頭の上にミカンをのせる

「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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「バカ」について

最近リアル側で「年をとるにつれてバカが嫌いで仕方なくなってくる」と言ってる人がいました。

しかし、バカが好きな人っているのかな。むしろバカってのは自分が嫌いだったり不愉快だと感じるものを切断処理して貶める際に使う言葉だと思うのでバカが好きな人ってあんまりいないんじゃないかと思います。どちらかというと大事なのはその人にとってのバカってどういうものですか?という話になるのかな、と。つまりその人にとって「バカ」のイメージがだんだん悪くなってきてるのかな、と思います。年を取るたびにそうなっていくのかな。怖いな。

頭が悪い「と見られる」のは、人を不快にさせる話し方をするからでは? - Why do you need ...?



そういう意味で言うと私にとって「バカ」の定義は明確です。唯一これだけが私にとっての「バカ」です。

「ここまでは分かった。でもまだ自分に見えていないものがたくさんあるはず」という姿勢が好き - この夜が明けるまであと百万の祈り

あることを腰を据えてじっくり学び始めると、しっかりした知識を獲得し、余程の自信を得られるまでは、自分の意見を発表しようとは思いません。そのテーマについて、先人たちがどのように思考してきたのか、よく咀嚼したうえで、自分の立ち位置を見つけなければならないのです。「専門家」とは、入力と出力のあいだに時間差を保てる人のことを言います。この時間差の広がりを「体系」というのです。
 逆に、その時間差がない人のことを、世間では「バカ」と読んでいます。

私も興味ないことに無理していっちょかみして思いつきだけ語る時はだいたいバカになります。感情にまかせて勢いで書くのってすごく気持ちが良いんですよね。バカになって書いた記事は妙に自己評価は高かったりします。そういうものに限って燃えたりするわけですが。ネットにおいては、その人がバカかどうかというよりは、「バカ状態」というものがあって、その頻度が高いかどうかとか、その状態でのアウトプットを控えられるかどうかが境目に成るのかなと思います。


なので、自分にとっての「バカ」は知能指数や学校の成績は一切関係ないし、そもそもバカであることが悪いとは思ってません。むしろこの意味でのバカになることが必要な状況ってのはとても多いと思う。

ただ、あんまりにも早い状況でバカになるのは良くない。「バカ」状態で書いたことは容易に暴力になりうると思っているからです。

「バカにする」と「批判する」は全く別物である - この夜が明けるまであと百万の祈り
相手に対する学習の停止(完成)はハラスメントの始まり - お前のことが好きやったんや

あまりにも少ない情報しか得ていない状態でバカ状態になってしまい(学習を停止し)、その状態で相手を決めつけてしゃべる場合、それはほとんど己の先入観や偏見の押し付けに過ぎない。それはハラスメントと紙一重だと思います。なので、嫌いな相手ほどそれについて語るときは慎重であるべきで、つきあいたくないなら無言でブロックしたほうが良いと思います。

理想を言えば、急いで対応する必要が無いのであれば、余裕が有るのであれば、できるだけこのバカでない振る舞いがしたいという気持ちがあります。少なくとも、ブログで備忘録的な記事を書くのではなく自分のオピニオンを述べる際にバカである必要はないのでは?という気持ちはあります。





ただ、インターネットコミュニケーションってほんとに即時に判断して即時に応答することを求められることが多いですよね。私は自分で考えてそれをまとめるのが非常に遅いのでどんどんコミュニケーションが早くなっていくの怖いなと思って未だにブログなんていう化石みたいなサービスにとどまってます。

私は最初twitterやLINEというものが苦手で苦手でしょうがなくて。結局今でもtwitterやLINEを使いこなせてるとは言い難いです。普通の人がtwitterで想定している会話のテンポには全くついていける気がしません。無理して急いで何か書こうとすると「バカ」どころかそれ未満の、意味をなしてない言葉しか書けない。 なので今でも自分が思ったことや行動をつぶやくけれど、あんまり他人とのコミュニケーションには使わない。 コミュニケーションする際はたとえ流れが途切れてしまっても自分のペースで返信するようにしてますね。

twitterではバカなことを言ってるように見える人たちも、実際にお会いしてはなししてみたら実はめっちゃしっかりした人なんてことはザラにありましたし、人をネットの発言だけでバカかどうか、と判断するのは難しいのかもしれません。それこそ安易な判断をしてしまうとそういう判断をする自分が「バカ」って事になってしまいますからね……。




何をいいたいのかよくわからなくなってきましたが、とにかく自分の中の「バカ」というのはこういうことであって
余裕が有るときは「バカ」っぽくないことを書こう、って話だったんですが、この記事がすでにバカっぽい……もうだめだ……