この夜が明けるまであと百万の祈り

とあるマンガ好きの備忘録です。私が元気づけられた出来事や作品について少しでも共有できたら嬉しいです

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「マドンナはガラスケースの中」 年の差カップルものの中でもこれは傑作かも

これは良い年の差カップルものマンガ。

今まで「年の差カップルとして」意識して読んだ作品だとこんな感じかな。

「白馬の王子様」的な話としてフェミニズムの人から嫌われそうな話であり、逆にオタクとしてはエロゲー的文脈とも近いものがある年の差カップルものですが、特にそういうの意識する前からいろいろ読んでて、やっぱり好きな作品は多いです。

ベイビィ★LOVE」は15歳と12歳。
やさしいセカイのつくりかた」は20歳と16歳。
未満れんあい」・・・は何歳だったかな。
こどものじかん」は29歳と12歳。
りびんぐげーむ」は25歳と15歳。
「オムライス」は21歳と15歳。
うさぎドロップ」は40歳と16歳。
恋は雨上がりのように」は45歳と17歳。

他にも年の差カップルもの作品たくさんあると思いますが(私は読んでないですけど「甘々と稲妻」とか)、「これ忘れるな!」というのがあれば是非こちらから教えてください! 

本作品の主人公は32歳で、ヒロインは12歳。

本作の主人公は「爬虫類性愛(オフィディシズム)」で、爬虫類専門店のペットショップ店員。彼女なし歴=年齢。

そんな主人公のつとめるお店に、一見大学生と思しき女性「ゆり」がやってきたところから話が始まります。

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ゆりちゃんの描き方がとことん子供っぽいところから大人びた雰囲気まで幅広くて凄い

ゆりはマンガではよくある家庭の悩みを抱えており、逃げ場所を求めて主人公のいる店にやってくるのだけれど。

このゆりちゃん、なかなか小悪魔であり、自分の魅力を理解した上で主人公にちょっかいをかけて来るので、免疫のない主人公が死ぬほど苦悩してジタバタのたうち回ります。

2巻と短いけれど、ゆりちゃんがとにかくいろんな魅力を見せてくれるので、ロリコンじゃなくても見てて楽しいですし、ストーリーとしてはそれほど特筆すべき物は感じませんでしたが「爬虫類飼育」の世界がガチ過ぎて、そちら絡みの描写が、ユリちゃんの魅力と相まって読んでて不思議な感じになる作品でした。

マドンナはガラスケースの中(1) (リュエルコミックス)

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原則としては、子供の救いになるのは友達や家族

言うまでもありませんが、「恋は雨上がりのように」と同じように、主人公が自分の力だけでゆりちゃんを助けたり癒やしたりしてあげることは困難です。

あくまで主人公は一時的な逃げ場、雨宿りの場になるのが精一杯。ヘタレですし、もちろん手を出すこともありません。手を出したら「歌い手のバラッド」の世界になってしまうしね。

あくまでも、本当にゆりちゃんの救いになれるのは「同じ年の友達」や「家族」です。そういうところをきっちりふまえつつドタバタ劇をやっているので安心して読める作品でした。



まぁ緑のルーペ「こいのことば」やら「幸色のワンルーム」みたいなお話もありますが、それは別のジャンルの作品ですよね。。。