この夜が明けるまであと百万の祈り

私が元気づけられた出来事や作品についてのメモ。当ブログでは記事を読まずにはてなスター頻繁につけに来る人はお断りです

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ネットにいる自称フェミの人たちはYOUTUBERヒカルみたいなものだと思っておけばいいと思う


読みました。正直、借金玉さんはちょっと意見が偏り過ぎだと思うし、ポリコレとかフェミニズムそのものを否定する必要はないと思うんだけどね……。

フェミニズムの「理念」そのものは長い時間をかけてちゃんと築き上げられていたものであり、今でも存在意義は失っていないと思うのです。

ただ、それを実践できる人が極端に少ないし、日本のネットフェミに関して言えば、ほとんど誰も実践などしてないしするつもりもないように見えてしまうのが問題なんですよね。観測範囲がというならまともな人連れてきてほしい。



ネットで活動的な自称フェミニスト達は、ほとんどYOUTUBERのヒカルやイケダハヤトと同じようなものとして扱ったほうが良いです

もっと言えば、特にtwitterにおける自称フェミニスト達はほとんどYOUTUBERのヒカルのようになってしまっているように感じます。

①何かと戦うこと自体に満足を得たり、何かと戦っている姿を見せることで人気を得て承認欲求を満たそうとする →常に何か叩くネタを探して血眼になってしまう。

②人気や注目を集めることが目的になってしまい、男女の平等なんかはどうでもよくなっている →より過激なネタ、強い私を見せられるネタを探す。

③自分の受けてきた抑圧や生きづらさを共感し合うことが目的になっており、フェミニズムの本来の意味と関係がなくなっている→「サークルの姫」化。


いろんなものに批判をするのは良いですが、この人達の特徴は自分たちの主張に反論が返ってきた時にまともにそれを受け止める人が少ないってことです。それどころか、言いたいことを言った後で、批判に対してはすぐに心を閉ざしてしまったり、被害者ぶる行為をよく見ます。

言いたいことだけ言って、反論されることを想定していないとか反論はおざなりにしか返さなかったり、人格攻撃で返したり。そういう態度を取っているということは、まともに世の中を改善するつもりなんて無くて、単に威勢のいいことを言ってチヤホヤされたいだけなんだろうなと判断すべきだと思うのです。


とりあえず、こういう「フェミニズム」と読むに値しない、ただチヤホヤされたいだけの承認欲求お化けの女性たちを追い出してからでないとフェミニズムとオタクの対話など到底望めないと思われます。(もちろん、これは男側も同じです。「アンチフェミ」や「ミソジニー」としか言いようがない男性たちの意見が非常に多いのも事実です。女性だけを批判しているわけではありません)



フェミニズムについて簡単におさらい

そんなわけで、みんなネットで見かけるYOUTUBERもどきを見かけてなんとなく「フェミニズムはクソ」みたいに思っているかと思います。

とはいえ、批判するのであれば「フェミニズムとは何か」について簡単にでいいから理解しておいたほうが良いと思います。じゃけん乱暴ではありますが、この記事の定義に沿って「ラディカル・フェミニズム」「リベラル・フェミニズム」「マルクス主義フェミニズム」「日本独自の草の根フェミニズム(素人フェミニズム)」の4つについて簡単におさらいしておきましょうね。


重ねて、ラディカル/リベラルフェミニスト問題について:兵頭新児の女災対策的随想:兵頭新児の女災対策的随想(兵頭新児) - ニコニコチャンネル:社会・言論

最低でもフェミニズム批判をする際には「ラディカル・フェミニズム」「リベラル・フェミニズム」「マルクス主義フェミニズム(日本型)」「日本独自の草の根フェミニズム(素人フェミニズム)」の4つを区別して理解しておきたいところです。これすら知らずに漠然と「フェミニズム」を批判すると、批判している側がよくわかってないと思われてしまいますからね。




①ラディカル・フェミニズム =いわゆる「ポリコレ棒」と批判されやすいやつであるが、ガチの人はちゃんと筋を通している

不快に感じた、宗教上の信念を侵しているといった被害は認められない。被害者ではない第三者が告発することも認められない
・ポルノには、ホモもレズも二次元も、古典文学から芸術作品まで被害をもたらすことが証明される限り全て含まれる。自分が叩きやすいゲームやマンガだけを槍玉にあげて、自分が叩かれやすい文学や芸術から目を背けるチキンではない。殴るからには全て殴る

ガチのラディフェミは、何かを告発する際に自制のルールを持つ。

くたびれはてこさんのナコルル問題や、チサチサさんの「食人鬼と少女」問題、その他「聲の形」や「ゆらぎ荘」などの作品について「不快だから」という理由で暴れていた人たちとは全く違う。彼女たちのように無制限に暴れ、不快感を撒き散らし、それでいて自分たちは無謬の存在として振る舞うような傲慢極まりない人たちとラディフェミは全く異なっている。

また、それでも彼女たちが、自分たちが気に入らない作品に対して用いた基準を、区別なく平等にいろんな作品に向けていれば乱暴な「ラディフェミ」として認識することも可能であったかもしれないが、「サーファーCM問題」において、かなり日和った態度を取ってしまったことで、基準が恣意的なモノ、単なる感情的な反応に理屈をあとづけした程度の強度しかないことを晒してしまった。

