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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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男が女の「どうでもいい」おしゃべりに付き合える時間は15分が限度である

以前紹介した「理不尽な女 鈍感な男」からネタ紹介。

その1 女性は前交連という感情の通り道が太くできていて、怒りや悲しみ、不平不満などの情報を増幅させやすい。

一回マイナス方向に考え始めるとすべての要素をマイナスに結びつけて捉える傾向がある。さらにセロトニン分泌が男より少ない。
 →不安におちいった女はちいさなことで揚げ足取りを取る。
 →女がストレスを解消する方法は基本的に不平不満を口にだすことしかない。男と違ってとにかくしゃべらないと解消されない

ネットでは女性もモヤモヤが垂れ流しになっていて、男としてはなんだかなーと思うことが結構あります。男も愚痴っぽいことは書いてますが、普通の男だったら書かないことでも女性は平気で書くのだなぁという感想を持つことは結構あります。もちろん逆に、女性から見れば男性の悩み事を書いて、なんでこんなつまらないことを一生懸命語ってるんだ、みたいなのいっぱいあるでしょう。相手のネガティブな語りは「自分の感覚で判断しない」が大原則ですし、公の場ででかい声でしゃべらないのがマナーです。togetterに愚痴や批判をセルフまとめしてる人間ははっきりいって狂人とみなして問題ないと思います。


その2 女性は小さな幸せがたくさんある方が好き。

・女性は急にビッグな幸せが来ると不安を感じる。(QBSK)常に妬み嫉みの世界で生きている生き物だからしょうがないらしい。
・「女社会ってほんとにジメジメしていて気持ち悪い。その不満を男に解消してもらおうとするから余計めんどくさい」
・そのくせ「このくらいの幸せなら誰も怒らないよね」という計算をして常に他の人より自慢したがる

言わなくても分かってくれると思うけど、これは私の意見じゃないから注意な。女性からしても「他人の女性のこういう振る舞いは」あまり好ましいと思わないけれど、でも自分もそうなってしまうのだ、と自虐混じりに語っているのが面白い。 今の時代、「男に解消してもらおうとする」人ばかりではないと思うけれどね。


その3 女にとって言葉は軽い。メールでのやりとりですら会話の延長線上。

・女の脳は幾つものことを同時並行で処理することが可能だが、男はできない。自分の彼氏や夫に対し、仕事の途中に仕事以外のことを考えるよう要求するとかいう女は男のことを何も分かってない
→とはいえ、男の側としても女のメールをすべて無視することは難しい。なので、時々女の気分が良くなるメールを送ることが大事だとかそういう話らしい。

他にも、テレビを見ている途中の男に声をかけても動かないことに必要以上にイライラしても無意味、とかそういう話もある。

ちゃんと本を読んでもらえば「タイミングさえしっかりつかめば男って女がおもってる以上に快くいろんなことをやってくれるし、タイミングを間違えると男は女が思ってる以上にいろんなことを嫌がる」ということを理解することの重要性を書いている。
男と女のコミュニケーションにおいて軽視されているのがこのコミュニケーションの「タイミング」で、ある意味会話の内容なんかよりよほど重要だと思ってる。。私は昔から女性が結構な割合でこちらのタイミングを尊重してくれないことにめちゃくちゃストレスを感じていたのだが、女性は自分が何かやってる途中で声をかけられてもあまり気にならない人が多いらしいと聞いてとても驚いた経験がある。女性もそうだろうけれど、男性は、女性が思っている以上に「タイミング」良く話しかけてもらうだけでめっちゃ尊重されてると感じる人多いのではないかしら。


その4 女は男に浮気されると生きていけない生き物だった(かつてはね)

そのため浮気センサーが非常に発達している。浮気というものにたいしては敏感だし、浮気を許すかどうかは死活問題。

センサーが過剰すぎて、「浮気をしない」男に対しても不審な行動があったら問い詰めてしまうらしい。まぁそれはいいのだが、「ダウト」に失敗すると、ペナルティーとして男から女への好感度がめちゃくちゃ下がることを理解してない女性の方が多いらしいというのはわかる。女の人ってなんでカジュアルに他人に対してカマかけようとする人いるのかな。これ男からしたらめちゃくちゃ侮辱にあたるのでホントに自重して欲しい。

