この夜が明けるまであと百万の祈り

とあるマンガ好きの備忘録です。私が元気づけられた出来事や作品について少しでも共有できたら嬉しいです

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「Re:Creators」 この(作品観た)後無茶苦茶「スマガ」を思い出した

評価★★★★(個人的評価★★)

「作品世界」内にあるラノベやアニメキャラが、現世に出現して、「作中内作品世界」における能力を持ったままバトルロワイヤルをする、というお話。「作品世界」中に一人だけ、確固とした作品のバックグラウンドを持たない創作キャラ「アルタイル」がいて、そいつが世界をうまいこと引っ掻き回す形になる。

ラノベ読むのが苦手な人にはおすすめしない。設定上、多種多様な「作品内作品」の設定が説明無くバンバン登場してくる。「それはそういうものだ」というのを逆算的に推測して受け入れながら読んでいくという作業を延々とやっていかなければいけない。FGOと違って実在の歴史に基づいたキャラクターではないため、登場人物の「作品世界」内部でのキャラ人気や、実際にどういうストーリーをもっているのか、などはとにかく作中の雰囲気から察するしか無い。もちろんそれができるようには描写されているが、「作品外」にいる私たちは、「作品内世界の人たち」と同じ感覚を持つことは出来ない。

とかまぁこんな感じでメタメタしているので、説明するより興味があるならとりあえず見てもらったほうが良いと思う。この作品独自のキーワードである「承認力」という概念は非常に面白いと思うし、それを活かしたストーリーも悪くなかった。。 ただアニメとしてはちょっと微妙。設定が膨大であるせいか、説明的な会話シーンが多く、一つ一つのシーンごとに見ると不満が多い。


とにかくこの作品は、感想を書く時見ている自分のポジションを問われるので評価が難しい。

この作品の「作品世界」では、世界の中に登場した「作品内作品」のキャラに対して、「作り手」として関わるか、「二次創作者」として関わるか、「作品を享受し、承認力を与える観客」として関わるか、といろんな関わり方が出て来る。

また「作品世界」の中では各作品の主人公クラスのキャラクターが相対化され、どのキャラを「主人公」として認識するか、あるいは「サブキャラ」「傍観者」「その他一般のモブ」として認識するかでもまた印象が変わる。

例えば、敵キャラである「アルタイル」を主人公(あるいはメインヒロイン)として見た時の感想は「スマガ」や「マブラヴオルタネイティヴ」を思い出してすごい好きだ。(Youtubeは「スマガスペシャル」ですが)


「スマガスペシャル」 (SUMAGA SPECIAL)PV

ただ、あくまでこの作品の主人公は「水沼」くんであるらしい。 水沼くんの物語としてみると「僕の物語はこれからだEND」という感じで物足りない。 


このあたり、自分の意識次第でいかようにでも楽しみ用は有ると思うし、他の人の感想を観てみたいところ。

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この作品は、トリックスターである「築城院マガネ」がいちばん好き。アニメだと喋りすぎな上考えさせる問いかけをしてくるためテンポを悪くしてしまう元凶でしたが、こうやって自分のペースで読めるラノベやマンガ向けのキャラだと思います。 このキャラクターについてだけは実際には存在しない「原作」も読んでみたいなぁと思いました。