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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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しゅうかつ!

http://syakkin-dama.hatenablog.com/entry/20170302/1488426415

 

読みました。タイトルだけ読むと自己分析の話かと思うでしょうが、実際には企業のタイプによってゲームの性質が異なるということを書いている記事かと思います。

 

http://diamond.jp/articles/-/119630

こちらの記事と合わせて読むと良いのではないでしょうか。

 

私は就活にうまく言ったとは言えないのでこうすれば就活にうまくいくとか、そういう話はできません。就活そのものについては何も語れない私でも言えることがあります。それは就活以前の話です。就活始まる前に考えておくべきことです。

 

結論から先に書くと、就活は、人生においてもかなり重要な位置を占めるゲームだというメタファーは結構役に立つということです。就活というのは、ゲームの一ジャンルであり、そのジャンルの中にはさらにバリエーションがあると考えようってことですね。

 

さて、私以外にもよく就活をゲームや恋愛としてみなす人はいると思います。なのでこういう話を聞くと、ああまたか、と思われることでしょう。実際そのとおり、私が言ってることは非常に陳腐な話です。ですが陳腐な話というのは得てしてみんながそう思っているということであり、サンプルが多い就活においては、下手に裏技!とか秘伝!みたいな話より陳腐な話にこそ真実が宿っている可能性は高いです。少なくとも私はこのメタファーに真実が含まれていると感じます。

 

その上で、あえて私がこの陳腐な話に、自分の経験から一言付け加えられることがあるとすれば、戦略レベルではゲームとして捉え、戦術レベルでは恋愛とみなす、というのがオススメだということでしょうか。恋愛が得意な人は戦術レベルでも突破できるでしょう。そういう人は自己分析すらあまり必要ねえのです。就活を恋愛に例える人の話が役に立たないのはそういうことです。私はこの点絶望的だったので別のところである程度リードを取ることが必須でした。恋愛とは要するにコミュニケーションのことですから、それが苦手な私は、戦術レベルで戦えば百戦百敗します。戦い始めた時点でリードを与えてもらって、ようやくゴール時点でギリギリの差で勝利できるかもしれない、その程度なんですよね。前置きクソ長いなこれ。

 

 

んで、ゲームとしてみなすとはどういうことかの話になるわけですが、これは考え方として三つの軸から成り立ちます。

 

一つは、ルールに従うということです。ルールそのものを疑う人間は、このメタファーは役に立ちませんからここまで読んでいただいたのに申し訳ありませんがここで読むのをやめて別の記事を探してください。すみません。

ゲームやるときにルールに不平言う奴はただのアホです。さっさと他のゲームを探してください。就活についても同じです。就活に完璧なゲームを求めるのは勝手ですが、そんなものは期待するだけ無駄です。就活は不合理な点は多いです。改善できる点は多いでしょう。ですが、あなたがゲームを作る側でないなら、そんなことを考えてる暇があったら別のゲームを探しましょう。とにかく、ルールを受け入れるという覚悟を持つことが先です。この覚悟を持ってないと、そもそもゲームのルールを知ろうとしません。ルールをろくに理解せずに、自分に都合が悪いからと言って文句を言ってる人が就活生に多すぎますが、それは都合よく考えすぎだと思います。学歴や筆記試験の結果による足切りに文句を言ってる人は、さすがに世の中舐めすぎでしょう。

 

 

こういうと、不合理な就活をそのまま受け入れろというのか、と理解して文句を言う人いるかもしれません。ここで二つ目の話になります。就活というゲームをひとくくりで考えないことです。就活というのはジャンルであって、全ての会社が同じような採用活動やってるわけではありません。一つの会社でひどい目にあったからと言って就活全体がクソだと言い張る人は、テンプレラノベアニメの一話だけみてラノベの文句を言う奴と同じです。クソなのは面白いラノベ探す努力せずにみんなが見てる作品に群がって自分に合わないと文句言ってるだけのお前だと言いたい。ラノベならそれでもいいけど、まさか就活でも同じ態度でいいわけはないですよね。自分にあったルール、自分にあったゲームができるところを目指しましょう。自分の入りたい会社のルールがクソだという ことはもちろんあるでしょうが、その話は三点目でします。まずはこの区別をつけるのが先です。この認識が持ててこそ、上の記事のような企業の分類や分析が役に立つし、そこから自己分析が使えるようになるのです。

 

 

さてさて。ここまであたかも現状の就活を擁護するような立場で話をしていると思われているかもしれません。ここで三点目。基本的に能力がすこぶる高い人間以外にとって、どの会社選んでも就活はクソゲーになります。それはゲーム自体のせいということもありますが、それ以上に、あなたがそのゲームについて初心者だから、という面が大きいです。

普段ゲームやってない人に、ゲームをやらせてみたら大抵そんなにうまくできないですよね。初心者向けのゲームもありますし、ソシャゲなんかは至れり尽くせりな仕組みになってますが、就活はそこまで親切ではないので、始めたばかりの人はまずうまくいかないでしょう。そこでうまくいくのはエリートだから、あなたと関係ありません。気にするのはやめましょう。

 

就活がクソゲーなのは、あなたが下手でうまくいかないからです。結果が出ないものほどつまらないものはありません。訓練して上達しましょう。

 

しかしここで、あなたのせいではなく純粋に就活がクソだと思う点があります。フィードバックの部分ですね。よくできてるゲームだったら、採点がついて、どこまではうまく言ってて、うまくいかなかったや失敗したところがどこかをデジタルに示してくれます。そこまでわかればそこを改善しようという気になります。ですが、就活は判定がファジーなのでフィードバックはまともにかえってきません。真面目な人はここで心を病むわけですね。

 

 

三点目についておさらいします。

 

就活は下手なうちは辛いがうまくなれば楽しくなる。しかしフィードバックがほとんどないクソゲ仕様のため、闇雲にやり続けていてもいつまでたってもうまくなれず苦痛になってしまいがち。

 

はっきりいって、この点に文句を言ったところでそんなすぐに改善もされません。この点に文句言うならAIによる採用が一般化するまで待つしかないでしょう。そうではなく、自分でできる対策があるので是非やりましょう。すごいシンプルな話です。就活中は絶対に日記をつけましょうということです。就活においてはノートをとって、自分の活動を振り返る人が長期的には有利です。意識して自分でフィードバックを作ることが致命的に重要になります。これ普通に仕事でも役に立つから、コミュニケーション苦手な人は絶対に必須な。逆に、Twitterで就活の文句を書いてRTを稼ぎ満足する人は就活向いてません。ところがネットはこういう情報ばかり目立ちますよね。だから私は、就活中の人は、就活が終わるまでの間は就活に否定的なことを考えたりそういうものに耳を傾けるのは全て禁止する、とルール化するのが良いと思っています。

 

 

最後に。就活はクソゲーかもしれません。ですが、みんながクソゲーをやってるならそこに差はないと言うことです。自分だけがクソゲーをやらされてるわけではない。この認識が大事。自分だけがクソゲーをやってると思うと心を病みます。また、クソゲーだと思うのはいいですが、みんなで慰めあってるだけでは心は平気でも就活で爆死します。ソーシャル全盛の時代ですが、使い方は注意してくださいませ。