でぬるく生きてきた人間には無理だろ?2年間ただ人間強度を高め、幾千の恥と修羅場をくぐり抜けて得たメンタルを舐めるな。 評価★(個人的評価★★★★★)他人にはおすすめしないけど、一発ネタで終…

「光とともに……」完結編が出ていたのは知らなかった

評価★★★★(個人的評価★★★★★) 「光とともに……」は重度の自閉症を抱えて生まれた光と、彼を育てようと奮闘する家庭を通して、自閉症児を育てることについて深く知っていく作品。私は自閉症スペクトラム障害では有るけれども比較的軽度なものであり、生きづら…

「漫画アシスタントの日常」 漫画制作の現場を通してミドルマネジメントの価値を再確認するなど

評価★★(個人的評価★★★) 賞獲りのアマチュア作画原稿から、誌面に耐えうるプロ原稿へ進化を遂げるために2,3年しか修行できる期間が無いん!そして連載は速度も必須!アシスタントさんの力を見抜き、うまく指示出しして効率よく原稿を完成させる技術も必…

「夢で見たあの子のために」 「僕だけがいない街」の次回作。今作は「未来を想う心」が鍵になるか

評価★★★(今後さらにおもしろくなりそう) 「僕だけがいない街」と同作者のミステリー。前作の感想はこちらです。 雰囲気も「僕だけがいない街」と似てます。 大切な人を「謎の殺人犯」に殺され、その正体を突き止めようともがき続ける主人公の姿が描かれる…

「デゾルドル」 百年戦争における「バグ」としてのジャンヌ・ダルク

作品評価なし(個人的評価★) ではじめて存在を知った作品。下記リンクから1話と2話がためし読み出来ます。私は1巻の最後まで読みました。 一言で言うとジャンヌ・ダルク関連のマンガ。ジャンヌ・ダルク関連のマンガは他にもいろいろあります。下記の記事…

「シノハユ」 すごくあっさりに見えるけど「尊い」やりとりの数々がたまらなく好き

評価★★★(個人的評価★★★★) 東京に行きたいとかよりも、あの卓に座ってみたかった。 来年は座りたいな…… この作品、主人公たちの小学生時代から始まるのだけれど。登場人物の設定がどいつもこいつも重たい。主人公のシノは幸せな家庭から一転母親が理由もな…

「トモちゃんは女の子!」 マンガに出てくる男言葉の女の子は可愛いよね

好きな男子(ひと)に”女の子”として見られたい!! 「ボーイッシュ女子」学園ラブコメディ 息抜きで気軽に読める4コママンガの紹介。 評価★(個人的評価★★)トモちゃんは女の子!(2) (星海社COMICS)柳田 史太 講談社 2016-02-04 売り上げランキング : 72233Amaz…

「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」  ハンディキャップやコンプレックスをどのように自己表現に変えていくか

※2015年8月に書いた記事を少し修正しました。好き嫌いが別れやすい「押見修造」作品。これは作者の経験を下敷きにして描かれたそうです。これも「疎外」の話。 志乃ちゃんは自分の名前が言えないposted with ヨメレバ押見 修造 太田出版 2012-12-07 Amazon …

「マリーブランシュにつたえて」 薔薇戦争のさなかに恋に生きたお姫さまのお話

評価★★(個人的評価★★★) 薔薇戦争が題材のマンガ「薔薇王の葬列」について紹介したので ついでに、主人公が薔薇戦争時代にタイムスリップするSF作品「マリーブランシュにつたえて」をご紹介します。 こちらでも紹介されてますね。この作品ではヨーク家の血…

「かぐや様は告らせたい」9巻  ※今だとkindle unlimited読み放題対象になってるゾ

作品評価★★★★(個人的評価★★★★★) 私、この世に良い人なんていないと思っていたんです。だから会長が良い人ぶるたびに、その分心の奥底には醜い企てが有るのだと思い込んで醜い部分をあぶり出してやろうなんて思っていたんです。 でもそれはいつまでたっても…

シェイクスピア「リチャード三世」が原作の「薔薇王の葬列」について見どころを3点ほど紹介します

この身体に希望を持てるものがあるとすれば、この血だけだ。 王家の血が、この身体の罪を覆い隠す。 神にさえ罰せられないほどの権力だ。この世界は地獄だ この頭に黄金の冠を戴くまでは 作品評価★★(個人的評価★★★★)「リチャード三世」といえばシェイクス…

「ヒナまつり」の面白さってどのあたりにあるのだろうか

評価★★(個人的評価★★★★) ケンカ売ってるように思われるかもしれないけど本当にこのマンガ何が面白いの?ってのは今だに謎だ。面白さがよくわからないので最新刊まで全部読んでいる。49話の「シングルファザーの弁当ブログ」の話は、新田の哀れすぎる姿に…

「双亡亭壊すべし」 恐怖・怒り・理解と複数アプローチで「理不尽な存在」と対峙する話

評価★★★★(個人的評価★★★★) ※6巻までのネタバレがあります。最初から読みたい人はそっ閉じ推奨。私はここまでがOPだと思ってます。 OPまでに6巻をかけた作品。相変わらずの熱量です。是非ここから追いついて読んでみて欲しい!

「ドラゴン桜2」  頑張るという言葉を禁止することが合格への近道?

ドラゴン桜2は、ドラゴン桜1のころから数年後、同じ龍山高校が舞台。桜木の指導で東大合格者が出たことで人気がでて、学校偏差値もあがり、偏差値55くらいの生徒が多く入学するようになった。ピークでは東大合格者が10名出た年もあるほどに成長した。※いき…

「なぜ人を殺してはいけないのか」という問いを述べるお前は何者なのか?

人を殺してはいけない理由が思いつかない(追記 27 15:00) 急にこの話題が出たのでまず条件反射的に大江健三郎周りの話題を投げておく ぼくたちの戦争 〜 なぜ人を殺してはいけないのか? 〜 - Awa Library Report http://www.relnet.co.jp/relnet/brief/r1…

「幸色のワンルーム」 誘拐という手段を取る必然性が(今の所)全く感じられない

作品評価★なし(個人的評価:絵はかわいい) 私は西尾維新「世界」シリーズや、瀬戸口廉也「CARNIVAL」の超劣化コピーとして認識しました。やたらと実際に起きた誘拐事件と絡めて語られてますが、その方向性でこの作品批判するの、そんなに筋が良くないと思…