頭の上にミカンをのせる

「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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「幼女は最高。枕草子にもそう書いてある」 ←本当です

GW中、とあるTRPGの動画を延々と見ていました。その中のとある動画に

「幼女は最高。枕草子にもそう書いてある」

って書いてあって、記憶になかったので調べてみたら、これ結構有名なネタらしい。「枕草子」は一回読んだはずだけど全然覚えてなかったのでメモメモ。


枕草子145段 「うつくしきもの」

紫式部って腐女子じゃね? カオスちゃんねる跡地

うつくしきもの。瓜にかきたるちごの顔。雀の子の、ねず鳴きするにをどり来る。二つ三つばかりなるちごの、急ぎてはひ来る道に、いとちひさき塵のありけるを目ざとに見つけて、いとをかしげなるおよびにとらへて、大人などに見せたる、いとうつくし。

頭は尼そぎなるちごの、目に髪のおほえるをかきはやらで、うちかたぶきてものなど見たるも、うつくし。大きにはあらぬ殿上童の、装束きたてられてありくもうつくし。をかしげなるちごの、あからさまにいだきて遊ばしうつくしむほどに、かいつきて寝たる、いとらうたし。

雛の調度。蓮の浮葉のいとちひさきを、池より取りあげたる。葵のいとちひさき。なにもなにも、ちひさきものはみなうつくし。いみじう白く肥えたるちごの二つばかりなるが、二藍の薄物など、衣長にてたすき結ひたるがはひ出でたるも、またみじかきが袖がちなる着てありくもみなうつくし。

八つ、九つ、十ばかりなどの男児の、声はをさなげにて書読みたる、いとうつくし。にはとりの雛の足高に、白うをかしげに、衣みじかなるさまして、ひよひよとかしかましう鳴きて、人のしりさきに立ちてありくもをかし。また親の、ともに連れて立ちて走るも、みなうつくし。かりのこ。瑠璃の壺。

萌えるもの。

濡れたスイカに映った幼女

呼んだら来るスズメの雛。

2,3歳の幼女が走って来る途中に地面のゴミを見つけて、ちっちゃいおててで「はいっ」と見せるのモエス。おかっぱの前髪をかき上げないで、首を斜めにして向こうを見ようとしてるのもアホカワイイ

ちっちゃいお坊ちゃんがスーツ着せられて歩いたり

幼女が遊んでいる打ちに腕の中でくーくー寝るのもスゲェ萌える。しがみついてんだぜコンチクショー。まぁ、ままごとの道具や水草の葉っぱとか、小さいものはみんなかわいいといえるな

二歳くらいの子供が服の裾を引きずって部屋から出てくるのはタマラン。袖が長すぎて指先だけちょっと出ているってのもピンポイント萌え

10歳前後の男の子が、学校の授業で教科書読んでるのもけっこう萌えるシチュエーションだな。

人間以外で言えば、ヒヨコがぴよぴよと人の前や後ろに立ってついてきたり、親ニワトリにくっついて歩くのは実にホホエマシス。あと、カルガモの卵とか、ガラスの小瓶とか。

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完全にこの人ですね。わかります。

可愛いなぁ…子供…あれが歳くって成長するかと思うと反吐が出るなぁ

まぁそういうわけで、幼女が可愛いという感覚自体は平安時代から変わらずまっとうな感覚なので自信を持ちましょう(そういう話ではない)


古典を正確に読むことよりもその「面白さ」を伝えようとする取り組みが好き

高校時代、私は古典や漢文めっちゃ得意でした。

なんで得意かというと、先に現代語訳で読んでて話を知ってから勉強したからだと思う。

あと歴史漫画とかも読んでてなんとなく当時のイメージを持ってたのが大きいですよね。

源氏物語を「あさきゆめみし」で読んでた人は多いと思いますが、当時もたくさんその面白さを伝えるべく工夫してる本がありました。

実際、偏見をもたずに読んだら面白いんですよね。短い文章のなかに細かい情景描写から起承転結まできっちり揃ってる。 文章こそクセがあって読みにくいけれど、中身は今でも読んでて面白いものが多い。

教養っていうと堅苦しく感じるけど、今より不謹慎だったりぶっちゃけ話があるし、ストーリーも極端なものが多いし、さくさく読み終わるし、とくに私は漢文で「弁士が命がけで偉い人に説き諭す」みたいな話とかすごい好きでした。

先入観で「つまらない」「役に立たない」とか思うにはもったいないですよね。


そんな面白い話を、あの手この手で紹介しようと言う試みが最近また人気のようです。こういうのは応援したいし、私ももっと読みたいので「いいぞ、もっとやれ!」