この夜が明けるまであと百万の祈り

とあるマンガ好きの備忘録です。私が元気づけられた出来事や作品について少しでも共有できたら嬉しいです

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「ミソジニーのフェミニスト」という存在があり得ることを知って、警戒したほうが良いと思う

私はフェミニズムについては敬意を持っていますが、ミサンドリストはてなブックマーカーには何度も何度も不愉快な思いをさせられたので、ミサンドリストが大変嫌いです。*1

さて、このミサンドリストですが、目に余ると思っていたのは私だけではなかったようで、最近特に「男性蔑視」や「男性の悪魔化」に取り憑かれすぎていて、支離滅裂な発言や暴言を吐きすぎている人たちがしっかり批判されるようになってきました。2015年ころから「フェミニズムミサンドリストを区別しよう」という声も増田などでは出始めてはいましたが、ようやくそれが当たり前になってきつつあるように思います。

はてな村にてフェミニストがミサンドリストを晒し上げ→切断処理する事案が発生 - Togetter

フェミニズム側からのミサンドリー批判については、西洋では1980年代からすでに存在するものであり、日本ではなぜかこの部分は輸入されてこなかったのか、ネットのフェミニストたちが見て見ぬふりをしてこなかっただけなのかは知りませんが、今までフェミニズム内部からの批判が出ているのをあまり見かけませんでした。ようやく日本でも「再発明」という形で実現するのかもしれません。

私が以前から注目していた宇野ゆうかさんなども、男嫌いを隠そうともせず、それでもフェミニズムを標榜していましたが、今回のキズナアイ騒動に絡んでフェミニズムを装うことが難しくなったように感じます。

宇野ゆうかさんの「公共」についての定義がよくわからない - Togetter
「公の感覚」をめぐる議論(「キズナアイ」騒動などからの派生) - Togetter

*2

また、もともとミサンドリの人たちも、それを明言しフェミニズムからは自ら距離を取るような人たちもちらほら観測されました。

このように、今まで「一人一派」といってなんでも区別なく取り込んできたフェミニズムですが、最近になって交通整理が進んできているのかもしれません。まぁ当然だよね。 


ミソジニーフェミニスト」に扇動されているフェミニスト運動について

さて、「ミサンドリストの可視化・分離」が進んできたので、次に問題となるのはシュナムルさんやマルクスさんを支持していた「矛盾している」フェミニストたちだと思っています。これについては3年前の時点からすでに「ミソジニーフェミニスト」という指摘がされていたようです。

ミソジニストのフェミニストが日本のフェミニズムをゆがめている ~ピルとのつきあい方(公式)の覚書 - Togetter

1 武田邦彦型(ミソジニーというよりはフィロジニーかもしれない)
2 キノコ・柴田浩司型 (性は女性を抑圧するものであるから、女性は性を嫌悪すべし)
3 ハイエキ型(男女の別なく慎み深くあることを求める)
4 勝部元気型(心底では女性を蔑視しているが故に、モテるために躊躇なく女性に迎合する)

※以降はコメント欄に、この分類に対して懐疑する意見があることを前提に読んでください。*3


2~3の範囲に位置するシュナムル氏やへぼやま氏あたりは今でも絶好調である。こういう人たちと比べると、きちんと理論を考えている北守さんあたりはだいぶまともに見える(私は嫌いだけど)


さて、これらの人たちは、パターナリスト、モラリスト、いろんな言い方はあるが結局はミソジニストであるといいます。フェミニストを名乗りながらも、これらの「ミソジニー」や「女性の権利を制限する方向の主張をしている」人達を支持している人、いっぱいいますよね。 そういう人たちは、一度自分が望んでいることと、自分が支持しているものや活動内容に矛盾がないか問い直すべきときが来ているのではないでしょうか。

ミソジニスト型フェミニストの特徴

ミソジニストの「フェミニスト」は、殊の外男性に攻撃的ですね。そして男性である自身を男性の例外として語るんですよ。女性のことを慮っているパパを演じる不自然さに気づいていない。

