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自己肯定感のなさにコンプレックスを気に病むあまり、「インチキ自己肯定」に支配されないようにしたい

あれは「女子力」のイベントだった:日経ビジネスオンラインはてなブックマーク - あれは「女子力」のイベントだった:日経ビジネスオンライン


小保方晴子さんは)説明すべきポイントを説明せず、問われている質問に答えることをせず、ただただ、自分がアピールしたい話をひたすらに訴えることしかしていなかった。にもかかわらず、結果を見れば、周囲のかなりの部分の人々を説得してしまっている。

この記事を読んで「自己肯定感」についてまた考えてみたくなりました。 
前回は前向きな方向でしたが、今回はディフェンシブな方向です。後ろ向きな話が苦手な人はそっ閉じ推奨。


私は「自己肯定」というものがどういうものであるかをきちんと考えずに、なんとなく良さそうなものだからといって手放しにもちあげてみたり、自分の現状がうまくいかないときにその原因を抽象的な「自己肯定感」に持っていくのはあまり好きではありません。(出ー!しょっぱな否定から入奴―!)



なぜかというと、雑に「自己肯定感」を賛美し、それを人をはかるものさしにしてしまうと、自分に問題があるわけではないのに、自信がないからダメなんだ、と過剰に自己卑下してしまったり、もっと酷いケースになると「自己肯定っぽい」ものや「いかにも自己肯定している人」に騙されてしまうからです。 


だいぶ前にこういう記事を書きました。
「能力のあっても自己評価低い人」は「真性の中二病」に利用されることがある - Why do you need ...?はてなブックマーク - 「能力のあっても自己評価低い人」は「真性の中二病」に利用されることがある - Why do you need ...?


何が正しくて何が間違いであるかが明確でなかったり、自分自信に自信がなくて自分で何が正しいかを決められない場合、こういう行動力とか自信だけに満ち溢れたアホに引きずられてしまうということはありうる


また、「自己肯定」の仕組みについて、誤った理解のもとで努力すると、努力すればするほど、どんどん形だけ「自己肯定してるっぽい」感じになります。 でも、内面では心の底では自己肯定感が目減りしていく、ということになりかねません。 というか私はそうなりました。私は、努力の仕方を完全に間違えた結果、逆に自己肯定感低くなりすぎてのたうちまわることになりました。 どうせ頑張るなら、自分のことが好きになれる方向に努力したい。 だから、努力する前に、どういう努力するかをよく考えないといけないですよね。


なので、自己肯定ってなんなのか、について、自分なりによく考えたいです。言葉の文字面だけで、なんとなく良いものだ、と受け取り、そこから自分勝手に考えて行動しても良いことなんて何もないと思います。なので、最低でも「自己肯定」と「ナルシシズム」の区別くらいはつけて、発言できるように気をつけます。




長めですが、上の話だけだとイメージがつきにくいと思うので、「ナルシシズム」の一種、「インチキ自己肯定」について書かれている文章を印象させていただきます。

男性の中には、インチキ自己肯定をしている人が少なくない、とお話しました。
そういう男性は、無自覚にせよ「自分のありかたが正しい」と信じることで自分の心の穴を埋めようとしています。一方、女性はインチキ自己肯定すらできず「私はどこかが欠けてるんじゃないか、何か間違ってるんじゃないか…」と感じている。自己肯定していない女性は、男の「俺は、まちがっていない感」に振り回されて、こころのどこかに違和感があったり疑問や苦しみを感じたりしていても、まさか「彼の自己肯定がインチキだ」とは夢にも思わず、自分の感覚を無視してしまうんです。そして、さらに自己否定を繰り返し、おたがい無自覚な「支配・被支配の関係」に陥ってしまう。
あなたが彼と付き合っていて「二人の関係は順調で、なんの問題もない」はずなのに、「なんとなく苦しい、何かがおかしい…。でもきっと私が高望みしているだけだ」とか「そんな贅沢を言う私が悪いんだ」という感覚上がるとしたら、彼のインチキ自己肯定に振り回されている可能性があります。

覚えておいてください。「インチキ自己肯定」をしている男ほど、他人を「支配」したがるんです。自信満々で他人を支配しようとしている人を見たら「この人は、本当は自己肯定できていないんだなー」と思って、間違いないでしょう。そういう人は、相手のことを支配できなくなると、今度は相手のことを徹底的に否定し始めます。他人を否定するということは「自分を肯定できていない」証拠です。自己肯定している人は、愛せない他人のことは(自分に迷惑がかからない限り)ほうっておくことができるからです。もし彼が自己肯定できていたら、あなたは「お互いの関係」や「彼のあり方と、自分のあり方」について、苦しい思いをしていないはずなのです。

どうしてあなたは「彼のインチキな自己肯定」を信じてしまったのでしょう?あなたが彼に惹かれた部分は、彼の「自信満々感」や「仕事ができる感」や「包容力がありそうな優しい感じ」だったんじゃないでしょうか? こういう「いかにも自己肯定している感じ」は魅力的に映るものです。しかし、その「彼の魅力」は、本来は「あなたが自分自身で、しかもインチキではなく本当に、身につけたいもの」だったはずです。自分で実現するよりも「彼と結ばれる」ことで早く「そうなれる」気がしたから、彼を好きになってしまったのではないでしょうか。

あなたは「インチキ自己肯定」している男に騙されなくていいのです。だって、それはインチキなんですから。そして、実は「インチキ自己肯定」している女も、います。彼女は、自分の子供を支配しようとするのです。


耳がいたすぎて死んでしまう…。そう、私は自己肯定ができていない。
ここで書かれている男と女の、悪い面両方を自分に感じるのです。
だからこそ、こういう「インチキ自己肯定クソ野郎」「偽装」を絶対に「許す」ことができないのです。
他人を許して、そこから離れるためには、絶対にまず私自身が、正しく自己肯定することが必要で、今後はそれが私の目標。

そのためにも、自己肯定については、きちんと理解したいと思います。
もし他の皆さんにも役に立ちそうな話があればまた書きます。