頭の上にミカンをのせる

「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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「神様がうそをつく。」でerg好きだった頃に思いを馳せる

今週土曜日のツイキャスでは「神様がうそをつく。」をベースにして適当に語りたいと思います。


最近ブログの方向性が明らかにおかしな方向に行ってたので、しばらくクールダウン中です。あくまで私はただのオタクなので、あんまり正しさみたいな話をやらないように気をつけねば……。とりあえずもうしばらくブログお休みさせてもらいたいと思いますが、一つだけ、この作品については忘れないうちに語っておきたいと思うので、今週土曜日はこの作品についてツイキャスしようかと思います。

これすごい好きだ。私が数年前に好きだったエロゲ作品を思い出す。 

「家族計画」とか「CARNIVAL」や「キラ☆キラ」とかが好きだった人には絶対お薦め。

親というか世の中から見捨てられた子供を取り巻く不条理。こういうものを「こんなことは許せない」と頭ごなしに否定するんじゃなく「あー世界ってそういうところあるよね」と言わんばかりに淡々と描く空気が良い。

状況小説的な作品ですね。

なんとなく瀬戸口作品っぽい。

ヒロインのリオは、明らかに歪んだ世界で、歪んだ生き方をしている。そして、それに弟を巻き込んでいる。

主人公は、これに対してなんとかしたいと思っても子どもだからリオの問題を格好よく解決してあげることはできない。ただ一緒にいることしか出来ない。

でも、本当はリオの闇、主人公が想像してるよりもっと深かった、というお話になっている。

「悪いことだってわかってても、それしかできない時って、どうしたらいいの!? どうしたらよかったんだよ!? 他にどうしたら……」

こういう作品って膨らませようと思ったらいくらでも膨らませられると思うんだけれどダラダラと描かずにぎゅっと1巻に凝縮してるのがすばらしいです。


この作品単体だと物足りないけどそれがいい。こういう作品が好きでたくさん触れてた頃を思い出してグッと来ました。