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ハヤテのごとく!の作者によるSF作品「アド・アストラ・ペル・アスペラ」に期待

現在連載中のアド・アストラ―スキピオとハンニバル―(ちなみに期間限定で現在無料です)が好きなので、関連作品かなと思って読んでみましたが、直接は関係がないようです。

それより、買ってから知ったのですが、ハヤテのごとく!の作者の人が、連載中にも関わらずどうしても今描きたいとして隔月で同時並行連載している作品だそうです。作品で描きたいメッセージとしては作品タイトルといい、この辺りに成るのかな?

あなたもそういう人になりなさい。誰かのために戦える人に--

どんな立場であろうとも、損得を超えて、自分の信じた正しさで、正しくあろうとしなくては

というわけで、これを意識しながら読んでいくことになりそうです。

作品のあらすじ

Per aspera ad astra 全体で、「困難を通じて天へ」と訳します。
「困難を克服して栄光を獲得する」という意味になります

http://www.kitashirakawa.jp/taro/?p=832

しかし設定は少し共通点が有ります。ハンニバル時代のローマ帝国を知っていると多分この作品も理解しやすいと思う

この物語では「パックス・ロマーナ」のように銀河帝国が宇宙を支配しており、主人公のいる惑星はその帝国に従属しています。ローマ帝国におけるローマの属国的な地位と考えるとイメージしやすい。(三等惑星人という扱いです)

そこから、主人公が自ら望んでではないものの「とてつもない力を持つロボットと、それを操る力を持つ少女」と一緒にに帝国に反旗を翻す形となり、困難を乗り越えて皇帝のもとにたどり着くまでを描く物語に成りそうです。

確かに理不尽だ。じゃが、それでも戦え。険しい道でも、その立ちふさがる理不尽と戦わねば、生きる意味などありはしない。偉大なる星(ベテルギウス)に成ることはない。まぁ犯罪者として一生帝国の影に怯えながら隠れてコソコソ生きるという手もあるが…どうする?進むか逃げるか、自分で決めよ

僕は、全宇宙指名手配のテロリストになった。
助かるためには三万光年旅をして、生きる許しを貰わなくてはいけないという。
考えただけで、気が遠くなりそうな、あまりに険しく果てない道。
それでも、絶望は、していない。

そんなわけで、主人公が好戦的ではない「コードギアス」というか、今期アニメで言うと「ハイスクール・フリート」みたいな感じになりそうですね。



いや、それにしてもなんというかさすが。1話にして物語の目的が明確に示され、物語を先導するヒロインも登場する。読んでいて非常に入りやすい。 

コレに比べると「アド・アストラ」はおっさんばっかりだったからな(当たり前だ)

しかもこの作品早々に二人目のヒロインが登場する。そのヒロインは敵対関係。本当にわかりやすい。

ハヤテのごとく」は20巻位で読むのやめちゃったけれど、この作品のように明確にドラマツルギーがある作品ならきっと最後まで楽しんで読めると思う。この先が楽しみです。