男性は「相手に信頼されている」という感覚が死ぬほど重要なので、逆に言うと「心あたりがないのに疑われる」という行為は死ぬほど嫌いです。男どうして何らかの疑いを向ける行為は、マジで宣戦布告に相当しますが、なんか女性の方無自覚にやってくる人結構いるよね。 好きな女性から一回でもこれをやられると男性はめちゃくちゃ傷つくし、女の人に心を開かなくなります。ぶっちゃけると、次から女性にいろいろ隠し事をする可能性が高まります。逆に「信じられている」と思っている間はまず嘘をつかないし、積極的に話をしようと思います。
女性は好きな人にはなんでも共有して欲しい生き物なのだそうですが、男は必ずしもそうではないです。というか女性だってそうだと思うんだけどなぁ。とにかく、「共有してないこと=隠し事」みたいに感じてその感覚をそのまま相手にぶつけたら、男だろうが女だろうが不愉快だと思うんですが違うんですかね。

その5 女は、一定でないからだと心を抱いてなんとか日常を正常にこなすことに、エネルギーの大半を費やす。

男と違って、昨日の自分が今日と同じコンディションという安心感がないのだから、あまり長期的なことを考えることよりも、その日一日一日を大事に過ごそうとするのは当然。

逆に、男がよく理解してないこととして、女性は一日ごとの充実が非常に重要で、「次の日が大事だから」とか「将来のため」みたいなことをして、その日一日を疎かにするような態度を男が取ると機嫌が悪くなるんだとか。これは素直に尊敬すべき態度だと思う。そういえば、職場にいる女性は、何かしら習い事とか決めたことを必ず継続してる人が多いですね。必ず次の日に何か話すネタがある。私は特に冬場は、体調が悪かったり寒すぎると、なにもしないままその日を終えることとか結構ある。

ただまぁ、その結果として発生する「時間軸が違うものを平気で横に並べて比較する」みたいなのはホントに辞めて欲しいと思うことは有る。目の前の作業と中期的なプロジェクトの話を混同したり、「私と仕事とどっちが大事なの」的な問答についてはちょっと理解できない。


その6 女は、変化を求めていないわけではない。

安定の基盤を何よりも求めるが、変化自体は強く求めている。安全に冒険ができることを好む。だからワンナイトラブみたいなのは平気。

ナンパ学みたいな話でした。興味がある人は本を読んでみて。


その7 男の性中枢の大きさはおんなの二倍以上、女性は満腹時に性欲を高めやすい。

視床下部は動物としての欲求を満足させるための古い脳。男の性中枢は、視床下部の内側視索前野というところにあり、ここは男が女性の2倍以上の大きさが有る。さらに、テストステロンは男のほうが10倍~20倍多い。
・女は大脳皮質の前頭葉に性中枢があるため、本能よりも頭で考える。さらに女の場合、腹内側核という場所が性欲に大きく関係する。腹内側核は満腹中枢と同じ場所にあり、女性は性欲と食欲がリンクしやすい。=女性は満腹時に性欲を高めやすい

らしいです。


その8 男の性欲は一瞬で、しかも自動的に高まる。これを「けしからん」というのは女の勝手。

・女性は脳の構造が違うから性欲が高まりにくいだけ。女性が自分の感覚で男の性欲を制御しようとするなら、男は逃げる
・逆に言うと、女がやたらといろんなものに「かわいい」というのは男には理解できない。その感覚を完全に自重しろ、と言われるようなものである。

ネット上にいらっしゃるツイフェミの皆さんはこの章に書かれてることちゃんと読んで欲しいところ。逆に言うと、男は男で、女とはエロの感性が全く違うということを理解しないと、狙った女をエロい気持ちにさせることは難しいし、不快な気持ちにさせるよということも書いている。


