この夜が明けるまであと百万の祈り

私が元気づけられた出来事や作品についてのメモ。当ブログでは記事を読まずにはてなスター頻繁につけに来る人はお断りです

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「最近のラノベ」について

※あえて読みにくくしてます。読んで理解したとしてもブクマなどは一切しないでください


「最近のラノベ」という言葉について、昔あった「泣きゲー」と「抜きゲー」の切断処理を思い出す。

私は大学生の頃いわゆるギャルゲーと呼ばれるジャンルのゲームが好きだった。私はいわゆる「泣きゲー」も「抜きゲー」も好きだった。マンガに関して「一般モノ」も「er漫画」も読んでたのだからそれと変わらない。


私なんかはergプレイしてる時点で他人にどう思われようが知らんわ、と思ってたわけだけれど、人によっては「泣きゲー」*1が好きで、「泣きゲー」だけが好きで、これを盛り上げてもっとその地位を向上させようと考える人達がいた。で、この人達の中には「自分たちは抜き要素は求めてない」ってのを必死にアピールしたがる人が多かった。自分たちはerなんていらないんだってことで「ergにはerは不要論」「er要素があることで自分がerを求めてると思われるのが嫌だ」みたいなことを一生懸命叫んでる人もいた。


er不要論を唱える人の気持もわからなくはない。場合によっては本当に善意で「こんなにストーリーが素晴らしい作品なのにer要素があるおかげで偏見の目で見られたり、プレイしたくても出来ない人がいてもったいない」みたいに思ってた人もいたのかもしれない。実際、2015年にもなってこんな無知極まりないな記事を書く人もいるわけだし、そういう気持が無駄だったかというとそういうわけでもないと思う。*2あと、実際18禁ゲームからerを抜いてコンシューマーに出す動きも今よりずっと盛んだったし、18禁ゲームとして発売するためか、消しても問題なさそうな、取って付けたようなしょぼいerを入れてるだけのゲームも少なからずあった。そんなわけなのでerが無くても売り物として成立する、ということは間違いなかった。

ただなぁ。なんというか、「泣きゲー」を持ち上げるために、妙に「抜き要素」を含む作品を蔑視するような発言をする人が多かったのが当時気に入らなかった。確かに「抜き要素」なしで成り立つ素晴らしい作品も多かったけれど、抜き要素も含めて一つの作品として素晴らしいものや、抜き要素や官能的な要素を追求して素晴らしい作品も結構あった記憶がある。映画とかだったら割りとそういう作品も評価されてるはずなんだけどな。なんでかしらんけど「泣きゲー」マンセーな方々は、こういう作品の存在を軽視したり、そういうものをありがたがる人を自分たちとは違うんだ、と切断処理したがる人がちらほらいて、そういう人のことがあんまり好きじゃなかった。

この話は細かく話すと長くなるし本題じゃないのでここまでにします。今更昔の「抜きゲー」で面白かった作品の話なんか読みたくなかろ?






で、「最近ラノベ」の話。なんかこれと似たようなことしてんな―って思いながら見てる。「最近のラノベ」って言葉使いたがる人、よくよく前後の発言を見てみると2パターンいる。

①自分が読んでる「ラノベ」というものの地位を持ち上げたそうにしてる人(切断処理派、硬派を自称したい派、自分がラノベと認めるものだけがラノベという「狭いラノベ」派)

②大して興味ない「ラノベ」をくさすことで自分の趣味を持ち上げたそうにしてる人(ラノベそのものにネガティブなイメージを持ってる派)

どちらも「キレイで良識が有る作品を求めている健全で硬派な私」みたいなものを強調したいというところで共通している。個人的には「ラノベ」ってのは特に縛りなく面白さを追求するものだからそういう余計な要素で縛りいれんのって勿体無いだろ、って思う。

②の人種はラノベがergと違ってゾーニングされてないので一定数出てくるのはしょうがないし、この人達は興味がモテなかったら自分たちのホームに戻っていくから放っておいてもいい。ただ、①の人種はあんまり好きじゃない。この人達はラノベは好きなのだ。だが自分たちの考えるラノベだけが正義だと思ってる。そして、それ以外のラノベは自分たちにとって邪魔だから排除してもいい、隅っこにおいやってもいい、ラノベの中で優劣をつけて自分たちは上位にたつのが当然、みたいなことを言ってるのと同然なのにその自覚がない。自分でラノベ作品書いてるわけでもないのに、他人の作品に乗っかかるだけで優劣を競うとか、いったい何やってんだろうって思う。



何がいいたいかというと穏やかに言えば「自分の好き」があるのはいいとして、「他の好き」を否定するのはなんかやだなってこと。ジャンルの中で「正解」と「不正解」みたいなのを決めようとする行為って傲慢なんじゃないかなーってくらいでしょうかね。えげつなく言おうとすればいくらでも人を煽る書き方できますがやめときます。

*1:純愛ゲー、と呼ぶ人もいた。私はこの純愛ゲーって呼称が死ぬほど気持ち悪いと思ってた

*2:でもこういう記事が出てくるのも、当時の泣きゲーファンの過剰なまでの潔癖アピールが一因かなと思ってる