この夜が明けるまであと百万の祈り

とあるマンガ好きの備忘録です。私が元気づけられた出来事や作品について少しでも共有できたら嬉しいです。 ※記事を読まずにはてなスターを押して回る行為はお断りしております。

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日本の選挙は民衆の関心と政治家の関心がずれている問題

7月10日の選挙について先に私の立場を書いておきます。
自分は選挙区にいる人について調べて投票する人はすでに決めていますがそれは書きません。ただ基本的なスタンスとしては「私は民進党にだけは投票するつもりがありません。ただ、自民党を支持しているわけではない。特に(公明党と合わせて)3分の2以上の議席は絶対に取ってほしくない」という感じです。

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そもそも論として、日本の選挙はずっと民衆の関心と政治家の関心がずれているという問題がある

選挙の「争点」と有権者の関心はなぜズレる? 菅原琢准教授に聞く(後編)【読解:参院選2013】

2012年12月の総選挙では「争点」とされた「反原発」「脱原発」あるいは「エネルギー政策」が、あまり有権者投票行動に影響しなかったように思えます。総選挙直後に行われた朝日新聞による世論調査でも、「原発などエネルギー問題」より「景気や雇用」や「消費税や社会保障」への関心が高かった

政党が有権者のいろいろな立場や問題関心を代表しておらず、主に政治家の選挙の都合で結成されていることが、この問題の背景にあります。有権者から見れば、どの党が自分の味方をしてくれるのかがわからないのです。こういう状況であるために、メディアは政党に代わって争点を探し、打ち出す役割を担っているのかもしれません。しかし、そのメディアも争点をうまく抽出できているようには見えません。

2003年から2014年までの長期間にわたり、政治家と有権者双方に対して実施された大規模世論調査を分析した谷口将紀は、有権者の好む政策争点はここ10年左右にぶれることなくほぼ不変であるにもかかわらず、政治家、とりわけ自由民主党の政治家たちだけが右側に寄り続けているという解析結果にもとづき、「たとえ過去10年間で日本政治が保守化したとしても、それは政治家の右傾化であって、有権者の政策位置が右に寄ったのではない」と指摘している

現在でも有権者にとってもっとも関心があるのは「景気や雇用」や「消費税や社会保障」。

政権担当者にまず求めるのはここがまともであることだと私は思ってます。

安部政権はそれを過剰に「株価」でアピールしてきましたが実際にはいろいろ問題が山積みですね。



経済面では安部政権について一定の評価はすべきだと思う(というか民進党は期待できない)

国民の一人として私が一番関心があるのは、第一に経済政策。景気や企業業績の向上を大前提としたうえで、雇用・格差問題へどう取り組むかということ。特に金融政策一本槍だった状態から財政政策や規制緩和などをどう進めるか、そしてそれに対してセーフティネットの拡充はどうするかなどがとても重要ですよね。次に教育問題や福祉問題などが続く感じでしょうか。もちろん人によって優先順位は変わると思います。私が個人的にこういう点に強く関心があるというだけです。

この点で見ると安部政権下の自由民主党はまだマシであったと思う。少なくとも、民主党時代よりはましだったと私は思ってます。(民主党時代に格差が無かったかというとそうは思わないし民主党だったら非正規雇用が進まなかったとも思わない。)

自民に反対している人たちは、ここも一生懸命批判しようとしてます。しかし批判してる民進党の人たちが自民党よりも優秀な政策を実行できるとは感じません。彼らの安倍政権批判を見ているとそう思ってしまいます。

第0段階:大人としての自覚する

第1段階:ゼミでの発表や研究室内での議論で、自分の主張を否定するような意見に出会うと「怒る」あるいは「泣き出す」、「へこむ」

第2段階:ゼミでの発表や研究室内での議論で、自分の主張を否定するような意見に出会っても、何とか受け入れられるようになる

第3段階:他人の発表や議論を聞いて比較的細かい「よくないところ」を指摘できるようになる。

第4段階:他人の発表や議論を聞いて、発表や発言の枠内で「よくないところ」を指摘できるようになる。ただし、改善方法は提示できない

第5段階:他人の発表や議論を聞いて、発表や発言の枠内で「よくないところ」を指摘できるようになる。しかも、改善案も提示できる

第6段階:他人の発表や議論を聞いて、研究テーマや扱っている問題の本質的なポイントから「よくないところ」を指摘できるようになる。しかも、改善案も提示できる

http://next49.hatenadiary.jp/entry/20120113/p2

もし民進党やその支持者たちが

①自民政権のよかった点悪かった点をそれぞれ区別して評価できる(第三段階以上)
②良かった点を引き継ぎ、悪かった点をどうするか述べられる(第五段階以上)

