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この夜が明けるまであと百万の祈り

私が元気づけられた出来事や作品についてのメモ。最近TED聴き始めました

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ころわいどこわいど

投資

コロワイドについて、株主目線で適当なことを書き散らします。適当なので参考にはしないでください。

ややボッタクr……プレミア価格で勝負している外食チェーン企業

私はコロワイドグループ(コロワイド、カッパクリエイト、アトム)については優待株主であり、そのため系列のお店にはよくいきます。昼食にラ・パウザや三間堂を使うことが多いですが、時々甘太郎でスイーツを食べたりもします。どの店も店員が少なく、またどの店も非常に商品の品目が多いので、働いてる人はめちゃくちゃ大変だろうなと思っています。

ちなみに、どの店も同価格帯の競合店より約1割から2割割高に設定されています。客引きに声をかければすぐに1割~2割り引きになります。ただしクーポンなどはあまり充実していません。 つまり、商品と価格を見て、ちゃんとどのくらいが妥当であるか考えて、交渉できる人は適正な価格で食事が出来ますが、そうでない人はちょっと乗っけた価格を取られます。雨の日などに行って店が空いてるときなどに行くと交渉しやすいですので試してみてください。

はじめにこのことを飲食関係の人から聞かされたときはびっくりしました。これは情弱向けビジネスというべきでしょうか。いや、そうではなくて、それだけ私達が普段そういうことに無頓着で、お店の値付けに疑問を持ってないということでしょう。コロワイド側としては、メニューの見せ方や店の雰囲気作りが非常に上手く、客としてはちょっと割高の料金を払っても全然納得がいくようにしてるわけで、むしろ飲食店はそういう企業努力をしなければ、くるしということでもあります。

しかし今期は儲けているどころか最終損益で赤字

ちなみに、こういう努力をして、客単価も上げているのだからよそより営業利益率が高いのだろうかと思われますが、そうではないです。今期は系列のアトムも、カッパクリエイトもどちらも特別損失を計上し、その影響でコロワイド全体でも赤字決算です。2350億円の売上があるのに、経常利益は20億にも届かず、最終損益はマイナスになりました。

コロワイド【7616】、今期最終を一転赤字に下方修正 | 決算速報 - 株探ニュース
かっぱ寿司、「脱カッパ」空回り 不振で赤字に :日本経済新聞
アトム【7412】、4-12月期(3Q累計)経常が49%減益で着地・10-12月期も69%減益 | 株探ニュース

もっともこれは会計のカラクリがあって、2016年に会計基準IFRSに変更し、のれん償却を減らしたのだけれど、思った以上の業績不振で特損を経常したために見かけ上大きく損失が出たようにみえるということです。



はい、ココまでが現状ですね。



で、そもそもコロワイドってどんな会社なのかという人のためにもう少し。

株主還元が非常に強く、株価を上げて新規出店&買収&設備投資を繰り返すことで急成長した資本主義の申し子的な企業

コロワイドは株式市場というもののしくみを最大限活用して大きくなった企業でもあります。この企業は株主投資をやっている人ならほぼ全員が知っているような企業です。なぜかというと、株主優待がものすごく手厚いからです。上で述べたぼったくr……プレミア価格で儲けた利益は、株主優待の方に回っていると言っても良い。株主優待が手厚いことによって、業績以上に常に株価が高く維持されています。

とにかく飲食業界が成長するためには、本業で儲ける以前にまず出店するために費用が必要になります。そのために株価は高いほうが良いわけです。株価を高め、増資を行ったり、借り入れの担保にするわけですね。特許などによる参入障壁がない飲食業界は、とかく差別化が難しく競争が厳しいです。生き残るためには、地域ごとに独占的な地位を高めなければいけません。そのため、コロワイドは設備投資にも積極的で早くからタッチパネル注文方式を取り入れたり店舗開発にも力を入れていたことでも有名です。

常に全速力で成長しているので財務的には常に厳しく、従業員には厳しい環境になるのはゼンショーと同じ

さらに、もっと手っ取り早く競争性優位を得るために買収を繰り返し、買収した企業にも同様のタッチパネル端末や、優待レジ対応などを導入して統一を図ってきました。そんな感じで、常に儲けた利益は出来る限り成長に回すということを繰り返してきたのでものすごい成長速度なのですが、財務は常に赤信号が点灯してる状態です。銀行が金を貸してくれなくなったり商社が土地探しを手伝ってくれなくなったら一瞬で死ぬこともありうる。優待だって手厚くしすぎて業績を圧迫してるけれど、改悪しようものならすぐに株価が下がってコロワイドの成長モデルそのものが崩れるからやめられない。それだけ「業績」と「業績に見合った適正株価」の間には乖離があるわけです。

そんなこんなで常に業績に対するプレッシャーは強く、コスト削減の必要性も高い。そのためか、明らかに客に対する従業員の数が少ない店舗が多いです。サービスについても、先程の「タッチパネル注文」や「雰囲気の良い店舗やメニュー」「多種多様な商品を選べる楽しさ」など、器の部分は本当に充実しているのですが、ハードが良くてもそれを動かすソフト部分である人員が少ないわけですから、店員のレスポンスの早さだとか、こまかい気配りみたいなものは到底期待できません。


そんなこんなで常にギリギリの環境で戦ってるのがコロワイドという企業なわけです。従業員の方は本当に大変だと思います。

コロワイドになじまない「レインズインターナショナル」や「フレッシュネスバーガー」など

さて、それでも今までに買収した企業はだいたい「コロワイド」に吸収合併されたあとうまく統一が行われていたと思います。「ステーキ宮」などをが主力のアトムも、雰囲気は違うもののコロワイドの哲学と全然違うということはなかった。「牛角」「温野菜」を中心とするレインズは、雰囲気そのものがコロワイドと似ているので、もっとすんなり統合がうまくいくと思われていました。

でも、実際はあまりうまく行ってないのかもしれません。まず、レインズ系の店はコロワイドの優待が全く使えません(なので私は全く行ってないので雰囲気がわかりません) なぜ使えないのか。少なくともオペレーション的に導入するのがそれほど難しいとは思えません。このあたりからしても現場の反発が強いのではないでしょうか

今回のわけわからんレインズ社員に対する圧力を思わせる会報も、そのあたりが原因なんじゃないかなと思います。

ちなみに、ここの会長は欲の権化だと思いますが、それと同じくらい株主も欲の権化みたいな人ばかりなので似た者同士でうまくやっているようです

まぁなんというか、こういう世界もあるんです。

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