その8-2 男は視覚的な刺激ですぐに性中枢が反応するが、女はほとんど反応しない。

女性の性欲は、大脳皮質にセンサーがあるため、会話は性的興奮に欠かせない。お腹を満たし、安心感を与え、ムードを作らないとそもそも全く興奮しない
・妻が苛立っている時に夫が会話を放棄してしまうと、女はノルエピネフリンコルチゾールのレエルが上昇する。男は一切反応しない。女はネガティブな会話をするだけでストレスホルモンが高まり、性行為の興奮を妨げる。喧嘩した時に性行為によって解決みたいなマンガみたいな描写は実際にはかなり危険
・逆に言うと、女性が男の寝物語を信じてしまうのも脳のエラー。心を許すまでのハードルが高い代わりに、性欲が高まっているときは心のガードが異常にゆるい。男は逆に性衝動が発散された後は賢者モードになるので、その時の発言を信じてはいけないのだが。。

ということで、注意しませう。


その8-3 男は女に対して単純な接触などでもすぐに勘違いする。

・この勘違いはテストステロンの作用に寄るものなので、意識的に制御せざるを得ない。逆に女性も「勘違いさせるな」とは言わないが、セクハラみたいなことをしない限りちょっとだけ気分良くなってしまう、程度は許してあげたほうが良いかも。

・・・て。女性がいってるからいいけど男からだといいにくい意見やね。


その8-4 男は自分が助けた女に好意を持つ、逆に女は助けてくれる人に好意を持つ。

・ただ、そのせいで女は思わせぶりな態度やサインを送っておいて男がそれに反応しない時に、勝手にキレる。そのくせ男には「そんなつもりはなかったのに勘違いするな」という自制も求めることがある。ここまでやっちゃう女性はもう完全に頭の悪い女であり、こういう女は相手にしてはいけない。

…ということで、男は助けたいときに助けたらよろしい。女は助けて欲しい時に助けてといえばよろしい。この中間でしょうもない駆け引きをしてるやつらは全員滅びて欲しい

その8-5 男と女ではそもそも視覚のつくりに違いが有る。

男性の網膜にはM細胞が多く、色彩にあまり興味を抱かない。位置・方向・速度に興味を抱く。なので、黒色の服でも平気。その分動きや位置が大事。クロ・青・銀色を好む。
・女性の網膜にはP細胞が多い。色彩や質感に強い興味を抱く。それ故に色彩が豊かなものを好む。

このあたりの「認識能力」の差異は昔からよくネタになってますね。

女ってなんで道歩いてて人を避けないの?
今日もこういう記事が上がっていたが、これについてもそもそも女性の方が空間認識能力が低いという昔からある定説がある。
男性ドライバーの死角と女性ドライバーの死角の違い - Togetter

もっとも最近は否定的な研究結果が出ているのだが)。ちなみに私は男ですが空間認識能力が多分一般の女性より低いので、この定説は全く信用してない。まぁとにかく、このあたりはもともとの差が社会的にさらに拡大されていると考えたほうが良さそう。


その9 男はできるだけしゃべらずにすませたい生き物

・男は「言わなくてもわかるだろう」というレベルのことはいちいち言葉を出さずに済ませたい。
 
・「左脳」を使って、事実や論理、および自分の意思に基づいておこなう発語に関しては男だって女には劣らない。男同士で長時間の会話が盛り上がってるのを見て、女がついていけないと思うことがあるはずだがそういうこと。趣味や学問など、何か間を媒介するテーマがあれば男の話はいくらでも続けられる。

ただし、「感情」などのあいまいなことだとか「必要性がないこと」について語る時には男の脳は機能しない。そこは「右脳」だとか「大脳皮質」といった女性が強い分野で男は強くない。極端な話女の話は自分中心であるが、自分自身に関する話をすることほど男が苦手なものはない

