この夜が明けるまであと百万の祈り

とあるマンガ好きの備忘録です。私が元気づけられた出来事や作品について少しでも共有できたら嬉しいです。 ※記事を読まずにはてなスターを押して回る行為はお断りしております。

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最近のコンビニ業界について個人的に気になる5つのポイント

某記事読んでものすごく物足りなかったので、自分なりにまとめてみる。でも、コンビニ業界と牛丼業界の話については「GarbageNews」さんを定点観測するのマジおすすめしたい。私がごちゃごちゃいうより100倍詳しいです。
ガベージニュース - コンビニ アーカイブ


1つめ 増税後の各チェーンの出店計画の変化について

もたつくファミマ、快走のセブン | 企業 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
まず売上額だけで勝負するなら、当然ですが一番肝になるのは出店計画です。積極的な出店計画をたてたのは同じでも計画通り上手く行ったセブン-イレブンと、上手く行かなかったファミリーマートの比較は大変興味深いですね。また、ローソンは出店計画を抑えつつ既存点に投資することで手堅い成長を目指していることがわかります。

セブン-イレブンの今期出店計画はファミリーマートと同じ1600店でやはり過去最高。だが、出店ペースは順調
ファミリーマートは昨年度、出店数、営業利益ともに前年度を上回ったものの、当初計画は下回って着地している(出店計画1500に対し1355店、営業利益計画451億円に対し433億円)
・業界2位のローソンも今年は1100店と高水準の出店計画を掲げている。

セブン-イレブンが一人勝ちした理由として、個店あたりの収益力が高い結果、出店計画における選択肢の幅が拡がり、計画を順調が進められたことが大きいようですね。では、その「個店あたりの収益力」を支える要素としてどのような点が考えられるでしょう。

①商品力の強さはもちろん大きな要素です。同じ商品でもプレミア価格で勝負できるため利益率が高く、商品開発に回せる投資額を増やせるから商品開発力でも差をつけられるという良い循環が回っているようです。特にPB開発における協力会社との関係作りとかは素晴らしいと思います。個人的には飲むヨーグルトすごい好きです。ちょっと高くてもこれは買う。おまいらも是非飲んで見るといいです。
https://www.7andi.com/dbps_data/_material_/localhost/pdf/2014031101.pdf

②他にもドミナント戦略を元にした圧倒的なSCM力および、ITシステムの強さも昔から言われてますね。③またセブン-イレブンは、他のチェーンと違って本部から各オーナーに対しての介入が非常に強いことで知られています。フランチャイズとしてロイヤリティもらってるけど実質は直営店なみのところ多い。その代わり平均的な現場力が高いと言われていますね。②と③はなかなかわかりにくいのですが、「個店」で勝つための戦略として非常に重要だと感じます。その他、セブン-イレブンの強さあたりについては私が細々説明するよりこの本オススメ。


ちょっとヨイショ感強いですが、さらっと確認するには良い本だと思います。



2つめ コンビニ市場の飽和が近づいていることと業界再編の流れについて

サンクス、なぜコンビニ他社の“草刈り場”に?大手3社勢力増し、業界は淘汰の時代に | ビジネスジャーナル

セブンはドミナント戦略という、ターゲットにした地域を重点的に店舗展開していく戦略をこれまでとってきた。例えば13年から出店を始めている四国では重点的に出店攻勢をかけており、19年までには四国4県で520店の出店を予定している。このほかにも、愛媛県には今年3月に初出店し、高知県にも15年に出店する予定だ。

「単に大手vs.中小零細という対立だけでなく、すでに大手の一角、サークルKサンクスが他社の草刈り場になっている」ローソンやセブンのように商品開発力やチェーン展開を強化していかないと、サークルKサンクスが空中分解してしまう。競争力のある競合他社との再編を考えなければならないところまで来ている

全チェーン店合わせて50000店舗を越え、出店してない地域は殆ど無い状態になりました。此処から先の出店計画は、新規出店以上に、既存のテンポを鞍替えさせるという戦略が加速しそうですね。



3つめ 今後のコンビニのメインターッゲットについて

コンビニが若者を捨て、高齢者をターゲットにした戦略とは
コンビニ来訪客の世代分布をグラフ化してみる(2014年)(最新) - ガベージニュース

・コンビニの来客層は確実に高齢化しつつある(1店舗当たりの総来場者数は漸増、高齢者は全体に占める比率・店舗当たり人数共に増加)
・高齢層の増加傾向は人口の高齢層化、区分の変化と比較すると、増加傾向そのものは類似している
・30代-40代の利用層に大きな変化はなく、人口構成比と比べればむしろ多い傾向があった
・20代-30代の「コンビニ離れ」傾向が顕著化している
・20歳未満は2007年度を底に、わずかずつだが再び増加の動きを見せる。
・直近の2013年度では40代が大幅に増加、30代はやや伸びたものの、それより下の層での減少ぶりが目立つ

100円ショップの「高齢者の来客頻度の高さ」と比べるとまだまだ割合は小さめだが(100円ショップでは40代以降で約6割を占めている)、今後人口構成比の変化と共に確実に人数・客総数に占める比率共に増えていく

「家族をターゲットにした中食中心」→「ぼっちにやさしい」というのは去年の戦略の話であって、今年は「老人向け」「惣菜中心」になってきています。テレビCMもそういう風に変わってきていますね。今後もこの傾向は加速すると思われます。

26年度の全国消費実態調査の結果が今から楽しみですね。 統計局ホームページ/平成26年全国消費実態調査



4つめ そもそもコンビニの売上構成比ってどうなってるのかについて、またどのように変化しているかについて

大きく伸びるファストフード…コンビニの商品種類別売上の変化をグラフ化してみる(2013年)(最新) - ガベージニュース
コンビニエンスストアの商品構成別売上推移をグラフ化してみる(2014年)(最新) - ガベージニュース

食品も伸びているけれど、それ以上に「サービス」が伸びてきているのがわかります。
まだまだ額が低いとはいえ、下に書く「ネットショッピング」との戦いに勝つため今後ここが強化されていくでしょう。コンビニ店員さんますます大変に…。




5つめ ネット通販との勝負&「オムニチャネル化」について

ネット通販、スーパーやコンビニ上回り、市場規模1位~追う流通各社の課題、CtoC元年 | ビジネスジャーナル
ネット通販のコンビニ受け取り、サービス終了が相次ぐ:日日是マイレージ:So-netブログ
オムニチャネルとは?オムニチャネル化のための IT 投資

ネットと距離を置いていた流通大手各社は、ネットと実店舗を融合させる「オムニチャネル」で勝負に出る。セブン&アイ・ホールディングスは、コンビニのセブン-イレブン、スーパーのイトーヨーカ堂、百貨店のそごう・西武までグループ20社で扱う約300万商品をネットで購入できるようにする。12年度に1000億円だったネット経由の売上高を、20年度には1兆円に引き上げる計画だ。


余談 ブラック企業疑惑および訴訟案件について
これはこっそりウォチってるのでここには書きません。