海外のウィメンズ・マーチの動きに合わせて一時期マルクスさんとかいう人が急にどこからともなく湧き出てきたときに、理論的におかしいことを言ってるのも関わらずフェミニズム界隈が一斉に同調していたのは返す返すも残念でした。私はフェミニズムへ敬意を持っていたのですが、あれで一気に「フェミニズムそのものの価値は衰えないとしても、日本のネットで活動してるフェミニストはダメだ」という認識に傾きました。今は、「フェミニスト」は無視して自分なりにフェミニズムの価値について考えようとしているところです。


・運動からマスメディアに至るまで、大袈裟に言えばミソジニストがリードしているのが日本のフェミニズムだ。

ミソジニスト系フェミニストはスタンドプレーが大好きだ。しかし、堅実な改革には無関心だ。かくして、女性は保護されなくてはならないとする、およそフェミニズムの逆を行く「フェミニズム」が日本に栄えた。ミソジニストが女性たちを絡め取ってきたからだ

・もちろん、ミソジニストの中でフェミニストになるのはごく一部だ。大部分のミソジニストはアンチフェミニズムだ。しかし、彼らはミソジニストが扇動したフェミニズムを真のフェミニズムだと持ち上げることを忘れない。

ミソジニストの「フェミニスト」が日本のフェミニズムをゆがめている。男性「フェミニスト」のか弱い女性は男性が守ってあげる、悪い男がいるから守ってあげる、という甘いささやきにかすめ取られたのではないか

これらはあくまで「ピルとのつきあいかた」さんの仮説に過ぎません。しかし先程述べたとおり、私自身もマルクスさんを支持した本家とは似ても似つかない「ウィメンズ・マーチ」タグのみなさんなどを見ていると、この説はそれなりに当てはまっているのではないかと考えます。

マルクスさんや勝部さんやシュナムルさんの支持者が多かったことからも、かなりの数のフェミニストたちが「ミソジニーとは何か」を深く考えることもなく、ミソジニーを恨みながらも、フェミニズム活動にミソジニーを取り込んでしまっている。これはとても皮肉なことだと思います。ミソジニーを仲間に取り込みつつ、ミソジニーでないものについて、自分に気に入らないからといって安易にミソジニー呼ばわりするのは、さすがに間抜けとしか言いようがないでしょう。

ミサンドリーミソジニーと等しく駄目、それだけです。それを庇護するのであればフェミニズムもその点においてはクソってだけです。ほとんどの人は、ミサンドリーでもミソジニーでもないし、どっちもNG。もっといえば、ミソジニーとかミサンドリーとかすら関係ない。単に発言の内容がおかしいから批判されてるのに、そういう「属性」に逃げ込むやつは卑怯です

そもそもミソジニーは女性も持つものであり、自分の中のミソジニーに気づかないと簡単に「男性のミソジニスト」に取り込まれる

女性による男性への暴力という問題を解決するためには、フェミニズムミサンドリーを明確に切り分けて区別しなければならないというわけだ。これは同様に、男性による女性への暴力 (家庭内暴力においては、こっちのケースの方がずっと多いだろう) という問題解決のためにも、マスキュリズムとミソジニー (女性に対する軽侮) を切り分けなければならない

http://tak-shonai.cocolog-nifty.com/crack/2015/05/hatel.html

女性側においてミソジニーは、女性の体に対する羞恥心、拒食症などの摂食障碍、性的機能不全、鬱病、女性であることに起因する劣後感や無価値感といった「女性であることが嫌だ」という感情の形をとって表れるとされる。

これ本当に気をつけたほうがいいと思う。こういった感情に苦しんでいる場合、克服してくれるのは、フェミニズムだけではないかもしれません。何よりもまず自分の状態と向き合うことが必要じゃないかなと。

一人一派」はいいが、とりあえずフェミニズムの輪郭やスタートラインくらいは確認してから進もう

ミソジニストが幅を利かせる社会であるために、フェミニズムまでその影響を受けていると思えてならない。守ってほしくなどない、おれに命令するな、おれの事はおれが決める。そんなフェミニズムを取り戻そう

