この夜が明けるまであと百万の祈り

私が元気づけられた出来事や作品についてのメモ。当ブログでは記事を読まずにはてなスター頻繁につけに来る人はお断りです

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「嘘食い25巻」 それから、どうする?

今更だけど嘘喰いおもしろすぎる。とにかく今は嘘喰いが面白くて読み進めるの大変なのでブログなんてやってる場合じゃねえのだけれど途中経過。


実に単行本向きだ。1つのストーリーあたり3巻~6巻分くらいある。そして、1つ1つのゲームの話がどんどん積み重なって話が進んでいく。

①廃ビル脱出勝負 :Q大郎 2000万

(セブンポーカー:鮫丸)

②デスバイハンギング :佐田国 10億円

③ラビリンス一回目 :雪井出

④ラビリンス二回目 :天真、箕輪

⑤ファラリスの雄牛 :羽山

マキャベリストゲーム :吉野→武田→松山→鴉山★→金子

(能輪息子 VS 弥鱈) 

⑦業の櫓&血の教誨師ドティの部屋 :捨隈悟 /

(鞍馬組 VS アイデアルカラカル
(賭郎  VS 笹岡副総監)

などなどを経て、ようやく半分読んだくらいだけど早く続き読みたい。

私は記憶力が良くないので週刊誌で読んでても細かい駆け引きの描写が思い出せなくていまいち楽しめなかった。それで敬遠してたのだけれど、単行本で気になるところ読み返し読み返しやってるとすごい面白い。試合が終わるたびに最初から読み直してるからなかなか進まないけどまたそれがいい。
こういう作品は繰り返し読めるからいいわ。


「ギャンブル」についての心構え

「ギャンブル」と「暴力」が不可分っていう発想もよい。

暴力の理不尽さが渦巻く世界で、物理的には最弱の主人公が
当然力がないから、雑に力づくて突破することなんてできない。

些細なミス一つが死につながる。「\(^o^)/式」みたいなものだ。
かといって、怖がって攻めなければ相手にすべて奪われる。
だから、大胆に攻めながらも恐ろしく細心のところにまで気を遣う。

このバランスがとても良い。

正面から山を越えるか地道に陸路を行くか。
この勝負どれも安易に選べる道なんてなかったが
それでも目的地へ流着くための経路はいくつかあった。

けどそんな中で俺が選んだものはボロボロで大穴だらけだった。
乗ってみたら穴が開いていた、のではなくて
乗る前から穴が見えるから誰も乗ろうとしないんだ。

でも重要なのはそれで目的地までたどり着けるかどうか、ただこれだけだ。

世の中当たり前だと思ってる事の裏側に
全く逆の意図が隠れていることがある。
もしかしたら経路はこれしかなくて、
この穴だって皆があるように見えるだけで
本当はそんなもの初めからないのかもしれない。

これってギャンブルなんだ。
絶対なんてものはない。
穴の存在は避けて通れない。
穴がこわければふさぐしかない。
たとえ命をかけてでも。

見てみて。
さっきまであった穴が消えてる。
小さい穴だけど、やっぱり開いてなかったのかもね

特にここの部分が好きで。

実際主人公は、この時些細な疑念を確かめるためにあまりに大きなコストを支払う。

そこまでして確認した情報は全く意味がないもので、まるで割に合わない。

その代わりに、対戦相手という人間を深く深く理解することになり、それが最終的な勝利につながる。この部分が本当に面白い。



何かの賭けや攻めに出ることが悪いわけじゃない。そうしなければ掴めないものもある。そこは誰も否定してない。ただ、その際にあまりに雑な人を見ると「死ぬよ」って感じになるんだと思う。

ネットの人って「信念」とか「イデオロギー」の話ばっかりするじゃん?イデオロギーの部分はどうでもいいっちゃどうでもいいんですよ。みんなが気にしてるのは、御大層なイデオロギーや理念に対して、あまりにも足元がおろそかというか、取り組みが雑なところだと思うんだよね。

このあたり、全然人のこと言えないから、自分も大胆であるべきところと細心の注意を払うべきところを間違えないようにしたいなって思った。



おまけ 「それから、どうする?」

下の言葉はペテン師の逃げ口上であって、
それ自体には意味はなくレトリックも非常に陳腐。

でも一つだけよい言葉があるなと思う。

それが「それから、どうする?」という言葉。

1つ言っておかなければならないことがあったのです。聞いてください。このカールベルモンドはお前らのことが嫌いだと。

 

与えられた燃料にこぞって群がるその様はまるでハイエナのよう……いやハイエナ以下です。ハハハ見えますよ無知の怒りをぶちまける様が目に見えます。では私から質問です。今私がここでルーレットをすべて暴いて、お前らはそれから何をする?騒いでこの後始まる低俗なワイドショーを見て、踊り、悪人たちに罰を与えろと叫び、インターネットに不満をぶちまけてストレスを燃やす。


それからどうする!

 

ただ自然鎮火を迎えるだけ。何しろお前らの得意技は他人に踊るように仕向けられて踊ることだけだから。さて、鎮火後踊り疲れ、燃えるような熱さが懐かしい過去の出来事となりそれからどうする?また電波ジャックやルーレットを待つのか?踊れと言われるまでじっと待つ日々を送るのか?お前らは不正や悪人を許せないんじゃなくて何かにケチをつけたいだけ……身なりだけは立派だがエサ欲しさに群がる罪深き無知どもだ。
 

狩れよ。自分たちで狩ればいい。そうすれば骨も肉持ちも無駄なく本物の味が味わえる。自分が何で命を燃やすか考えろ。与えられるものだけに群がるから踊らされる。自分で探せ。自分の不満は自分で探せ。不正と戦い時は自分で探せ。そうすればルーレットなどいらない。

いつも嘆いてばかりだから気づかない。お前たちは本当は強者だということに。

戦わなければ最弱であり戦いは無敵であるてことに気付け。君たちの数に勝てる権力など存在しない。君たちは無敵のバファローの群れだ。不当なものと闘いたければ戦えるじゃないか。よく考えろ。幸せじゃないか君達は。他の国とは違いこの国では戦っても銃殺される事は無いのだから。

 

おっと時間のようだそれでは皆様goodbye。とても楽しい2時間でした。これでさよならです。

たいていのことは大して興味もないし、一時的に盛り上がって消費すればいいと思うんだけど

自分にとって大事なことだけは「愚痴だけいって終わり」とかにならないようにしたい。

そういう時に「それから、どうする?」って問いかけは非常にシンプルだけど力強いよね。

それだけです。



最近のでいえばこれとかね。

「貧困たたき」と『「貧困たたき」たたき』には、どちらも具体策がない | 冷泉彰彦 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

具体的・実務的な政策提案が必要で、その上での論戦を勝ち抜いていくだけの戦術・戦略が必要です。イデオロギーを同じくする人間にしか届かないメッセージ発信をして、自分たちのカルチャーの自己確認をしているだけでは、まったく前進は期待できません。

うん。こういうこと。ネットの言説って「それからどうする?」が全くないもんね。別にそれはそれでいいと思ってるけど、自分事に関してはこうならないようにしたい。