この夜が明けるまであと百万の祈り

私が元気づけられた出来事や作品についてのメモ。最近TED聴き始めました

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まず他者に寛容を求める人間は、自らが他者に不寛容であることから目をそらしがち

もし他者に寛容を求めるのであれば、まず自らがその相手に寛容を示すべきです。「もし・・・なら」という条件付きであるので、「その人からの寛容を求めてない人相手」にまで寛容であれとは言ってないのでよろしくお願いします。



シリコンバレー在住のリベラルな僕がトランプ大統領支持者100人と話して理解した「アメリカのリアル」 | BUSINESS INSIDER JAPAN
読みました。多種多様なコメントがあり、気になるコメントは人によって違うと思います。

私がとても印象的だなと思ったのはこれですね。

「あなたがたは我々に、我々の選択は間違っていたかもしれないと自ら認めるチャンスを与えるべきだ。ただし我々が悪人であると決めつけられない形で。わたしはすでに間違いを犯したと思い始めている。コミュニティからは仲間外れにされているように感じるんだ」


トランプ大統領への攻撃がきっかけで自分について学んだことがある。オレは彼を擁護するために、オレ自身がまったく信じてもいないし、支持してもいないことを言ったんだ。なぜならオレ自身が攻撃される立場に置かれたからだ。あんたらトランプ批判者は多くの人々をそんな方向に追い詰めたのかもしれないんだぞ。ただ、それは最終的にはオレらの責任だし、やめなければならないとも思っている


僕が間違っているかもしれないし、きみが間違っているかもしれない。でもトランプ大統領にチャンスを与えたというだけで、僕らを悪魔のように言うのはやめるべきだ。僕はヒラリーが嫌いだし、彼女はこの国を台なしにしたがっていると思うけど、彼女の支持者を悪人呼ばわりはしない


彼が大統領に選出されたことは、この国の分断につながっている。今のところその分離への働きかけの大半はリベラル派からのものに見える。嘆かわしいことだよね。

私は「まず他者に寛容を求める人間は、自らが他者に不寛容であることから目をそらしがち」だと思っているのですが、これなんかはもろに当てはまりますね。

これはリベラルも、保守も一緒です。リベラルのほうが「反差別」という御旗を掲げているから目立ちますが、この人達もまた、「他者が自分たちに寛容であること」をもとめても、自らが他者に寛容であろうとはしていない。上の記事を見て「リベラルの不寛容」にしか目がいかない人は、保守は寛容「ですら無く」差別的発言が多かった(彼らがリベラルより寛容であるように見えるのだとすれば、彼らは身内には寛容である分外部の人間に差別意識が強い)ということを理解しておくべきだと思います。



彼らは悪人ではないが、一度溝が出来てしまうと会話をするのは結構難しい

さて、それはさておき。それでもこの人達は、決して「悪人」ではないと感じます。

①自分たちが間違ってるかも知れないという可能性はちゃんと考慮してる。
②悪人呼ばわりされることを極端に恐れている
③ただ、相手側のリベラルの態度がひどすぎて、そのことで頭がいっぱいになっている。「どうして私だけが誤りを認めなければばならないんだ。私達よりリベラルのほうが間違っている」と感じている。


彼らはなによりもまず「正しさ」よりも「寛容さ」を求めていると思う。「間違っているかもしれない、だけどとりあえず自分はこう感じているのだ。その意見を言うだけで殴られたくない」と。「世の中で正しいとされているものを正しいと思えないという地点から考え始めることを許して欲しい」と。この部分で安心・安全を感じることができるならば、意見が違っても話し合いはできると思うのです。

それでも、この人達とリベラルの人たちのどちらかが一歩譲って相手の言い分に耳を傾けようとしなければ、両者の溝は埋まらないんだろうな……と思います。しかも、両者の間に溝がある場合、そうやって相手の言い分に耳を傾けようとすると、「お前はあいつらの味方か」と、自分の人生側の人間から攻撃されたりします。上の記事の人のようなことをやるのは結構勇気が必要かなと思います。

一度溝ができると、お互いにお互いの悪い点ばかりをあげつらうことになりがちですよね。でも「私も間違っているがあいつの方が間違っている」という言い争いの先には不毛しか無いと私は感じます。




私の失敗談 「あいてに被害者意識をもたせたら、その時点から話はできなくなる」

何回か述べてますが、私は数か月前にすごいめんどくさい人に絡まれました。きっかけは私がその人のブログ記事に否定的な感想を書いたことです。なのでちょっかいを出した私が悪い。その後の相手がどれだけひどくてもこの点は絶対に動きません。「触ったらアカン人に不用意に触った」わけで、これは自分のリテラシーが低い証拠です。そのことは恥と思うべきでしょう。


