この夜が明けるまであと百万の祈り

とあるマンガ好きの備忘録です。私が元気づけられた出来事や作品について少しでも共有できたら嬉しいです。 ※記事を読まずにはてなスターを押して回る行為はお断りしております。

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It's my name

生存欲求と承認欲求の違いがよくわからない。

All communication is either a loving response or a cry for help.

「人間は、色々なことをしゃべりますけれど、本当は、二つのことしか言ってないんです。一つは……。私は、ここにいます。そして、もう一つは……。あなたが、そこにいてよかった」
「それだけですよ。でも、何度言っても、それを言い尽くせないから、みんな、しゃべるのをやめないんです」 (塵骸魔京

会話の目的が「プレゼンス」と「好意」の証明であるとするならば、挨拶とは最も短い形で会話を行うための作法(約束事)といえます。他にも、「会話の3要素」という考え方があって、そこでは会話とは「要求」「質問」「完結」でなりたっているとされます。でも、私は上の定義がものすごく好きなので、こちらを採用します。


私にとっての承認欲求とは、この「○○○、○○○、私は○○○よ!」って叫びのことです。

はてなブックマークやらスターごときで満たされるようなものではありません。
はてなブックマークやスターで満たされるのは、承認欲求ではなく、姜尚中がいうところの「アテンション欲求」だと思います。 ではでは。


カルバニア物語12巻

「座れ女王!話はまだだ!
 なぜお前にその役が務まる!?カルバニアの国主が。
 女だし、ただただ血筋が直系だというだけじゃないか
 なぜお前なんだ!?タニア。
 座って俺に聞かせろ!」


「あなたのお父様も最初はそういったわ」

「俺の…父親?」

「血筋が直系なだけじゃないかとか、
 こんなとろそうな女ごときにとか、
 私の即位にはただただ大反対だった」

「俺の…俺の父親は。
 廊下ですれ違っても 俺が誰だかもわからない」






「あなたの…お父様は、本当にふざけた人よ
 小さな時からずうっと人までは私を無視して
 誰もいないところではどうどうと嫌がらせをしたわ。
 そして、絶対に、私の名前を呼ばなかった。
 大嫌いだったわよ。いつも酔っ払ってスケベで意地悪で無責任。
 まるで悪しき大人の見本だったわ」

「王位継承問題が本格的になった頃には、
 私への攻撃もますます険悪になって」


(中略)

「だけどある日…ついに私、爆発したの。
 いつものように陰でこそこそこづかれて」

「いい加減にしてっ!!

 「おまえ」じゃない!
 いいこと!?スプーナ・フラコス。はっきり言っとくわよ
 今度私に陰でこそこそ嫌がらせをしたら、殺してやる!

 それから、私の名前は、タニア!
 タニア
 タニア
 タニアよっ!

 二度と「お前」とか「小娘」とか言わないで!!」


「ふ…ふは、は、は、は…
 そうか。おまえ…は。『タニア』…か
 …タニア……」


スプーナおじは、まるで
 夢からさめたみたいなさっぱりした表情をして
 はじめて見る人間を見るような目で私を見た。
 そして…」

「タニア。今のは…よかったぞ。
 よかった。
 よかったぞ………
 今みたいなのを、忘れるな

 なぁ、オシリス
 なるほど、これが女王っつーのも
 あんがいいいかもな」

「それ以来、私への嫌がらせも、
 おまえ、チビ、小娘呼ばわりも、ピタリと収まったわ。
 スケベで呑んだくれなのは、相変わらずなんだけど
 時々は違う顔も見せてくれるの。
 私が……どうしてこんな役を務めていられるのかは私には分からない
 だけど、結局あなたのお父様も認めてくださったことだわ。
 だから、望んで着いた場所ではないけれど、
 きちんとこの役をやっていこうと思ってるの。


 あなたも、我慢できないなら、スプーナを捕まえて怒鳴ってやれば!?
 ナジャルだ
 ナジャルだ
 おれがナジャルだって!」



「……そうか……
 そういうことができるから、彼女はあそこにいるんだな……
 ……
 しまったなあ、(あの時は見下して嫌われてしまったけれど)
 いい女じゃないか、タニア……」

スキエンティア

…わかるか?僕はハラが立ってハラが立ってしょうがないんだ。
くだらない親にも、そんなヤツらに負けてしんじまう子供にもな!
…子供は、一瞬の孤独で死を選ぶ時がある。
だから僕はこのクスリにすべてをつぎこむことに決めたんだ。
このクスリには僕のすべてがかかってる。
これで死ぬやつが出たら僕の負けなんだ。
もし一人でも死ぬやつが出たら…僕も同じ血液型なんだ。
…いいよ、飲んでも。
でも飲むなら、僕の死を引き受ける覚悟で飲めよ。
…これを渡すのは、僕にとってそれくらい重いことなんだ。


……手を出しなよ。
それがあればがんばれるっていう、あんたを信用するよ。
でも、僕に言わせたら、あんたらまだいい子ちゃんすぎるね。
…ちゃんと暴れたことあるのかよ?
ちゃんと親の前で狂ったように泣き叫んで、訴えたことあるのか?
もしいくら言ってもダメな親だったら捨てちゃえよ。
でも、言うだけ言ってみろよ

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