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「アメリカの高校生が読んでいる金融の教科書」

アメリカの高校生がうらやましくなるシリーズ第二段。

日本では「池上彰」でないとできないような話が、
こちらでは投資や金融の分野でも「教育」という形できっちりされてるんだなあと思います。


独学で1年ちょっと勉強してきましたが、

目次を見ただけでも興味を惹かれます。

金融機関の経済学

サブプライム問題(住宅バブルはなぜ起きたのか)

②金融の仕組み(信用格差社会

③銀行

金利

中央銀行(あなたの知らない金融の世界)

証券市場の経済学

暗黒の木曜日(1929年大恐慌はこうして起きた)

②証券市場

③暗黒の月曜日(1987年ブラックマンデーはなぜ起きた)

デリバティブ(現代の金融世界は1つの式から生まれた)

国債の経済学

国債という政府の打ち出の小づちについて

ミシシッピ国債バブル

③イギリス南海バブル

外国為替の経済学

外国為替相場について

②為替取引(世界は為替で動き出す)

③固定為替相場 (金の足かせが外されたドルという通貨)

④1989年日本の不動産バブル

アジア通貨危機(金融グローバル化が招いた危機)


日本にも「金融入門」という名著がありますが
サブプライムローン問題や世界恐慌、南海バブルなど
具体的な問題を通して高校生でも興味をもって理解できるように組まれてるのがわかる。

難易度的にはこちらの方が少し高いので、
先の「投資の教科書」を下敷きにした方がいいけれどこれ単体でも無理ではないと思います。



実は金融といっても私たちのような一般人がニュースを見るときに理解しておくべきは

金利

中央銀行の役割

・為替(デリバティブ)の仕組み

3つだけで、ほかの専門的なところは知りたい人だけ知ればいいです。この本は「高校生向け」となっているおかげそれ以外の難易度の高いところはほとんど書かれていないので読みやすいですね。

こういう話って、ほんとに頭の柔らかい中学生とか高校生の時期に教育しておいた方が絶対に良いと思うんですよね。実際に給料もらって働く社会人になってからだと、逆に頭に入りにくい気がする。

なので、学校でやってくっれば理想だけど無理そうだし、ニコニコで中高生に人気な人とかが朗読会とかやったらいいような気がしてきた。だれかやってください。