この夜が明けるまであと百万の祈り

とあるマンガ好きの備忘録です。私が元気づけられた出来事や作品について少しでも共有できたら嬉しいです。 ※記事を読まずにはてなスターを押して回る行為はお断りしております。

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制作進行の各仕事とSHIROBAKOの対応関係

「アニメを仕事に!」読みました。

とりあえず、仕事の目次を作りましたので、
誰かSHIROBAKOの各話と対応させてください。

3話までについてはけいろーさんが一晩でやってくれています。
「制作進行」ってどんな仕事?(『SHIROBAKO』『アニメを仕事に!』より) - ぐるりみち。


けいろーさんでもいいし、他の人でもいいから、誰かやってくれー。頼むー。
私この作品は途中まで録画してなかったんや…。



1 シナリオUP



2 絵コンテUP



3 カット割り振り



4 設定準備



5 作画監督打ち(作打ち)
 →原画マンへのスケジュールの伝達
  (L/O、原画についての初回収の確認、回収時間など)



6 L/O(レイアウト)回収 
  L/O製作チェック
  L/O演出チェック
  L/O作監チェック
  原図出し
  L/O戻し


7 原画回収
  原画製作チェック
  原画演出チェック
  原画作監チェック


8 色美打ち
 (背景と色についての打ち合わせ。カメラワークやアングルも)



9 動画発注
  動画上がり
  動画チェック



10 色指定入れ
   仕上げ入れ(デジタル彩色)
   セル検査
   仕上げ回収



11 BG(背景)回収



12 撮打ち(撮影監督と演出で、撮影処理の打ち合わせ)
   撮入れ(背景と仕上げが上がったら、撮影に入る)
   ラッシュ回収とラッシュチェック

 ※香盤表の用意
   撮影の順序、出演者の出入り時間、撮影場所など、細かい撮影計画を1表にしたもの。
   これによってスタッフは制作の進行やセットの準備などのスケジュールを把握する重要なもの


13 編集室入れ
   編集前準備

 ※編集権を誰が持つかは重要


14 AR(アフレコ)前準備
   AR実施
   リテイク出し


15 DB(ダビング)前差し替え
   DB実施



16 V編(ビデオ編集)前差し替え
   V編



17 完パケ



18 試写

タイトルの“SHIROBAKO”は、映像作品が完成したときにスタッフに配布される白い箱に入ったビデオテープ「白箱」のこと。

   各セクションへの挨拶
   素材整理
   作業報告書作成





「アニメを仕事に!」では
それぞれの段階がわかりやすく説明されているだけではなく、

①それぞれの段階で、制作進行はどう関わるのか

②さらに、一般的な制作進行を越えて、レベルアップするために必要な
 「暗黙の実務」についての貴重なアドバイス

③制作進行の楽しさ、やりがい、そしてその先のキャリア

についても著者の方の経験から詳しく書かれているので、とても興味深いです。





「SHIROBAKO」1期では①の部分が描かれていたと思います。
制作進行からみたアニメ制作現場。
製作進行はとっても大変で、こなすだけで精一杯。
そんな中、制作進行「以外」のみんなはそれぞれ少しずつ何かを掴んで前に進んでいってる。
では、宮森は?宮森自身はどうしたいのか?
宮森の可愛さはもういやになるほど伝わったけれど、
宮森はまだ何かを掴みきれていない。宮森自身の物語はまだ動き出していない。



1期で終わりだったら、まさしく「宮森の冒険はいまはじまったばかりだ」な感じなのですが、



幸福なことに、この作品はちゃんと2期があります。
つまり、宮森自身の物語もちゃんと描かれることになるということです。
宮森にとっての②の部分や、それよりも大事な③の部分ですね。
彼女がどのように②や③を掴んでいくのか、
どうやって、彼女が自分なりの「アニメ」との関わりを見出していくのか。
それは別業種ながらも、仕事をやってる人間として、とても興味深いです。



というわけで「SHIROBAKO」は2期からが本番! とっても楽しみにしています。




余談。
なんかねー、「SHIROBAKO」見てたら、無性に「いいひと。」読みたくなってきた。

このマンガの13巻、就活につかれた学生さんにはぜひ読んでもらいたいです。

就活のための方法じゃなくて、就活についての固定概念から自分を解放するためにとても良いです。

バブル崩壊後直後に描かれた作品ですが、就活時の私も、今の学生さんも、
この作品で描かれているようなところから、大して進んでないです。

そのことに気づいて憂鬱な気分になったりしますが、読後感はなかなかスッキリします。
この漫画は私の中ではベスト3に入る超名作なので、別の場でまた紹介したいなぁ。