この夜が明けるまであと百万の祈り

私が元気づけられた出来事や作品についてのメモ。最近TED聴き始めました

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「いきなり100%与えようとし、100%を返してもらおうとするのは、幼い子ども」

「自分を出しきる」みたいなの、聞こえはいいけれど相手は別にそんなもの求めてないかもしれない。
いきなり100%をぶつけたら、相手はなにかしら反応は返ってくるかもしれないけれど。
きっとそれは自分が期待してたものじゃない。相手が100%で返してくれると思うのは傲慢にすぎる。

1%のやりとり、5%のやりとり、それぞれ場や相手に合わせたやりとりがある。
常に自分を過剰にさらけ出したり、相手から過剰に引き出したりしようとするのは、ちょっとこわい。


・某増田記事のブコメで紹介されていた「なぜいつも、あなたの恋愛はうまくいかないのか」という本を読みました。

副題は「アダルトチルドレンの恋愛と結婚の神話」。つまり、一般的な話ではなくてあくまでアダルトチルドレンに関するお話。アダルトチルドレンにはいろいろな定義があるが、ここでは「機能不全家庭で育った子供に共通する特徴を持つ人」を指しています。というわけで、機能不全家庭で育った人が「傾向として」どういう特徴を持ちやすいのか、それが恋愛や結婚においてどういう影響をあたえるのかについて書かれてます。

というわけで、ACについて13の特徴を挙げているのだけれど、正直必ずしも頷ける内容ではない。一応最後にまとめるけど個人的に大事だなと思った2つの項目だけピックアップしておきます。

ゆっくりと関係を築きあげていくことに耐え切れない。

いい関係はゆっくりと出来上がる。機能不全もまたゆっくりと悪化していく。恋愛や結婚においてもっとも重要なのは道程だ。気長にやることは難しいが、ほかに方法は無いのだ。普通の人は、物事をゆっくり進めるほうが自然だ。恋愛初期は、彼らは10%から15%しか関わらない。だが恋愛が育つにつれて次第に関わり方も深まってくる。時が立つにつれて自然に、だんだん深く関わるようにすれば良い。

いきなり100%与えようとし、100%を返してもらおうとするのは、幼い子どもだ

相手を理解することも、相手に理解されることも、すべて性急で衝動的。
ちょっとでも理解されないことに耐えられない。
それでいて相手のことは最初の理解で100%だと思ってしまう。

100%の相手と出会うことを求めていいのは村上春樹の小説だけだし、
あれにしたってあくまで100%の相手がいるというだけであって
その相手と出会った時にいきなり自分の100%をぶつけていいわけじゃない。


ネットに話を移すと、自分が書いたものにちょっとでもケチがつくと発狂するひといる。
あれ、ネットにいったい自分の何%をつぎ込んでるんだろうって思う。これは個人的な感覚だけれど、Web関連のしごとをしているわけでもない人が、ネットに自分のアイデンティティの10%以上を預けているという状態はかなり危ういと思う。まして、ネットの振る舞いに現実の自分が侵食されちゃってる状態というのはもはやホラーだろうと。
ましてや、そういう人が「自分が○%をネットに捧げているのだから、ネットも自分に○%返すべき」という認識だったら、もう普通の人とはまともなやりとりが通じなくなりそう。

自分が相手に何%捧げようが、そんなものは相手にとってどうでもいいことであって、
大事なのは相手のキャパシティ超えない程度に留め、徐々に関係を深めていくということですね。
はいわかってます。「オマエがいうな」です。ほんとに申し訳ないです。


絶えず相手に気に入ってもらおう、褒めてもらおうとする。自分にとって大切な人に対する忠実さに限度がない

忠実さは、貴方にとって最大の長所であり弱点である。これは素晴らしい美点だがその前にあいてを見なければいけない。

言うまでもなくあなたの良さを認めてくれ、感情を正当化してくれ、支えてくれる人と関係をもつことはとても大切なことである。だがそのために無理をしたり、自分を偽ってまで相手に気に入られようとするのは良くない。パートナーに気に入ってもらうことが優先になるあまり、あなたはその関係において自分をなくし始めるのである。もしパートナーがいいといってくれなければ自分を好きになれないとしたら、パートナーはあなたを否定することでいとも簡単にあなたを操れる。それは大人の対等な関係とはもはや言えない。だから自分で自分の良さがわかっていること、相手の評価に左右されないだけの自信を持つことが大切だ。

普通の人は、あなたの「無意味な忠実さ」を理解できない。だから、一線を画さなければならないときがきたら、自分でそれをわからなければならない。

報われないことに全力をつくしちゃうのは愛でもなんでもなくてただの依存症、つまり病気。ただ「重たい」「めんどくさい」「こじらせ」って言われるだけ。そういうものを押し付けて、見返りを求めるのは最悪だ。

「こじらせ」や「厨二病」は理不尽なコミュニケーションコストを相手に押し付けてよい正当な理由にならない - この夜が明けるまであと百万の祈り

少なくても相手がそれに抵抗や拒否の意思を示した時点で引き下がらなければならない。
いやわかってます、ほんとに。 わかってます。

私はパンを焼いてあげました。
だからあなたも私にパンを焼いてください。
私は誕生日プレゼントをあげました。
だからあなたも私の誕生日にはプレゼントをください。
私はこれだけの事をしてあげました。
だからあなたも私に同じだけの事をしてください。
私はあなたを愛しています。だからあなたも私を愛してください。

ふざけんじゃないわよ!自分がどれだけのことをやってあげたからって、
相手にそれを求めるなんてただの我が侭もいいところじゃない!
好意ってのは誰かのためにしてあげることで、
そこに打算とか見返りとか、面倒なものは持ち込むなやっ!
そんなんじゃやることなすこと全部に他の目的があるみたいで、
この世の全てが胸糞悪くなるじゃないさっ!

