頭の上にミカンをのせる

「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

最近のこのブログのお気に入りは「アークナイツ」です
アークナイツ
kindleセールの紹介
新NISA解説ブログ
発達障害

マイナンバー情報を盗むためのtwitter診断や占いに注意

はてなユーザーは大丈夫だと思ってはいるのだけれど、以前書いたこの記事が未だに毎日検索で200アクセスくらいあるんですよね。
2ちゃんまとめの口コミの体裁を装ってポイントサイト登録へ誘導する詐欺が流行ってて面白い - この夜が明けるまであと百万の祈り

意外と危ない人が多いかもしれないと思い、一応書いておきます。
こういうやつに引っかからないように注意!


内閣官房からも注意喚起出てます。


万が一入力してしまった人はコチラ。
マイナンバー社会保障・税番号制度

内閣府 マイナンバー専用コールセンター 0570-20-0178

「税・社会保障・災害対策以外の分野でマイナンバーを求められたら怪しい」とだけ覚えておいてください


行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律
マイナンバー占いと特定個人情報 | HRプロ

マイナンバー法では、マイナンバーの利用範囲は、税・社会保障・災害対策の3分野に限定されている。それ以外の目的で、他人のマイナンバーを取得することは認められていない

マイナンバー法には、重い罰則が定められており、「人を欺き、人に暴行を加え、人を脅迫し、または、財物の窃取、施設への侵入等により個人番号を取得」した場合は、「3年以下の懲役、または150万円以下の罰金、または懲役と罰金の両方」が課せられることになっている

民間利用は現時点ではまだ認められていません。支払いや保証などにかこつけてマイナンバーを求めてくるようなことがあったら、とりあえず疑ってかかっていてもよいと思います。銀行ですら今は求めてくる機会はまず無いと思われます。

今までネットの買い物などで免許証のナンバーを求められたことなんてそんなになかったですよね。マイナンバーはそれ以上に重要な情報なのでうかつに出さないようにしましょう。




(以下は私的な感想及びメモです。特にお気になさらずどうぞ)

私はマイナンバーに関しては国をあまり信用してはいません。
テレビでもやってましたが、先に導入している韓国やアメリカで問題が起き、韓国では利用範囲を制限しようという流れになっているにもかかわらず、韓国で起きた問題への対応や年金の個人情報流出といった問題に対してろくに回答や対策をついての納得の行く説明がないまま導入が推し進められていると感じています。
(後述する通り、総務省のページなどはかなり充実しているため私が把握できていないだけの可能性も大いに有ります)


http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/linkdata/h24_04_houkoku.pdf

この資料は超重要です。マイナンバー制度について何か意見をいうとき、この資料を無視するというのはありえないくらい大前提となるものだと思います。
特に韓国での利用状況の現状についてまとめられていますが、50年以上の利用の歴史を経て、いろんな使い方がされていることがよくわかります。デンマーク・フランスの例も非常に参考になります。
また、p31から読んで欲しいのですが、韓国では2011年の情報大量流出以降、明らかに流れが変わり、対策のため様々な法律が導入されていることがわかります。

アメリカと韓国のマイナンバー制 流出やなりすましでめちゃくちゃ - ライブドアニュース

韓国で住民登録番号が導入された流れを教えてください。反対する人はいませんでしたか? (下) : 韓国おもしろQ&A - もっと! コリア (Motto! KOREA)

「先進国は全てマイナンバーのような制度を入れている」のウソ (2): 自治体情報政策研究所のブログ


テレビや新聞では、こういう問題点ばかりが非常に多く指摘されており、国家として問題に対してどういう取り組みを考えているか、マイナンバー制度の利用範囲の拡大についてのロードマップについては一応決まっているもののどうにもあやふやな印象があります。

f:id:tyoshiki:20151026212118j:plain


総務省|平成26年版 情報通信白書|マイナンバー制度の導入に向けて
マイナンバー対応のロードマップ | マイナンバー対策準備室

実はちゃんと総務省からメリットもロードマップもちゃんと説明されてるんですが、どうにもわかりにくいですね。

マイナンバー制度(社会保障・税番号制度)のスケジュール、国民の利用開始は2016年1月を予定 - Manaboo 電子政府・電子申請コラム

こちらがマイナンバーに関する議論の沿革です。DV被害者への対策や口座預金情報の情報の議論が可決ギリギリにされており、とても十分な議論を尽くしているとは思えないし、いろいろ議論に漏れがあるような気がしてなりません。