この夜が明けるまであと百万の祈り

とあるマンガ好きの備忘録です。私が元気づけられた出来事や作品について少しでも共有できたら嬉しいです

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「トリニティセブン」 どんだけこの作者は奈須きのこが好きなんだよ

評価★(個人的評価★★★)

アニメでやっていたのは9巻までであり、その部分までは「7つの大罪」をベースとしたお色気っ学園モノ物語って感じだった。

なのであまりそれっぽい要素は感じなかったけど(「魔法」と「魔術」の話くらいとか幾つかはあったけど)、10巻以降は、お前どう考えてもそれfateだろ、ってネタが随所に出てきてクスってなる。

お前それ完全にギルガメッシュやろ!って話だとか
お前それ完全に「オルタ化」してるやろとかいろいろいろいろ。

特にこれは絶対わざとやってるよね!

「神禍眼」!モノの死を視る邪眼ですか!

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こんなん笑うに決まってるやんww



とはいえ、別にオマージュとして取り上げているだけだし、何と言ってもこの作品は奈須きのこ作品だけからパクってるわけじゃなく、ありとあらゆる作品からパクりまくっている。最新刊で明らかになる主人公の設定とか見たらまぁ「幽遊白書」を思い出さない人はいないだろうってな感じですし。一事が万事そんな感じ。とにかく面白いと思うものを貪欲に集めまくってるので、ここまでやられると「いいぞもっとやれ!」ってなってくるから不思議。

別にパクってるだけじゃなくて、ちゃんとベースは独自に作っていて(とある魔術のインデックス的なもので)出来ていて、あくまでそれらをネタとして組み合わせてちゃんと一つの作品にしているしね。パクられた元の作者さんが文句言わない限りはまぁいいんじゃないでしょうか。 

とにかく面白いものをなんでも詰め込んでやろう、という意気込みに溢れた作品であり、大量に出て来る中ニワードの数々の原典をWikiとかで調べると面白いので個人的には結構気に入ってます。 主人公つええというよりは、主人公を取り巻く女の子達が群像劇のように頑張るという展開は「グリザイア」シリーズが好きな人にはおすすめです。



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というわけで面白いとは思うのだけど評価はちょっと低め。

いろんな作品から設定寄せ集めて換骨奪胎するのはいいと思うけど、どう考えても設定過剰だし、その説明の仕方はお世辞にもうまいとは思わない。 とにかくこの作品、設定がめちゃくちゃ多いだけれど、それが作者の自己満足になってるところが多々あると思う。読者への説明が後出しだと感じることや、「必然性」が理解できないものが多く、「これはそういうものなのだ」と受け入れて行く心がないとかなりしんどい。

どちらかと言うと、この作品読んでたら、自分も何かこういう設定をてんこ盛りにした作品書いてみたくなる、という意味で刺激的な作品だと思います。