好きなら好きでその気持ちを最後まで貫き通せばいいじゃないさ。
それが出来ないなら消えなさいよ。見苦しいだけよ。
私はこんなに頑張りました、だから私を褒めてくださいなんて・・・
ありもしない保証書握って借金取りみたいな惨めな姿これ以上さらすなやっ!!

好きって気持ちだけで相手を信じることができないなら、
もう終わってるんじゃないの?

http://totsuka.ikidane.com/word/kiminozo.htm

おまけ「アダルトチルドレンの13の特徴」

①「普通」のお手本が自分の体験のなかにない→「普通」を自分で考えるしか無いが、たいていは失敗する

恋愛や結婚で「普通」とはなんだろうか。それは二人にとっては無理がなく、快適な状態である。つまり「普通」とは、お互いに不愉快だと思うようなことがあれば、それについて話し合って解決できるということなのだ。人はそれぞれ長所と短所があるのだからひとつの型にはめる必要はない。カップルごとに自分たちに都合のいい、二人だけの決まり事を作れば善い。それがふたりにとっての「普通」の関係なのである。外部からの圧力で生活のバランスが崩れることもあるだろう。だが、二人でそういう問題にも取り組んでいく。「いい関係だなぁ」と思えるようなカップルを知っていたら、話を聞いて、うまく行っている理由をみつけだしなさい。そして、自分たちに役立つようなことがアレば取り入れなさい。

②長期に渡る計画を最初から最後までやり通すことが苦手である

③本当のことを言っても構わない時に嘘をつく

④「自分を」厳しく責め立てる

あなたの性格として人や物事をなんでもすぐ当然のように批判してしまうところがある。もっと自分自身の態度や行動をじっくり観察してみなさい。そうすると自分という人間にだんだん興味が湧いてくる。自分がどういう行動をしているか観察すればするほど自分自身がよくわかってくる。責めてばかりいないで客観的に自分を観察していけば、自分が結構愛すべき人間だということに気づくかもしれない

⑤何をしても心から楽しめない
⑥なんでも真面目にとりすぎる

今の貴方にとって、楽しむということは真剣に努力しなければできない。
パートナーにこう言うと良いかもしれない。
「私は遊んだり楽しんだりできるようになりたい。そういうことを一杯やりたい。だから教えて欲しい。そうすれば喜んでついていく。私は楽しいことってどんなことなのかすらわからない。でも、あなたが提案してくれれば私もできるだけ頑張って一緒にやってみる。多分そのうち、私もなにかおもしろいことを思いつけるようになるかもしれない」

⑦良い恋愛や結婚をすることが難しい????


⑧自分の思い通りにならない変化に対して過剰反応する

あなた自身もっと融通のきく人間になるべく努力したほうが良いが、そう簡単になれるわけではない。あなたは、自分が物事に臨機応変に対応できないことをパートナーに説明しておいたほうが良い。とにかく、今自分が過剰反応して相手を許せないと思ったのは、相手がひどいことをしたからではなく、自分がACで融通がきかず、変化にすんなり対応できないからなのだとハッキリ認めるべき

⑨絶えず相手に気に入ってもらおう、褒めてもらおうとする

⑩自分が他の人と違っていると感じる

パートナーには「私は人と違ってなどいないわ」というふりをしないことだ。それを自分の個性として認め、パートナーにも尊重してもらえるようにする。そうすることで「カップルとしてのユニークさ」を増していく。そこに価値があるという風に考え方を変えていくことだ。

⑪極度に相手に忠実である。相手にそれだけの値打ちがないという証拠があっても

⑫極端に責任感が強すぎるか、極端に無責任かのどちらかである

良い恋愛や結婚の良さは、なんでも自分一人でやらなくていいことだ。パートナーと二人で分担すれば良いからだ。何か問題がおきたら、二人で話し合い解決法を見い出せば良い。もうあなたは一人ではないのだから。だがあなたは、相手がいつもそばにいてくれること、また、その人の言葉は信じてもいいというのだということがなかなか実感として理解できない。何か問題が起きても、全部一人で対処しなくても良い、ということが簡単には信じられないだろう。だが、相手と責任を分担することなしに良い恋愛や結婚をすることはできない。

⑬他にも何か問題がないだろうか、こうしたらどういう結果になるだろうか、などを真剣に考えないまま行動を起こし、一旦行動を始めるとそれにあくまでもこだわり途中で辞めることができない。この衝動的な性格のせいで、混乱・自己嫌悪・収拾の付かない状態となり、その後片付けに大変なエネルギーを費やさねばならない