ピルとの付き合い方さんがいうフェミニズムは「リベラル・フェミニズム」ですね。

ネットではラディカル・フェミニズムミサンドリーが目立ち、このリベラル・フェミニズムはあまり目立たない(他にトイアンナさんなどがリベラル・フェミニストを自称しています)ですが、一度みんなこのベースに立ち返ってほしいなとは私も思います。

もちろん、リベラル・フェミニズムは完全ではなく、いろんな限界があり、その批判からラディカル・フェミニズム等が派生しているというのはわかりますし、このあたりはちゃんと理解しないといけないですよね。私も最低限のことくらいは理解できるようになろうと勉強している最中です。

*1:はてなにはミサンドリストが多い。非公開のはてなブックマークで管理していますが、自分が把握しているだけで特に活動的な人が11名、予備軍として40名ほどいます。

*2:宇野ゆうかさんという人物は、いままではてなでいろんな相手を雑に攻撃してはストレス解消してきました。常に自分は先頭に立たず、炎上が発生したあとで解説を書いて理性派ぶるよな人です。良く言えばスカベンジャーのようなしたたかさがあり、悪く言えばピンポンダッシュの常習犯みたいな人でした。私ははてなフェミニズム界隈ではこの人がタチ悪いと思ってウォッチしてました。彼女は今まで自分が矢面に立たないように立ち回っていたし、そのため殴られた相手は自分に反撃することは少なく泣き寝入りしてくれていたのですが、それでいつもの調子でキズナアイ問題にもあとから参入してきましたのが失敗につながったようです。うっかり「公の感覚」などという単語を振りかざしたところ、ついに今まで避けていた先頭に立ってしまいました。宇野さんがいままでずっと強気でいられたのは、批判の矢面にたつのは別の人で、自分は側面から攻撃してるからでした。しかし自分が先頭に立つと話が変わります。いつもと違って今までであれば適当に雑な男叩きしていれば周りの人が褒めてくれていたのですが、今回は雑な発言すべてが槍玉にあげられました。自分の男叩きの発言がいかに雑であったかをさらされることになった。つまり、子供のように常習的に繰り返していたピンポンダッシュに失敗して捕まったわけです。こうなった以上、今回くらい一言謝ってからそっと逃げたほうが良かったでしょう。損切りは大事。しかし、宇野さんは今までどれだけ誤った発言をしても謝ったことがない。自分を批判するやつを悪者にして自分を守ろうとし、それに成功し続けてきた。その結果、今回も無理矢理相手を悪者にしようと頑張ってしまっています。徹底的なナンピンです。これは失敗でしたね。その結果、今までやってきたことがただのピンポンダッシュに過ぎなかったことが多くの人の目にさらされてしまった。実際の彼女のピンポンダッシュには男嫌いや男を蔑視する発言が山ほどあり、これからは彼女のtwitterはてブ検索すればそういう発言がいつでも一覧できます。なので、彼女自身はいままでと変わらずでしょうが周りの評価はガタ落ちです。ズイショさんも、彼女は今回で理性的な振る舞いをギブアップしたようだと評価しています。つまり、もうこのあと宇野さんが何を言っても以前のような説得力は持ちえません。宇野さんがミサンドリストであり、男性差別主義者であることはもう知れてしまった。そのポジションから発される言葉にとどまります。そして今後はミソジニストと同じように、ミサンドリストの人たちの発言からは正当性が失われていく。フェミニズムミサンドリストからは距離を取らなければならなくなっていく。こうならないようにするために、取り繕って自分の発言に正当性をもたせるために色々頑張って理屈を語ってきたはずなのにね。。。まあ十年よくこの芸風で続けられたなと思います。ご苦労さまでした。

*3:現在の「女性らしさ」そのものが家父長制のもたらしたものであり、それを嫌うというだけでミソジニーになるわけではないという意見は重要です。むしろそういうものはフィロジニーといい、ビッチとスラットみたいな分類にも繋がります。