頭の上にミカンをのせる

「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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私がはてブにもとめているものは「隣人」かな

「友人」ではない。

かといってただの「他人」でもない。

「共同体の一員」っていうのもちょっと違う。

なので、「隣人」くらいに考えているんだと思います。

私が友人を求めるとしたらそれはてなスターはてなブログです。

はてなブックマークに、ではありません。

はてな村なんてものは存在しません。そんなのないよ。ありえない。



言うまでもありませんが、これはあくまで私の考え方です。

以上です。



春と嘯く

「おれ、あいつらが一等好きだから秘密にしときたかった。
 冬に山菜を生やして助けてくれるし
 雪ん中で飛んでるのも……きれいだし。
 でも、あいつらはそうやってエサを集めて…生きてるだけなんだよな」

「……ふーん。何だ、わかってきてるじゃないか。
 そう ヤツらは決して友人じゃない ただの奇妙な隣人だ 気を許すもんじゃない」

「……でも」

「好きでいるのは自由だがな」

「……うん」 

雨が来る虹が立つ

「こいつはナガレモノの一種だ。
 命を持つモノでありながら、自然現象そのものに近しいモノ
 「命が有る」こと以外は、光と雨の作る「現象」である虹と同じ。

 おそらく虹蛇を作り出しアたものは、光と…光酒を含む雨だ。
 無視の生命の元となるものだ。

 ナガレモノとは洪水や鼬風と似たようなモノ。
 発生する理由はあれど目的はない。
 ただ流れるためだけに生じ 何からも干渉を受けず
 影響だけを及ぼし 去っていく。

 そういう蟲は触れれば"憑く"」

「一瞬あれの中に入った気がした……
 オヤジは……あの上昇する滝のようなものに呑まれたんだろうか
 ……俺の、自由になる相手じゃなかったか
 ……体に穴の空いたようだ いっそ、清々しいくらいだ」

夜を撫でる手

http://blog.livedoor.jp/kaigai_no/archives/38490705.html

「お前は山の王にでもなったつもりか?お前も山の一部にすぎんだろ。何で命を落とすかなど誰にも知れんよ。たとえ、それが山で最も恐れられる獣だとしてもな・・・」

「山に君臨する気分ってのはずいぶんといいもんらしいな。だが、目を覚ませ。お前は意思すら持たねえ蟲に踊らされてるだけだ。」

(闇の中では誰しも何かの幻に怯える。闇に遊び踊り戯れるは異形ばかり。もしも真に夜の異形の王が居たならやはりあんな風なのだろう)

この話からどんな教訓を受け取ればいいんだろう。

制御や理解の及ばないパワーで遊ばないように。必ず何らかの形で報いを受けます。

狩りの仕方の間違いを単に非難するのではなく狩りの代償を通して伝えたことに感嘆してる。

蟲や蟲にまつわる現象を論理的に受け入れやすく描いてるのが好きなんだ。

私にとって、はてブは蟲です。
まおゆう的な虫けらの意味でも、ネットイナゴという意味でもなく、蟲師的な「蟲」です。
自分とおなじ感覚を持つものだと思ってません。
むしろ自分と違う論理で動く、決して慣れ合うことのできないもの、くらいに思ってます。

私は自分自身について考えるときは「蟲師」より「もっけ」のアプローチが好きですが、
はてなについて考えるときだけは「蟲師」の観点を愛してます。






隣人というニュアンスを強調するのであれば「カイジ」のこれかな

57億の孤独(あかり)

いつも一本の道を想像するのだ
暗く・・・視界を殺す濃霧の中
足元にほの見える一本の道
他に何もないので仕方なくその上を行く・・・

ふと周りを見渡すと
虚空に無数の光があり
皆のろのろと前進している・・・
前進しつつ・・・
ふ・・・と何の前触れもなくつい消えたりする・・・
その時・・・理解する
直感的に・・・
「そうか・・・そういうことか・・・」
この道は死へと向う一本道
周りの明かりはおそらく人・・・
俺の心にきっと届かない・・・世界中の人・・・57億の民・・・
これが・・・この状況がこの俺のいる世界だ
その全ての飾りを取ればそういうことだ・・・
天空を行く一人一人・・・
57億の孤独(あかり)・・・!!

全ての人間に手は届かない
触れられない
離れている・・・離れている・・・全て・・・
遠く離れている・・・
出来ることは・・・
通信・・・通信だけ・・・!!

闇の中を尽きることなく交差する言葉たち・・・
繰り返される通信
その無限のやり取り

不確かで・・・心もとないその言葉たち
いくら熱心に語りかけてもそれで相手が変わるとは限らない
通信は基本的に一方通行だ
本当に自分の心が相手に届いたかどうかは誰もうかがいしれぬ

返信があったとしてもどこまで理解しての返信やら・・・
たぶん半分も理解していないだろう
しかしそれで仕方がない
通信は通じたと信じること
伝達は伝えたら達するのだ
それ以上を望んではいけない・・・理解を望んではいけない・・・!!

そう・・・理解は望めない
真の理解など不可能
そんなことを望んだらそれこそ泥沼
打てば打つほど焦燥は深まり孤独は拗れる

そうじゃない・・・
そうじゃなく打とう・・・!!
無駄ばかりの誤解続き
人間不信の元・・・理解とは程遠い通信だが
しかし・・・
打とう・・・!あるから・・・!確かに伝わることが・・・ひとつ・・・!!
温度・・・存在・・・!
生きているものの息遣い・・・その・・・儚い点滅は伝わる・・・!

佐原「カ・・・カイジ・・・ 在(い)るか!?在るか!?そこに・・・」
カイジ「在る・・・!在るぞっ佐原っ・・・!在る・・・!在る・・・!」
・・・オレは・・・佐原を救えない・・・佐原もオレを救えない・・・
絶望的に離れ離れだ・・・!なのに・・・なんだ・・・?この温もりは・・・!
胸から湧いてくる・・・この温かさ・・・感謝の気持ちは・・・
佐原が・・・佐原がただ・・・そこに在るだけで・・・救われる・・・!
奴が目の前にいないその寒々しさを考えたら・・・
今・・・見えるその存在はまさに救い・・・!
希望そのもの・・・!

そうか・・・そういうことか・・・!
分かれてなかったんだ・・・
希望は・・・夢は・・・

人間とは別の何か・・・他のところにあるような気がしてたけど・・・そうじゃない・・・!
人間が・・・人間がつまり・・・
希望そのものだったんだ・・・!