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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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自分が投資初心者にアドバイスをするとしたら

この前投資に関して、うかつに手を出すな、という記事を書いたところ「じゃあどうすりゃいいんだよ」という感じのコメントをもらいました。なので、私だったら友達が投資に興味あるといったらどうするか、をお話しします。

アフィ云々とか言われるの嫌なのでこの記事では、バーチャル投資サイト以外は具体的には何も紹介しませんが、そのあたりは興味あればググってください。

実際に投資を始めたら、いきなり凄腕の人間と戦うことになりやすい

よく考えずに適当に買うと、いきなりラスボス級の強い敵と遭遇して即死する、みたいなことになりかねません。

もっとひどいケースとして投資を始めたばかりの初心者がやらかしがちなのが「他人のおすすめしている株をよく調べずに買う」ことです。これは絶対にダメです。特に人気株はあまりに危険です。

人気株の取引は知識・経験・情報感度など、トレード技術の差が一番出ます。ほとんどアスリートの世界です。そんなところに手を出すのは、格ゲー初心者がいきなりプロゲーマーと戦うようなものです。

断言しますがよほど運がよくないと3か月後にはお金減ってます。(体験者)

投資は始めるタイミングと安全に経験値を稼ぐ場所が必要

ついでにいえば、できれば知り合いでチェックをしてくれる人が必要です。

RPGだったら、まず最初は弱い敵が出てくるところで経験値稼いだり、VR世界でチュートリアル受けたりしますよね。なぜかというとそうしないと死ぬからです。

ただ、投資の世界には「弱い敵がどこにいるか」を見つけることがとても難しい。というかぶっちゃけ「弱い敵」というのはたいていは自分のことです。

投資は長期で見るとゼロサムゲームではないですが(プラスサムになることも、マイナスサムになることもある)、短期的にはゼロサムゲームのようなものです。つまり、「上級者が下手な人や投資をナメてるやつからお金を取り上げる」形になります。
なので、上級者がいるところにのこのこと顔を出すとやられます。

※ただ、昔のRPGイメージと違って、どちらかというと投資はMMORPGです。チームプレイも可能ですし、上級者に助けてもらうことは可能です。なので、コミュニケーション能力に自信がある人は、上級者と仲良くなって助けてもらうことも可能でしょう。 というか、割と必須と言えます。


最初はバーチャル投資サイトで株式投資に慣れつつIPOへの応募だけを繰り返しましょう

あなたが投資に向いているかどうかは、やってみないと正直わかりません。いろんな勝ち方があるし、逆もまたしかりだからです。極論長期間やって、お金が増えているならどんな方法でも構わないわけです。向いてないと思ってる人が成功することもあります。

かといって、いきなり実際のお金を使って投資を始めるのは、できればやめておきましょう。

そこで、おすすめなのはバーチャルトレードです。

株初心者でも学べるバーチャル株投資ゲームならトレダビ

リアルタイムトレードではないためデイトレーダー志願者には向いていませんが、普通にトレードする分なら実際の口座でやるのとそん色なく取引ができます。信用取引も使えるのでその練習もできます。

こうやって、まず実際に安全な状況で体験して、それできっちり利益が出せると確信できるまでは、やるとしてもごくごく少額にとどめておいた方がいいでしょう。


そうやってバーチャルではあるもののトレードを体験しながら「IPO」にだけ機械的に挑戦するとよいでしょう。

投資の中でIPOだけが極端にリスクが低いです。証券会社にも寄りますがIPOは「当選するまで入金しなくてもいい」ことが多いです。つまり、口座だけ作って取引はせずに、ひたすらIPOの申し込みだけやっておく。

どうせほとんどは当たりませんから機械的に全部申し込みます。運良く当たったらその時初めて、その株を買うかどうか考えます。幸いなことに、IPOはよほどのクソ上場ゴールでない限りは公募価格を割ることはありませんので、初心者なら、上場初日に売ってしまえばよいでしょう。

(ハズレ株は「やさしいIPO」を見れば一目でわかります。「総合評価がC」のものと「成長性が低いもの」だけ避けるようにしていればだいたいはなんとかなります)

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たとえば、これは買っちゃだめな奴ですね。

そこで少しでいいから利益を確保できれば実際の投資にとても有利に働きます。

いつ実際に投資を始めるか?についての3つの考え方

1 暴落があって、そこからリバウンドし始めたように感じる時
ずっと上がっている相場は、いつ崩れるかわかりません。本当はいろいろ考え方があるのですが、初心者に判断するのは難しい。

なので、バーチャル投資サイトが役に立ちます。こっちでだいたい20パーセント以上やられたりした時なんかはありですね。

もちろん、地震と一緒で最初の暴落はさらなる暴落の初動だったというケースもありますから慎重にやるに越したことはありません。

みんなが大きくやられて元気がないときに始めれば、しばらくはしんどいでしょうが、放っておけば結構回復している可能性があります。


2 バーチャルトレードで、一度の暴落を経てもなお利益が出せるという自信がついたとき

バーチャルトレードで利益が得る「だけ」では不十分です。それはたまたま良いタイミングで始めたから、ということも考えられます。一度か二度の暴落を経て、なお利益を出せるという確信が得られたなら挑戦してもよいかもしれません。
たいていは、ここまで来るだけでも相当苦労するはずです。でもそこまで行ってないのに投資を始めたところで、お金を損するだけではないでしょうか。


3 自分で四季報有価証券報告書(最低でも決算短信)が読めるようになったとき

大事なことなので繰り返しますが、投資はスポーツのようなものです。ほかの人と比べて何らかの優位性がなければいけない。

となるときにもっとも基礎となるのが、有価証券報告書を読めること、です。これを読んで自分で会社の中身を調べることができるようになれば、他人より優位性が生まれる可能性が出てきます。

そして、他人より自分が知っていることがある、という状態ならば、自信をもって挑戦してみればいいと思います。


だいたい一番最初にアドバイスするとしたらこのあたりかなと思います。まぁ他にも知るべきことは山ほどありますし説明したいことはたくさんあるけど、後は投資の本とか読めばいいんじゃないかな、と思います。