しかし本当にその後は大変でした。この人は私のツイートを見てすごい被害者意識を持ったんでしょうね。ものすごい攻撃的に絡まれました。まず最初に捨て垢で絡まれます。「初期コンタクトが捨て垢」という時点でもうこの人のヤバさがひしひしと伝わってきます。その人はTwitterのアカウントを持っているのにそのアカウントでは自分をブロックし、その上で自分には普通のアカウントで応対しろという。。。もうこの時点でまともに話出来ない感プンプンします。「あ、この人バーサーカーだ」くらいの状態ですね。


当然相手したくないから拒否します。すると次に5000文字くらいの記事を投げつけてきました。この記事がまたひどくて「記事タイトルは私のTwitterアカウント名、IDコールを載せ、さらに人格否定の表現」「本文も人格攻撃のオンパレード」でした(※あまりにひどいのではてなに通報して10箇所以上の表現を訂正してもらいました。本当は記事ごと消してほしかったんですけど、言い出しっぺが私であったため「同レベルの人間の喧嘩」とみなされ応じてもらえませんでした。まぁ仕方ないね。)もうこの時点で「この人バーサーカーじゃなくてアベンジャーだわ……放っておくと何されるかわからないから自衛しなければ」と感じて、仕方なく応じてしまいました。これが誤りでした。


うかつに応じてしまったためその後は泥沼です。この人はその後も記事で私への攻撃をどんどん追記していきます。最終的に2万文字くらい使ってひたすら攻撃されることになりました。しかもその内容が正しければこちらとしても応じられるのですが、いちいちよくわからないことを言われるので、対応がめちゃくちゃしんどい。 この人は、私がその人の間違いやズレを指摘しても全く応じてくれず、こちらが自分の間違いを認めたところだけ大げさに拾う、という典型的な「無敵の人」でした。話が長引くに連れてだんだんあら捜しや表現の歪曲ばっかりになり、終盤はほとんど根拠のない妄想や、序盤の話を蒸し返し続けるだけでまともに会話が成り立たなくなり、最後の方は「とにかくお前が悪い」みたいな感情論ばかりになった挙句、いきなり勝利宣言をして去っていきました。アベンジャーさんの勝利条件が何かがさっぱりわからなかったのですが、結局のところ自分が勝ったと思えればそれでよかったらしいです


結果からいえば、このアベンジャーさんとのやりとりは殆どの人が見てなかったし、相手も結局去っていったわけで、私も最初から一言「否定的な感想書いてすみません」とだけ謝ってその後一切関わり合いにならなければよかったのかもしれません。でもそれは結果論です。やりとりの最中は「アベンジャーはどこまでしつこく絡んでくるんだろう」「放っておくとどこまでもエスカレートするのではないか」と思ってこちらも頑なな態度を取らざるを得なかった。言い合いで勝ってもこちらが得るものは「これ以上おかしな人に絡まれなくなる」というだけで何も嬉しくないし、とにかくさっさと諦めていなくなってくれないかな、とだけ思い続けてました。不毛なやり取りで時間を消耗させられるのほんとにしんどかった。。。


繰り返しになりますが、こうやって「相手のおかしさ」についてはいくらでも書けます。書けますが、かといっていくら相手のやばさを語ろうとも、発端が自分の迂闊な発言であることには変わりありません。なので、私が一方的な被害者であったというつもりもないし、誰かさんのように晒したりするつもりは全く無いです。


「何が何でも勝敗を決しなければならない状況」「ひくにひけない状況」をつくらない。「10:0」ではなく「5:5」の関係を意識する

私がいいたいのは、こういう「やばい人」相手だとどうしようもありませが、そうでなければ「勝ち負け」や「引くに引けない状況」さえつくらなければ、意外と人とは話し合いはできるんじゃないかな、ということです。相手と話し合いがしたいのであればお互いの意見の差異や、会話におけるズレはむしろ当たり前と思って寛容でありたいところです。他者の意見に極端に不寛容なのは、そもそも相手と話し合う意思がないということだと思う。人と話し合うつもりがなくて、自分が正しいと信じている人とは話が出来ません。その人の中では正しいことは全て決まっているからです。その人にとっての会話とは自分が10で相手が0なんですね。意見が違っても相手を0にするのが目的だから、とにかくなんでもかんでも否定する。そういう形は一番やっちゃダメだなと思います。

もうちょっと5:5に近づけられるよう意識しても良いのかな、と。私はどっちかというとブログでも他人の受け売りばっかり書いてるし、自分が2で相手が8くらいでも全然構わないのですが、それだと相手が楽しくないから、もうちょっと努力が必要だな、うん。