この夜が明けるまであと百万の祈り

とあるマンガ好きの備忘録です。私が元気づけられた出来事や作品について少しでも共有できたら嬉しいです。 ※記事を読まずにはてなスターを押して回る行為はお断りしております。

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亜人ちゃんは語りたい

センセー私達みたいなのを「亜人」って呼ぶでしょ?
私もセンセーに合わせてたけどさ。
そもそもその言い方が古い!
「あじん」って響き、カワイくないでしょ?
教科書っぽい言葉だし!
だから女子高生とか若い子の間ではね「デミ」って言うの!

あーこれ面白い。
亜人研究を志す主人公が、亜人ちゃんたちにインタビューしてく話なんだけど。


亜人ちゃんかわいい!

二次元でよくあるサキュバスとかドラキュラとかデュラハンとか雪女などに対して
こちらも「なんとなく知ってる。こんなもんかな」ってお約束でスルーしてて、
亜人ちゃんたちも「自分のことだから当たり前」って深く考えてないものを
会話の中で言語化していくってプロセス。

種族差ゆえの感覚の違い、逆に種族が違っても共通してるところを
言語化することで言う方も聞く方も把握していき、打ち解けていく。
打ち解けていくごとに、他の人には見せない要素を晒してくれるようになる。

「ぬーべー」みたいなバトルなんてなくても
異種族の女の子と触れ合うってだけでも充分おもしろいやん?


そんなわけでおっさんとお年ごろの女の子の恋愛ごっこみたいな感じなんだけど
①先生と生徒の壁
②研究者とインタビュー相手という壁
③人種差

という三重のフィルタがあるので
重苦しい恋愛にはつながっちゃうような雰囲気もないし、
純粋に会話と女の子の可愛さを楽しめる設計になっててよい。

(「ひよ恋」とか「みまん恋愛」とか「甘々と稲妻」とかもスキだけど、
 どーしても男女の好き嫌い入るとそっちにウェイトいっちゃうからね…)

もちろん女の子の可愛さを引き出すために主人公に好意をもってもらう必要はあるけど、
主人公はそっち方向にまったく興味ないってのが一番大事かな。

そう!それ!それ!その感覚!!

ねぇねぇおどろいた?おどろいた!?

直接言葉をかわせないのはメールに似ているけれど
彼女はそこにいるし触れられる。この距離感はちょっとクセになる

シリアス要素もしっかりしてる

もちろん、ただお気楽な話だけでもなくて、こういう話もあります。
ささいな悪口を言われたことを「自分が亜人だから」と思いつめてしまう子がいる。

今まで出会った亜人たちは、その声質を受入れて生活していた。
だが当然、亜人であることに折り合いがつかず苦しむ子もいる。当然だ。
そうなるとささいな悩みでもそれが亜人特有のものなのかどうかがわからず
精神的に不の連鎖に陥る。
他人と距離をとり、相談相手がいなければなおさらだ…

ネットでもいますよね。
悪いことはなんでも○○○のせいだからとかいってみたり、
自分が叩かれたのは自分の文章がまずかったことがウェイトの8割くらいなのに、10割全ての原因が「○○○の話題をしたから叩かれたんだ」と勘違いしちったり、ちょっとした悪口や批判でも、自分の存在そのものを否定されたかのように感じてしまう人。

そういうのを頭が悪いというのは簡単だけど、認知の歪みってだれにでもあるし、私だってやはり弱いところを突かれると、防衛反応が暴走してしまう。ネガティブな反応に常に正確に対応できるひとなんてなかなかいない。


こういうところにちゃんと切り込んでいってます。
そして、その展開がまた素晴らしい。


私は他にも「放課後カルテ」とか「VIVO!」とか「家栽の人」とかみたいな
教師が生徒や子供の問題と向き合って解決していくマンガがすごく好きなのですが
この作品の場合、教師主導ではなく、教師は教師でちゃんとバックで控えているけど
生徒同士がぶつかりあって問題を解決していくのをサポートするという展開になってて
よりすきな「いいひと。」とか「柳原教授」を思い出しました。 

すみません該当の作品読んでない人にはなにいってんのかよくわからないと思いますが、
要するにものすごく好きってことです。

「実は私は」が来期アニメ化するそうですが、この作品もアニメ化してくれないかなー。




余談。

すげーなー = すごいな+でも自分には関係ないな+まきこまれたくないな

声をだして笑った。