と感じられるならば信頼できるが、実際は第二段階~第三段階の途中としか感じません。支離滅裂で雑な「アベノミクス批判」で頑張ってる人たちのいうことはあまり信用できない。

彼らがするべきは、「どういう経済政策が現状よりより望ましいか」「少なくとも自分はどういう方向性を望んでるか」という話であり、現時点でそうした提案がほとんど聞こえない時点でどちらを選ぶか検討するレベルにすら至ってないと感じてしまいます。

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ブログ記事なら別に適当でもいい。でも、政治家として、今のレベルで彼らの政策パッケージを信頼できるかというと無理です。第一の関心ごとである経済問題について運用能力が全く信頼できない以上民進党支持はないです。

一例としてこういうページがあります。
アベノミクス対抗政策① 経済 - ネコでもわかる経済問題・総合
アベノミクス対抗政策② 税制改革 - ネコでもわかる経済問題・総合

正しいか正しくないかでいうとこれはこれで反論したいところあるのですが、少なくともちゃんとストーリーを持った意見ですよね。アベノミクス批判してる人たちってこういうことちゃんと考えて主張してますか?観測範囲の問題かもしれませんが、そういうのあんまり見かけません。むしろなんでもかんでもケチつけてばっかりに見えます。そういう状態の間は民進党支持はできないなあと思います。


ただ、安倍政権は政治問題についてあまりに右傾化しすぎており絶対に3分の2以上の議席は渡したくない

日本国憲法改正草案 | 自由民主党 憲法改正推進本部
【読書感想】日本会議の研究
安倍会長の創生「日本」で長勢甚遠元法務大臣「国民主権、基本的人権、平和主義、この三つをなくさないと」 - NAVER まとめ

最近「日本会議の研究」って本が話題になってますね。正直言って、こっちの問題については無知です。誤解していることが多いかもしれません。

ただ、これを抜きにしても私が知る限り、安倍首相は様々な政策を実行するうえで、手続き軽視の姿勢が目立ちます。そして、人事面を見ても右傾化が非常に強いと思っていて、強い警戒心を抱いています。
この人に「強行採決」という手段を与えることだけは絶対に認められない。いくら民進党が使い物にならないからといっても、採決を遅らせ、きちんと毎回国民に向かって説明責任を果たすよう求められる縛りを付けておく必要はあると思っています。


まとめ 今の政党政治はいろいろとねじれていて非常に投票しにくい。マスコミに頼らず自分が一番重視すべき点に絞って投票するしかないと思う

経済政策で本来民進党が主張すべきことを自民党がやっており、民進党にその点は期待できない。ゆえに民進党がまともな政策提言ができるようになるまでは政権担当者は自民党のほうがまだまし。民進党は、自民党政権下において、批判や反対をするだけでなくまともな政策提言を行って信頼をえる努力をしてほしい。

外交問題や政治に関しては、自民党というか安倍首相のことが全く信用できない。民進党のほうがむしろ保守のようになっているねじれ状態であるように感じる。。。この点を考えて、3分の2以上の議席は絶対に与えないようにしたい。


以上を考えたうえで投票に行きたいと思っています。

*1:以下政治に対する見識が非常に浅い私が意見を書きますので、当然無知ゆえに間違ったことを言っている可能性があります。それゆえ誤りの指摘や補足は歓迎します。しかし根拠を示さない指摘は無視します。「単にお前の言うことは間違ってる、というだけのコメントはいりません。間違ってるとだけ言って、何が間違ってるかは自分で調べろ、という人は、人間性を疑います

*2:GPIFの運用状況への批判とかほんとアホかと思う。「安全資産」へ戻せと言ってるが彼らが言ってるのは従来の国債買いだろう。しかしマイナス金利状態において日本国債は完全にコモディティ化している。今から国債を買おうとするのはある意味株以上に危険な状態である。そういうことを抜きにして漠然とした「リスク運用はやめて安全資産へ」みたいな提言は全く意味がない。