この夜が明けるまであと百万の祈り

私が元気づけられた出来事や作品についてのメモ。当ブログでは記事を読まずにはてなスター頻繁につけに来る人はお断りです

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さんざ批判してきたけれど、VALUには「ダイレクトに支援したい人に投げ銭できる」仕組みとして少し魅力を感じているというお話

実を言うと、私は、VALUアカウントを持っていて、何人かには投げ銭をやってます


さんざん批判しているけれど、VALUには「ダイレクトに支援したい人に投げ銭できる」仕組みとして魅力がある。

現状のVALUについて私がどのように認識しているかについていままでいろいろと記事を書いてきました。

現状では市場が未成熟すぎて「投げ銭システム」以上のものは無理だと思います。


ただ、逆に言えばこのシステム、課税の問題さえクリアできるなら「投げ銭(贈与)システム」としてはすごく簡単で便利です

クリエイターなどの活動をを応援したい人、応援を求めたい人にとって「ニコニコ広告」や「ブロマガ」「有料チャンネル」より合理的なプラットフォームになりえるチャンスは有ります。

「ニコニコ広告」ってのは運営の取り分が多すぎる上に、支援したい人には直接は「広告効果」しか届けられないじゃないですか。
もちろん、広告効果ってすごい大事だし、後から運営がちゃんと還元してますが、ちょっともどかしい。

「Youtuber」にしても、とにかく投げ銭主体じゃないせいで
ヒカルのように炎上でもなんでもしてアテンションを集めるのが正義、みたいな感じになってましたよね。


それよりも「直接支援したい」っていう仕組みとしてみれば、
「ENTY」などのピーキーなしくみよりずっと汎用的で、お手軽で、洗練された仕組みになるチャンスはあったし、今でも期待はしてます。




直接投げ銭するのって気持ちいいしね。きもちよく投げ銭できる仕組みがあればいいなぁと思う。

でも、いまのままだと、まぁ3000円以上はこのVALUというシステムに入れる気にはならないな。





VALUがあまりにずさんすぎて、よく批判されるニコニコ運営がどれだけしっかりしていたかよくわかる

でも今から刷ると、ニコニコ動画の運営ってよく考えられていたなと思う。

「ニコニコ広告」は広告の単価に制限がかけらえているから無茶が起きない。そして、よく批判されているけれどクリエイターへの還元や分配は運営が入ることで違法な方法で儲けようとする人が効率よく排除されていた。 

「広告として寄付する」という行動を促進するためにプレミア会員に無料でポイントを付与することで、AKB選挙のように課金した人が応援するコンテンツだけが一人勝ちするのではなく、各自が本当に応援したい動画にポイントが入るようになった。

間接的な還元というかたちをとったために、YoutuberのようなPVを追求しすぎてヒカルのようなことをする人はそんなに出てこず、まったりとした競争刺激ができていた。


ニコニコ生放送」についてもかなり長い間、「まず身銭を切ってでも活動する人」を育ててから有料チャンネルを開始した。買い手にいきなり課金を求めるのではなく一定数以上の価値と、一定以上の価値を持つプレイヤーをちゃんと用意した。


「ブロマガ」も、最初にプロフェッショナルを育ててプラットフォームをきっちり仕上げてから一般開放を行った。

VALUも、売り手ではなく買い手にポイントがつく仕組みができたら良かったね(値上がり益への期待、ということいがい何も特筆すべきコンテンツを持っていなかったから無理だけど)


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まあとにかく、早すぎました。とにかく今は立ち止まって目の前の問題に誠実に取り組んで欲しい。








というわけで、税制の件はともかくとして、ココらへんの問題は早急に解決して欲しい。


①現状のVALUの問題点その1  株価のコントロールが容易すぎる

小川さんが本当に金儲けが目的ではなく「クリエイター支援プラットフォーム」がやりたかったのであれば「譲渡可能性」はありとしても、株価変動制には一定の制限を儲けるべきだったように思う。つまり、VALあたりの単価を発行者が安易にコントロールできる仕組みにするべきではなかった。


今のVALUって本当にペニー株市場なんですよね。

1、ほとんどは収益が無い。それだけでなく、単にビジネスプランがあるだけで、何の活動すらしていない会社もある。ようするに、あるのはセールストークだけだ

2、売値と買値が極端に離れすぎている。売値が10セント、買値が20セントといったことなど頻繁にあるから、こんな株を買ったら、買った瞬間に資金が半分だ。

3、出来高が低く、更にマーケットメーカーも少ないから、簡単に株価を操作することができる。運良く値段が上がっても、持ち株の全てが、希望の値段で利食えることは先ず無い

ニコニコとちがって市場を育てる準備をまったくせずに、いきなり一丁前の市場きどりをしたんだから当たり前ですが。株式投資をやってる人がこのシステムをみたら、誰でも「株価吊り上げ」を考えるでしょう。合理的な値付けなんて、未成熟な市場でできるわけがない。

こうなることなんてわかってたでしょ。堀江貴文さんいるんだから絶対わかってたでしょ。さんざライブドア時代に将来への期待を煽って実態の数倍以上に株価吊り上げまくっては三角取引で買収を重ねてさらに膨張し続け刑法上で有罪が妥当かどうかはともかくとして、結果として粉飾決算を出してしまったことが問題になって大勢の投資家を地獄に叩き落とした歴戦のツワモノである堀江貴文さんが最初から関わっていたんだからわかりきっていたことじゃないですか。


運が悪かった、なんてありえません。だれがどうみてもわざと、だとしか思えません。




②VALUの問題点その2 上場審査から初値形成までの手続きがいい加減すぎる。VAZ以外にもインサイダーや相対取引をやり放題

本当の意味で「マイクロなエンジェル投資」を広めたかったならその投資のハードルが一定以上にあがることは絞るべきでしょう。そもそも上場審査が甘すぎる。大勢参加させたいのはわかるから審査が甘いのは良いけれど、値付けがいい加減すぎる。おかげで今は強者が弱者を食い荒らすだけの、資本主義の最も醜い面がむき出しになった状態になっている

・マンガCOMICOのように、上場するひとによって市場を分けるべき
・現状の仕組みなら有名な人は「低値段☓多くのVA数」じゃなくて「高い値段☓一定のVA」ではじめるべきだし
・もし増資が必要になれば運営に申請してVAの増資や分割を認めるという制度にすべきでした。
・公募期間を設け、初日に妥当な売り出し価格と発行量を決める仕組みにすべき

などあまりに改善すべき点が多すぎる。




③VALUの問題点その3 「支援」という部分が主眼なのに、「支援」するより「投機」することにばかりインセンティブが寄っている

いまのVALUからは完全に「支援」という目的は消え失せています。

あたりまえです。

「支援」するより「濡れ手に粟で儲かるところ」がボコボコわいてくる状態で、わざわざそんな支援をするのは、VALU内では大金を手に入れたけれど出金ができなくて資金が滞っている人たちだけです。