少なくともネットでポリコレ棒を無邪気にぶん回して喜んでいる自称フェミの皆さんの殆どは、ラディカル・フェミニズムを名乗る資格はない。

もちろんまともな人もいるので、すべての人が駄目と言っているわけではない。ただ、牟田和恵 さんはもう駄目でしょうこれ。




②リベラル・フェミニズム=家庭内の賃金、労働の不平等の解消によって性差別の無い社会が構築されるとする考え

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・家庭内の賃金、労働の不平等の解消によって性差別の無い社会が構築されるとする。
・女性の社会進出を推奨し、出産休暇や託児所の拡充、男性の育児休暇取得を推進する
性教育の重要性を訴える
リベフェミは広範な男性差別は否定するが、アファーマティブ・アクションでの男性差別は肯定する。
フェミニズムを男性と女性の権力闘争化することに否定的立場をとる

・リベフェミであるマーサ・ヌスバウムは嫌悪感を根拠とした法規制を徹底して批判し、ゾーニングの妥当性を論じる

基本的にネットで見かける素人自称フェミには、リベラル・フェミニズムと呼ぶに値する人すらほとんどいないと思われます。

男女の溝を広げる活動をしている限り、リベラル・フェミニズムと呼ぶに値しないと思います。方向性が違うからです。
アファーマティブアクションを求めるのは良いでしょう、だからといって男をボコボコに殴ることが求められるわけではない。

なので、ネットで男女分断を煽ってるだけの自称フェミを見て「リベフェミ」批判をしてはいけない。
それはリベフェミが悪いのではなく、ネトフェミの人たちの言ってることがおかしいだけです。

とはいえ、こちらについて「こういう態度こそリベフェミだ!」って言う人をあまり見かけません。
「リベラル・フェミニズム」のお手本と呼ぶに値する、とうい方がいらっしゃったら、ぜひ教えてください。




マルクス主義フェミニズム=男性との階級闘争が主軸。

・女性の抑圧は、資本制と家父長制の構造上必然的に生じたものであると喝破し、資本制・家父長制の打倒を訴える。
フェミニズムの主要な敵は男性であると断じ、マルフェミでは家事育児という労働に対する賃金の支払いを請求する

ネットでやかましいタイプのフェミニズムはほとんどここが源流です

しかしこちらについても本来は「階級闘争」を意識しているわけで「強い相手と戦って権利を取り戻す」ことが本来の意義だったはずです。

いまオタクを叩くことに血道を上げている人たちは、このマルクス主義フェミニズムと呼ぶにすら値しないように思います。

①~③まではすべて「女性の社会的な地位向上」という目的が大前提としてあるのです。そういうものは特に感じないんですよね。




④日本独自の草の根フェミニズム =最低でも「フェミニズムと私の区別」が付いていない話者は相手にするだけ時間の無駄

・初期の日本のフェミニズムには「反主知性主義」があり、「女性であれば(女性としての経験をもってさえいれば)誰でも女性学の担い手になれること、専門的なジャーゴンや注の使用を避け」、「プロとアマの距離をできるだけ近づけること」が目指された。

・こうした取り組みで女性が声をあげられる空気を作り出すことに成功したが、結果としてフェミニズムは「一人一派」と化した。筆者の私見に過ぎないが、これは同時にフェミニズムと「私」の区別を曖昧なままにした

・「自分の感覚が従来のフェミニズム理論と矛盾していたり整合性が取れなくとも関係ない。従来の理論について知識も興味もないフェミニストは珍しくない。知らなければ(当人の中で)矛盾はしない」

だいたいネットで見かけるのはこのタイプですね。

ネットにトンデモフェミが多いのは、勉強もなにも全くしてないのに「俺がガンダムだ」と言わんばかりに「自分の感覚がフェミそのものだ」と勘違いしてしまうような人が多いからです。

大抵の人はリベフェミを自称していると思いますが、上で書いたように、リベフェミの本質的なところを完全に外している人が多いです。

「理論を欠いた思想は、しばしば信念や信仰へと還元されてしまいがちである」そのような啓蒙主義者にとって「真理はつねに単純である。(中略)真理を受け容れることのできない人々は(中略)真理の力で救済することができなければ、力の論理で封じるほかはない」。そうして治安警察国家を招き寄せる

社会学部や文学部くずれならまだ全然マシな方で、ひどいのに成るとただのオタクをこじらせただけの人が「フェミニズムは一人一派」という言葉に甘えて、従来の理論について知識も興味もないくせにフェミの看板を掲げて通り魔的に男やオタクを殴ってそれを自慢することでフォロワー数を増やすという、先程も言ったように「イケダハヤト」や「YOUTUBERのヒカル」と本質的に何ら変わらないような人がちらほら見受けられます。

それでいて、自分は正しいことを言ってるつもりだから妙に上から目線なんですよね。性別ひっくり返して男にしたら青二才さんみたいな人だよ、と言えば、伝わるでしょうか。




最後に。 なんかもうすみませんでした!!
あえてめっちゃ上から目線で語ってますが、上の増田記事を読んでわかったつもりになってるだけで実際には私は私はフェミニズムについて無知です。
間違ったことめっちゃ語ってると思うので、そのあたりは厳しくツッコんでください! 
ちゃんとツッコんで、ここは違うよって部分があったら直しますので!お願いします!そうじゃないといたたまれないよ!


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