この夜が明けるまであと百万の祈り

とあるマンガ好きの備忘録です。私が元気づけられた出来事や作品について少しでも共有できたら嬉しいです

【スポンサーリンク】

TOYSTORY3  ちょっとほろ苦い終わり方だったけど良かった。また見たいなと思える作品

TOY STORY見るの初めてなんだけど、ウッディってこんな格好いいやつだったのか
*1

アンディを信じ続けたウッディ

ウッディ「ここはいい場所だ。認めるよ。
 でも、帰らないと」


他のメンバー
「新生活が待ってる
 (ここでなら)また子供を幸せに出来る
 残れよ、俺達と 子どもと遊ぼう!」

ウッディ「子供ならアンディがいるだろ?
 大学へ行っても、屋根裏でも、彼が望む場所に。
 俺は帰る! 裏切れないよ!」

「出て行く!」

「本気か? お前も楽しんだだろ?」

「数年ぶりにね。でも、持ち主がいるんだ。
 俺の持ち主だ。引っ越しする前に帰る!」

ウッディの信念は常に「他に良い環境があったとしても、長年の持ち主と人形の間にあった関係や思い出に代わりなどない」というもの。

(あとウッディだけは客観的にアンディが自分たちを見捨てようとしてないことを知ることが出来たのが大きいが)

だからこそ、ウッディはたとえサニー・サイド保育園で夢のような環境について語られても、小さな子供のいる温かい家庭に迎えられるチャンスが来ても、そこにとどまろうとはしない。

アンディを信じて彼のもとに帰ろうとする。



愛されず、求められなかったことで心が壊れたロッツォ

ロッツォは持ち主のデイジーへの愛深きゆえに
捨てられても必死に持ち主のもとに戻った。

その結果、おぞましいものを見てしまう。
まじで結構エグい。

She replaced us!
She replaced all of us, didn't she!?
She told love you no more!

綾波レイがどういう形で「綾波レイ」としてのアイデンティティを維持してたのかとかって今でも議論されてるよね。彼女の内面は今でもわかるようなわからんような……)

その結果、彼は「持ち主」を信じることをやめて、自分のための人形の王国を作ろうとする。どう見ても「聖帝サウザー」とか「動物農場」の世界だ。

こんなに苦しいなら、俺は愛などいらぬ……!

あまりに見事なブラック企業ぶりに私はほれぼれしてしまいましたよ。


結末が意外だった……でもこの方が現実的だよね。ちょっと泣いた

そんなわけで、後半ではこのウッディとロッツォの対立構造に成る。ここら辺の会話すごい好き。*2

WOODY
Wait...! What about Daisy?

LOTSO
I don’t know what you’re talking about.

WOODY
Daisy...? You used to do everything with her!

LOTSO
Yeah -- then she threw us out!

WOODY
No -- she lost you!

LOTSO
She replaced us!

WOODY
She replaced you! And if you couldn’t have her, no one could! You lied to Big Baby and you been lying ever since!

LOTSO
Where’d you get that...?!

WOODY

She loved you, Lotso...

LOTSO
She never loved me!

WOODY
...As much as any kid ever loved a toy!

LOTSO
We’re all just trash, waitin’ to be thrown away! That’s all a toy is!

だけどそこを強調しすぎて話を重たくしなかった。

それよりも「仲間と力わわせて脱獄する物語」とか「一人ひとりのおもちゃの魅力を演出する」展開になっており、気負わずに楽しめる展開になってたのが良かった。



おかげで最後の展開に納得することが出来た。終わり方については正直賛否両論あるだろうと思うけど、いざ見た後ではこちらのほうが現実的だと思うし、みんなのためにも良かったと思う。ちょっと予想してたのと違ってほろ苦い感じでちょっと切なかったけど、その後の明るいスタッフロール見て心が癒やされた。



うん、これも見てよかったと思える作品だった。紹介してくれた方、ありがとうございます!他にも語りたいこといっぱいあるけどとりあえず記事ではこんなところで。



ところでこれ英語のリスニング中級くらいですごい便利かも
スクリプトは全部公開されてるので、これを元に聞いても良いかもね。
http://screenplayexplorer.com/wp-content/scripts/Toy-Story-3.pdf

*1:ネットのせいでてっきり単なる目と手つきがいやらしいスケベ野郎かと……(最低)

*2:私はこの手の話では「大帝国」という作品がめちゃくちゃ好きですが、完全クリアの「連合艦隊エンド」および「死んだ妻のルート」の両方をちゃんとクリアしないとこの対立構造がわからないためか、シナリオが評価されてないのが悲しい。