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この夜が明けるまであと百万の祈り

私が元気づけられた出来事や作品についてのメモ。最近TED聴き始めました

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「妻が夫のコレクションを全部捨ててしまった」話とカサンドラ症候群について

「妻が夫のコレクションを全部捨ててしまった」という話では宮崎 夏次系「僕は問題ありません」という作品を思い出しますね。

コレクション(フィギア)を捨てられてしまったあとおかしくなってしまう旦那さんの描写がぶっ飛んでるのですが、同時に、そんな旦那を見て壊れていく嫁さんの描写も痛々しいです。
二人には娘がいますが、娘も旦那さんと同じような傾向を抱えており、娘からは一定の理解を示してもらうことはできます。これによって旦那の視点ではそこにかすかな救いを感じることはできるかもしれません。しかし夫婦との関係は改善されることはありません。


私は自分自身がオタクであることもあって、ついつい旦那さん側で考えていたんですが、奥さんのことも考慮するならばこの二人の関係をどうとらえるべきだろうか、という話で非常に興味深いツイートがありました。







カサンドラ症候群についてのWikipediaの解説はコチラ。

カサンドラ症候群;カサンドラ情動剥奪障害」とは、アスペルガー症候群の夫または妻(あるいはパートナー)と情緒的な相互関係が築けないために配偶者やパートナーに生じる、身体的・精神的症状を表す言葉である。アスペルガー症候群の伴侶を持った配偶者は、コミュニケーションがうまくいかず、わかってもらえないことから自信を失ってしまう。また、世間的には問題なく見えるアスペルガーの伴侶への不満を口にしても、人々から信じてもらえない。その葛藤から精神的、身体的苦痛が生じる

なお、「カサンドラ症候群」の名称はアメリカ精神医学会の診断基準に含まれておらず、正式病名というのはない。これらの症状はASのパートナーを持ったことにより起こるので、関係性による「障害」であり、病名がつかないため「状態」や「現象」と呼ぶのが現在のところはいいとされる


もう一つ重要な単語としてアレキシサイミアも。

自らの感情を自覚・認知したり表現することが不得意で、空想力・想像力に欠ける傾向のことをさす。あくまで「感情を認知することの障害」である。

アレキシサイミアの傾向を持つ人は自らの感情を認識することが苦手なため、身体の症状として現れてしまうという機序が想定されている。自分の感情を認識して言語報告することができづらいために、セラピストとの豊かなラポールを持ちづらいことも指摘されている。

こういう状態のアスペルガー男性にありがちなこととして、「相手と距離を置く」ことで対処しようとすることが多い。カサンドラ症候群においてはこれが完全な裏目に出る。

特にこの部分は私も心当たりが非常に多いので辛い。


さらに「コレクションを捨ててしまった」奥さん側は、まるで自分だけが悪いのか、と責められるような気持ちになって、ますますそのやましさを振り切るように頑なな態度を取ってしまうことが良く有ります。自責の念による反応増幅と言うらしいです。 ますます関係が複雑になりそうですね。



正直、この視点は自分になかったので大変面白いです。