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グリザイアの果実 アニメ6話 榊由美子ルート・・・なのか?

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すみません、事前の予想を完全に裏切られました。完全敗北です。

まさかのオリジナル展開 & 草なしでは見れないギャグ展開www

シリアスな音楽が流れるシーンでも、展開の強引さが祟ってしまい、
かえってギャグにしかならないというとんでもないAngelBeats!中盤の悪夢再び。
(※個人的にはAngelBeats!はかなり好きな作品です)



これでは、解説すらできない。

アニメで榊由美子を好きになった人には、「原作やってください」としか言えない。

さすがにフォローのしようもないけど、もしかしたら後で何か書くかも。


みちるルートについては前にこういうことを書いたわけですが・・・今回はみちるルートと違って、完全に②ですね。

「グリザイアの果実」は原作で40時間~60時間くらいかかる作品です。さらに「迷宮」「楽園」の情報を意識するとさらに分量が多くなります。
参考までにプレイ時間40時間というのはどのくらいかというとfate stay/nightのセイバールートと凛ルートと桜ルートの真ん中くらいまで進んだくらいの分量あります。fateアニメはセイバールート24話+凛ルート24話+桜ルート映画版でようやく収まるか、と言われていることを考えると、本来60話分程度の量があることになります。

これを13話で収めようというのはかなり無茶ぶりです。ではどうするか。

①5人分ヒロインがいるから一人のキャラに絞って攻略する 
→この作品に関しては「楽園」の設定を知っていると根本的に不可能。もちろん、この作品に愛がなくてとりあえず「果実」のキャラでアニメやりゃいいんでしょって人ならそれもあり。 というか以前はほんとにそういう感じのアニメ化があってだな。でもこの作品ではその方法は回避されています。


②5人分攻略するけど尺の問題あるからシナリオを別物に改変して短くする
→正直こうするしかない、と思ってた。根本設定の幾つかを削り、描写としてインパクトがある部分を並べるダイジェスト版にする、という感じですね。だって物理的に5分の1に削れって言われたらそうするしかないやん?


でも蓋を開けてみると「13話になんとかおさめきってやる!」「それでいて原作プレイした人も初見の人も満足させてやる!」という意気込みをもって作られていると感じます。きっちり原作厨が見ていても満足できる内容になってるのほんとすごい。というかぶっちゃけ原作においては「みちる」ルートはあんまり好きじゃなかったんですがなんだかアニメ見てたら普通にいい話のような気がしてきた。ただ取捨選択が上手いだけでなく、原作の雰囲気にそった演出の追加とかあってニヤッとします。

原作と全く違うけど違う過ぎて別ものとして観るとまぁこういうのもあり…なのかな?

原作プレイ済で榊由美子ルートが好きな人、アニメで榊由美子を好きになった人には本当に悪夢でしょうけれど。