頭の上にミカンをのせる

「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

最近のこのブログのお気に入りは「アークナイツ」です
アークナイツ
kindleセールの紹介
新NISA解説ブログ
発達障害

なぜ日本人は野球が好きなの? チームワークに関する3つの考え方

過去記事リターンズです。昨日の過去記事はお堅い感じだったので、今日はかるい感じの記事を引っ張ってくる。(ここから)


ドラッカーの「未来への決断」という本を読んだ。この中で、「チーム作り」における3つの考え方があるって話が面白かった。

チーム作りが流行している。結果はあまり芳しくない。最大の原因は、正しいチームは一種類という考え方にある。実際にはチームは三種類ある。それらは構造、強味と弱味、限界、条件、とりわけ何をなしうるか、何に使うかという点で大きく異なる。

今は3つに限らずもっと多様なチームのあり方が可能かもしれないけれど、少なくとも、「よいチーム」と言われたときにたったひとつしか正解がない、と思わないようにするためには、この3つの考え方を知っておくのも悪くない気がする。あなたの職場のチームは、どんなタイプですか?

第一のチームは野球型

心臓手術を行う外科チーム、フォードの組立ラインがこの野球型である。昔からデトロイトが新車開発のために使ってきたチームがこれである。選手はチームに属してプレーするが、チームがプレーするわけではない。選手のポジションは固定されている。二塁手がマウンドに立つことはない。麻酔医が看護師を務めることもない。野球では、打席に立てば孤独という。

デトロイトの新車開発チームでは、マーケティングの人間が設計の人間に会うこともなければ、アドバイスを与えることもない。設計部門は仕事をして、その結果を開発部門に廻す。開発部門も仕事をして、その結果を製造う部門に廻す。製造部門も仕事をして、その結果をマーケティング部門に廻す。


第二のチームはサッカー型

ショック症状を起こした入院患者のもとに駆けつける病院のチームがサッカー型である。サッカーでも、野球と同じように選手のポジションは決まっている。しかしサッカーの選手はチームでプレイする。デトロイトの自動車メーカーやP&Gが真似しようとしている日本の新車開発チームが、このサッカー型のチームである。この型のチームでは、設計・技術・製造・マーケティングが並列して仕事を行う。



第三のチームはテニスのダブルス型

GMのサターン事業部が期待した新しい型のチームがこれだった。少人数編成のジャズバンドである。大企業の経営陣がこの型であり、パソコンを開発したチームのような、イノベーションを生み出すチームはこの型である。このチームでは、選手のポジションは固定せず、基本のポジションがあるに過ぎない。パートナーの強みや弱みに応じ、あるいはゲームの状況に応じ、お互いをカバーする。


野球チームの強みと弱み

今日では、誰も野球型チームのことを口にしなくなった。チームの型として意識しなくなった者までいる。だが野球型チームには大変な強みがある。メンバー一人一人を評価し、目標と責任を持たせることができる。熱烈なファンが大リーガーの記録について話をするように、個々のメンバーの成果を明らかにできる。メンバーは教育訓練によって自らの強みを限度いっぱいまで伸ばすことができる。他のメンバーに調子を合わせる必要はない。スターはいかに自己中心的であっても、いかに目立ちたがりやであっても良い。

「ただし、野球型チームには柔軟性がない。何度も試合を行い、すべてのプレーヤーが全体の動きを飲み込んだ時、初めて機能する」。かつてデトロイトでこの種のチームが適切だったのはそれができたからだった。デトロイトでは、新車開発に迅速さや柔軟性は必要なかったし、期待されてもいなかった。伝統的な大量生産では、設計変更は最小限に押さえ、同一のラインを長く使う必要があった。新車購入者にとって、問題は中古車の下取り価格だった。そのため新車をご年以内に開発することは誤りだった。事実クライスラーでは、新車を出すたびに売上とシェアが下がっていった。


自分たちのチームに適した型を意識して選ぶのがリーダーの役割

これら3つの型は、いずれもチームである。しかしそれらは、行動様式の点で、あるいは何をうまく行うことが出来るか、何を行うことができないかという強みと弱みの点で大きく異なる。しかも3つの型を併用することはできない。個々のチームには、ひとつの型しかありえない。ある型から別の型への転換は難しい。

チームとは道具である。それぞれの型のチームには、それぞれ独自の用途、特徴、条件、限界がある。チームワークは善でもなく、期待すべきものでもない。単なる事実である。共に働くとき、あるいはともにプレーするとき、人は常にチームで行う。いかなる目的のために、いかなる型のチームを使うかは、困難でリスクを伴う重大な決定である。その決定は行わずに済ます訳にはいかない。経営者たるものは、この決定をいかに行うかを学ばなければならない。




あーなんかすごく文のリズムがドラッカーやわ…。タイトルは過去記事でつけていたものだけど、その考察に関する部分は今読んだら「???」な感じでした。だいたいこんな感じのことを書いていたようですが、我ながら意味不明です。

野球型チーム=長期的関係前提+ものづくり信仰+研究所の一部の人間を除きイノベーションなんて考えなくても良かった、のんびりした時代=古き好き日本の象徴だからなのかな?

と、言うわけで誰か興味がある人がいればかわりに考えてくださるとうれしいです。