・興味のないことについて話すのは女性だって苦痛だろうが、男性ははるかに苦痛を感じる度合いが強い。そういうものを話すことを強制されるのは耐え難いのでありそれを自分が好きだからと言って夫や彼氏に強要し続けたら多分すぐに疲れ切ってしまう。せいぜい15分が限度だと思っていれば良い。逆に言えば、15分も女のどうでもいいおしゃべりに付き合ってくれる男性は、彼女のことを無茶苦茶大事に思っていると考えたほうが良い
 
「デートで2時間会話がつづかない相手とは相性が悪い」みたいなことが書いていることがあるがこの水準を当然のように期待していたら、高確率で将来二人は分かれることになる。だいたい、2時間も話をしようと思ったら、男か女のどちらかが、自分の好きな話をして、どちらか片方が我慢をしているはず

…と、このあたりは相手のタイプがどういう人かをちゃんと認識すべきで「こうあるべき」にとらわれないようにしてればいいんじゃないかな。



◆その9-2 男のストレス回避行動は「引きこもり」「オタク化」であり、女は摂食障害である。
・女性の場合、ストレスになると女性ホルモンのエストロゲンが低下する。摂食障害にもなれば女性的魅力はすべて失われることになる。

・男の場合は男性ホルモンのテストステロンが分泌されなくなる。存在意義そのものを否定されているようなものだから、生物学的な活性レベルを著しく下げることに成る。男性の場合、そのままあっさり自殺することも有る。

→基本的に男性のテストストロンがもたらす行為を否定していくと男性は引きこもりになる。男性が女性に興味を抱くのは、残念ながらまず性欲ファーストなので、女性と違って、まず人間として興味を持ってもらってそれから好きになって欲しい、とかは難しい。性欲が死んでると、そもそも女性に全く興味を抱かなく成る

……とこれについても、「草食系」男子の時に散々言われていた話ですね。性欲を否定して自分を大切にしてっていうの、はっきり言って100%女性都合だし男性抑圧だとは思う。

その10 女性の方がいじめが残酷になりやすいのは、仲間はずれや愛されないことへの警戒心が男の数倍強いから。

・人間関係が上手く行かなくなったり他人から思うような愛を受け取ることができないとかんじるやいなやコミュニケーションの回復を求めて他人にちょっかいを出す。
・男は興味のない人間をほうっておくことができるが、女は仲間はずれを許さない。コミュニケーションに応じない存在を敵視してわざわざ攻撃しに行く。自分のコミュニティに過剰に固執してそこから移動することを嫌がる。

このあたり、もうなんというか「いや、男だって変わらんだろ」と思うんですけどね。うちの職場、男比率高いけどめちゃくちゃウェットですよ。逆に言うと大学の時は男女共学で女性比率高かったけどそういうことはなかったわけで、まぁはっきり言ってこのあたりはもうこじつけ臭いよね。

その10-2 女は、ストレスに対する感受性そのものは低い(性欲への高まりが鈍いのと同じ理由)

・ただし、そのストレスを増幅する厄介な機能がある。その分、それを解消するためにおしゃべりを多用する。男はストレスそのものに対する感受性そのものは高い(扁桃体で直に受け止めるから)ただし、そのストレスを認識し、処理する機能が弱い。
 
・男は短期的にはストレスに強いが、ストレスに晒され続けると有る時にいきなり潰れる。女性は、短期的にはストレスに弱くヒステリーを起こしがちだが、長期的にはタフ。

これは正直あると思う。逆に言うと「ストレスについて話し合う相手がいない女性」は一番危ないと思う。きっと、だからこそネット上ではその思いを吐き出し、共感し合う人が多いのだと思う。男女問わず、吐き出すだけでいいんだよね。 ただ、ホントに何回も言うけどTPO選べっていうのと、ネットで愚痴る時は主語や目的語をでかくしないように気をつけろよって話ですね。


他にも面白いネタたくさんあるので、自分で読みながらこういう風にツッコミ入れていくと楽しめるのではないかなと思います。「血液型診断」を読む程度の軽い気持ちで読むのがオススメ。

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