この休みの期間中に積読していた男女関係の本にざっくり目を通して、参考になったと思う本を紹介します。
他にもおすすめの本などありましたら是非ご紹介くださると嬉しいです
入門書として最適
鈍感な男 理不尽な女 | ||||
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先の記事で紹介した本です。分量が少ないながら、知っておくべき最低限のことはこの本にきっちり全部入っていると思います。
コアの部分だけコンパクトに纏まっており、「じゃあどうすればいいの」についてもポイントをまとめてくれているので頭がこんがらがらなくて済みます。
この本を読んでおくと、頭のなかに「情報を入れるスペース」が整理されるので、他の本も読みやすく成るでしょう。
二冊目向け 男女の脳構造の違いや、ホルモンの働きの違いなどメカニズムがわかる
女はなぜ突然怒り出すのか? (角川oneテーマ21) | ||||
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男はなぜ急に女にフラれるのか? (角川oneテーマ21) | ||||
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男の人は、こういうメカニズムが理解できたほうが頭にはいりやすいと思うので、2冊めにはこれらの本をおすすめします
この2冊は、男女の脳の構造の違いや、ホルモンの働きの違いについて詳しいです。
男女によって感情や性欲を処理する場所が微妙に異なる点、色彩の感覚の違いなど、知っておくと話のネタになる情報が多いです。
女性は満腹中枢と性欲中枢が同じ場所にあるとか、男女の射精後の賢者モードの仕組みとか、マタニティブルーの際にホルモンはどう作用してるのかとか、面白かったです。
もちろんいちいち言うまでもないと思いますが「男女」というのはあくまで傾向ですからね。
脳の不思議がわかれば女性関係は99%うまくいく | ||||
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この本も読みましたが、まぁ上の2冊のほうがおすすめです。図があってイメージでわかりやすいですが、大量に著書がある作者だけあって、かなり手癖で書いている感じが強かったです。
3冊目向け 具体的にどういう場面ですれ違いが生じるか、そしてどう対処すればいいかという実践的な部分を考える
察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方 | ||||
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女性を味方にする言葉、敵にする言葉 (PHP文庫) | ||||
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多分一番人気なのはこのあたりの本でしょう。
でも、いきなりこの本を読んで「そういうもんなんだ……」と実践できる人は良いですが先に1冊目・2冊めを読んだ後でこれらを読むと、メカニズムが頭に入っているので納得度が全然違ってくると思います。
ナンパ本などと違って「男女の違い」に応じて男だけでなく女もこういうふうにすれば歩み寄れる、という形でバランスが保たれているので印象が良いです。
これらの本では「男女での会話は、今まで自分がみにつけた言語以外に、もう一つの言語を身につけるつもりで取り組もう」ということを提案しており、説明が非常にうまい。
ここらへんの本で語られていた話も、まだ気力があれば書くかもしれません。
ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた (知的生きかた文庫) | ||||
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この話題になると代表格として取り上げられる本です。
……ただ、この本絶賛されてるけど、正直私はあんまり好きじゃないです。みんな、この本で書かれてること本当に好きですか?実践しようと思いますか?
さらに興味ある人向け
科学でわかる男と女になるしくみ (サイエンス・アイ新書) | ||||
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科学でわかる男と女の心と脳 男はなぜ若い子が好きか?女はなぜ金持ちが好きか? (サイエンス・アイ新書) | ||||
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正直言うと、3冊目まで読んだ後だとコスパは悪いです。
恋愛とか男女関係の本というよりは生物進化学や生物学的な話に寄っているため、
「男と女で違いが生じていく過程」について語っている本で、これを知っても「へぇー」とは思うでしょうが使いみちはあんまりないと思います。
とはいっても過程まで含めて理解することで「男女ってこんなに違うんだ」っていうことを深く納得できるようになります。
自分がアスペルガーだと思っている人向け
旦那(アキラ)さんはアスペルガー 奥(ツナ)さんはカサンドラ | ||||
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いろいろ読んだんですが、自分が鬱気味だったこともあり難しい本は頭に入らず、結局これが一番良かった。
なんせ、本人の実体験を、しかもマンガで書いてくれているのでわかりやすいです。
「アスペルガー」とはこんなものだよ、という説明は別シリーズにありますが、この本は
アスペルガーに限らず「鈍い男」に対して女性がどう思うか、という話なので、一般の人が読んでも役に立ちます。
あまりおすすめしない本。
「なぜ男はギャンブルに走り、女は占いにハマるのか」
発達障害という概念がまだ珍しかった頃の本。今と違ってあまり脳科学の研究が進んでないころに書かれた本のサンプルとして読みました。
根拠が示されないまま作者の推論みたいなのが平気で書かれているので恐ろしいです。
私がこの記事で紹介した本にかかれている内容も、数年経ったらまたおかしいってことになる可能性は十分あります。その戒めとして。
「女は男をどう見ているのか」
正直ポエムが強すぎてつらい。上記の本を読んでいれば何の話をしているのかわかるかと思いますが、この本だけ読んで理解するのはかなり難しい。
「オンナの[建前⇔本音]翻訳辞典」
この本は、読んでもだからどうすればいいの?が全然わかりません。というかぶっちゃけ読んでてストレスがたまったので途中で投げました。
「アスペルガーの男性が女性について知っておきたいこと」
正直、訳書独特のダラダラした文章が読んでいて苦痛……。 この本良かった!という人が多かったので私が合わなかっただけかも。