この夜が明けるまであと百万の祈り

私が元気づけられた出来事や作品についてのメモ。最近TED聴き始めました

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「ONEPIECE」の性的マイノリティの取り扱いは、ある意味で非常にリアルなのではないか?

私が以前書いた

について、

https://twitter.com/kookaburra17

さんよりコメントいただきました。重要な示唆だと思うのでご本人からの許可を得たうえで引用させていただきます。


読む前に:「性的少数派」の話は一人ひとり違うという大前提

公開するにあたりkookaburra17さんからはこのようなお話をいただいています。

性的少数派の話は、結構複雑且つ単純なもので、「誰もがそれぞれに違う」と根本から考えられれば単純にできるけれど、「当事者とそうでない者」と考えだした途端に、共感し合えるものまで投げ捨ててしまうようになりがちです。さらにそれぞれの属性を全部ラベリングし始めたら切りがなくなってしまいます。

なので、「当事者だから内側からものを見ている」というのでもなく、「全く当事者ではない」というのでもなく、ただの一個の人間だから違う見方を示しているととらえてください

つまり、今から紹介する視点は私にとってはとても興味深いものだったのですが、それが「正解」というわけではなく、「一個の人間としての違った視点を示したもの」だということです。

そもそも、性的少数派の在り方や視点は多様であり、誰か一人が一般論として総括したりただ一つの答えを示せるものではない。だからこそ、いろんな立場の人から、いろんな意見が発信されることを認めるような雰囲気が必要なのかな、と。そういう前提で、一つの意見として読んでいただき、そのうえでご感想をいただけると嬉しいです。




ではここからが引用になります。

ONEPIECE」の性的マイノリティの取り扱いは、ある意味で非常にリアルなのでは?

こちらの記事について、オレの意見を呟いてみようかな。
こちらの記事についてっつぅよりか、この話題について、だが。



オレはONEPIECEで描かれるジェンダー観には、寧ろ肯定的である。多少の引っ掛かりはなくもないが、そこまで批判されるべきとは思わない。「男はこういうのが好きで女はこういうのに興味ない」という決め付け以外には、大いに納得しているからだ



リンク先の記事では特にオカマというものについて注目していたようなので、それについて焦点を当てていこうと思う。




ONEPIECEで描かれるようなオカマという存在だが、オレは正直、日本のメディアなどで特に目立ってる人はあんなもんだと思ってる。最近女装家というアレで出てきたマツコさんやミッツさんみたいな普通に女性の装いをしている人たちと、あそこで描かれるようなオカマいわゆるオカマというのとは、外から見てたら似てるのかも知れないが、オレはあれらがそもそも同じだとは考えていない。どちらがいいとか悪いとかではなく、単に違うタイプの人々に感じるのだ。


ONEPIECEで出てくるいわゆるオカマは、テレビメディアや歌舞伎町のオカマバーのような世界で輝いているような、"奇抜な格好"をするようなタイプの人々に思う。ただの女装とは違う。実際に歌舞伎町で某有名オカマバーの客引きをしている人たちを見たことがあるが、あそこの人たちの大部分は、ONEPIECEの中にいるようなオカマたちよりも更に"奇抜"に輝いていだ。文字通りにも、だ。もちろんだが、その視覚的インパクトは絶大だ。つまり、ONEPIECEに出てくるいわゆるオカマたちは、本当にあれくらいのインパクトのあるオカマバーの人々に通ずるものがあると思うのだ。もちろん「ああいう人々ばかりではない」のは確かだが「あれくらい目立つ人々」なのだって同じくらい事実だろう。





それに対し、カマバッカ永久欠番女王のイワさんなんかは、アメリカなどのレインボーパレードで目にするようなタイプの人だと感じる。つまり、カマバッカでサンジが出逢ったオカマたちとはまた違うものとしてオレは認識しているのだ。端からは同じなのだろうが。




同時に、ニューカマーランドは、ノンケやアライにも開放的な、職業オカマたちが目の前で"奇抜"なオカマを演じてくれるようないわゆるオカマバーのノリではなく、色々な人が色々な性的少数派と交流できる空間の匂いを感じた。レインボーの思想的には理想のような。オレからすると、キツい言い方をしているかも知れないが、「ONEPIECEではオカマをあんな風に描いてばかりで~」のような主張は、「そういうオカマは実際にそれくらい目立つ」という事実を知らないだけのようにも思えてくるのだ。現実逃避のようにも感じる。




第一、サンジがカマバッカで出逢ったオカマばかりがオカマではないなんてのは、知ってる人は知ってる事実だ。目立つ人を目立つように描き、目立たない人を目立たないように描いていれば、自然とああなるのではないかと思う。解りやすく描いてるもへったくれもない。それでも「ONEPIECEはオカマをあんな風にばかり描いて~」だなんてまだ思うのであれば、現実世界にあれくらい目立つオカマたちがああいうタイプ以外には実際にはどれくらいあるのか示してみて欲しい。意外と、そうは見付からないのではないだろうか? 




これは前にもどっかで書いたかも知れないが、オカマにしろなんにしろ、実際にいるのは目立つタイプばかりではないのだ。目立たないタイプまでONEPIECEの世界でわざわざ焦点を当てろというのか?違うだろう?つまり、「描かれないだけでそこにいる」のだよ。そこまでの啓蒙力をONEPIECEに期待してしまったらそれは御門違いだろうし、腐ヲタの視点から「こいつら絶対ゲイだよな」って思われるようなキャラがいてるんだから、当事者が「こいつはもしや」と思うようなキャラがさりげなく存在していてもおかしくない。現実にいる性的少数派たちがそんなんなんだから、ONEPIECEはある意味で非常にリアルに性的少数派の世界を描いているはずだ。なので、「オカマがこんな描かれ方ばっかりで~」なんて言ってる時点で、なんも知らずオカマキモい発言してる連中と同レベだろう。



ただしまぁ、御察しだろうがオレはONEPIECEのファンだし、あの世界に登場するオカマたちの中にも色々なタイプを感知してしまうタイプだし、名指しするならロー辺りはゲイファルガーだと信じて疑ってないくらいアレな視線の持ち主なので、異論は認める。




この一連の呟きをドヤ顔でしてしばらくしたとこでふと思ったんだが、ONEPIECEのキャラってよく考えたら、主人公のルフィからして海賊女帝のメロメロビームが全く効かないという明らかにAセクかAロマだよな。で、ルフィのこれは公式でのできごとから半ば確信しつつの推測だが、作中での振る舞い方の傾向などもっとファジーなとこから考えると、身内や"同類"相手にしかまともな執着を見せないドフラミンゴはその条件にさえ当てはまれば性別気にしない性的指向に見えるし。もっと大風呂敷にするなら、ハートの海賊団やタイヨウの海賊団などのクルーたちの船長に対する惚れ方は「この人になら抱かれても構わない」という感覚と紙一重な感情に見えなくもないし、こないだはワンダさんがナミさんに物凄い百合をカマしてくれてた。



……とまぁこれの1つ前の大風呂敷ネタはあまりにもあまり(これをマイノリティー扱いしてたら"マイノリティー"がマジョリティーになり兼ねない気がするwww)なので、ここまでで打ち止めにするとして。
こうして考えると、「性的少数派ってナニ?」となってくる

ここまでです。

この意見に賛成か反対あると思います。ただ、上で述べたようにこういう見方もできるのだ、ということを認めたうえで、あなた自身の意見を聞かせていただければと思います。