頭の上にミカンをのせる

「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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自分で考えるのが怖くてしょうがないならどうするべきか

本当に「ただ自分で考えるだけ」ならバカでもできる。
というより、本当に自分だけで考えたら十中八九「ただのバカ」になる。
でも、できるなら、「ただのバカ」じゃなくて、意味のあることを言いたい。




となると「自分で、『ちゃんと』考える」必要があると思う。
自分がよく知らないことや疑問に思ったことに対して

①今までに得た経験や知識の他、さまざまな情報を踏まえつつ
②そこから自分なりに仮説立てて、
③情報あつめて、検証して
④その上で自信を持って他の人に主張できるところまでまとめる。
⑤ここから更に表現力の問題や、発想の飛躍ができるかという上級編がある

それが自分で「ちゃんと」考えるということだと思う。



逆にただ自分で考えただけで、

①の部分で経験や知識が貧弱だったり
②の部分がただの直感や思いつきでしかなかったり
③の部分の正しいやり方を知らなかったり
④の部分が訓練できていないからうまくまとまらなかったり、
⑤の部分で、頑張って伝えようとして下手くそな比喩とか例示をして話を台無しにしてしまったり

すると、たまに当たりがでることはあってもほとんどは空振りだ。
つまり「ただのバカ」になってしまう危険が高い。




私はこれが怖い。自分で考えてみた結果、「ちゃんと」が足りなくて、
その結果「ただのバカ」になってしまうのが目に見えているから怖い。

だから、ついつい人の答えに頼ってしまう。
ググって人の意見を探してからでないと自分の意見が言えない。
記事を読んで自分で考える前にはてなブックマークを見たりしてしまう。
そもそもはてなブックマークは非公開だ。

しかし怖がってばかりいるせいで、
他の人によって薄められたり保証されたことしか言えなくなる。
自分で考える習慣そものがなくなってしまう。





でも、失敗したり怖く感じるのは、
多分「いきなり」「自分一人だけで」「①②③④を全部いっぺんに」やろうとしてしまうからだと思う。
あるいはそれができていたとしても、具体的なイメージが出来ないからだと思う。
そんな状態でできるわけがない。



なので、やっぱりまず「頭のいい人(上級者)」のそばに行ってみるといいと思う。
それで、まず頭のいい人が語っていることを読みながら、
その思考の過程を自分なりに推測して、なんちゃってトレースをしてみるといいかもしんない。
できることなら、答え合わせをしてみてもいいかもしんない。

はてなには以前「コンビニ店長」という人がいて、
思考の過程を事細かに語ってくれていたけれど、あそこまで親切すぎると分で考える余地がないし、
見事すぎて、自分にはムリだってハードルが上がってしまうかもしれない。

あれを一つの答えだと思って、
他に「この人すげえなー」と思う人の文章を、
コンビニ店長の文章をイメージしながら展開できないか試してみたりするといいかもしれない。





もっといいのは、「頭のいい人」と直接会話してみることだと思う。
最初は絶対にうまくいかないけどできるところまで自分の考えを語ってみる。
そしたら、まぁ確実にバカなことしか言えないけれど、
その中に何かしら価値あるものがあれば、相手が拾ってくれるかもしれない。

①や②や③足りなければダメ出しというちょっと苦しい形になるかもしれないけれど
それでも、自分だけで考えて「ただのバカ」として完結するよりはずっといい。
さらに言えば、④の部分でフォローもらえたりしたら、ものすごい経験値になるだろう。
⑤まで見せてもらえることがあるかも知れない。 そうなったらハッピーだ。





多分応用編である⑤以外は、英語を学習する時とあんまり変わらない。
英語は、①~②の部分である、単語や語法や文法についてある程度練習して身につけた後は
とにかく今できないことはしょうがないのだから、どんどん間違えて
「言いたいことはわかるがこう表現した方がいい」という微修正を受けながら数をこなすべきだろう。







「ただのバカ」になることを恐れないで自分よりすごいやつにどんどん絡みに行く。
そんで、どんどん「バカ」なことを書きまくって、ダメ出しされて、そこから学んでいく。
それが出来る人が、結局最後には勝つ。もし学習能力のある青二才がいたら、そいつが最強だ。

うん。そうなんだよ。そして、そうなりたい。・・・うん。